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感染症の世界的権威で歴代大統領に助言をしてきたアンソニー・ファウチ博士。コロナ危機ではトランプ大統領は正反対の見解を示すようになった。6月下旬から米国内の感染者数が急増し、1日当たりの新感染者数は3万人超、合計259万人が感染し、12万6140人が亡くなった(6月30日現在)。
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【性差別と向き合う子どもたち】
「女子はサッカーしちゃダメ」。ジェンダー差別と向き合うのは大人たちだけではない。世界の子どもたちが、学校やクラブ活動を通して経験したジェンダーに関する先入観や偏見、嫌な言葉や表現などを語ってくれた。
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【アメリカ:新型コロナワクチン治験始まる】
世界初、アメリカでCOVID-19のワクチン治験が始まった。
臨床試験に参加するのは自ら志願した45人の被験者たち。ワクチンの研究開発に携わった米研究者と被験者の一人をリポートする。
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【もしあなたが同性愛者だったら】
今日は世界人権デー。人権について改めて考えてみませんか?
今年アジアで初めて台湾が同性間の結婚を認めたが、世界では同性愛者だということに対して絞首刑が科される国も。
#世界人権デー
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人種差別、経済格差、社会的不平等、貧困などの問題に苦しむアメリカの黒人層。新型コロナの感染者と犠牲者のうち、アフリカ系アメリカ人たちの割合が白人層を上回るという。ニューヨークで抗議デモに参加する医療従事者たちにとって、一見異なる二つの問題は表裏一体にある。
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【ミツバチを救うビーキーパー】
ミツバチと恋に落ちたエリカ・トンプソンは、近隣の住宅にできた蜂の巣を自ら素手で除去する。彼女の目的は蜂蜜の採取ではなく、世界中で激減するハチを救うこと。
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【欧州議会 LGBTQの自由な地域宣言】
「あなたたちが攻撃を止めない限り、私たちは自由のために戦う」。「LGBT思想のない地域」を宣言したポーランド地方自治体に対して、欧州議会は欧州を「LGBTIQにとって自由な地域」とする象徴的な宣言を採択し、性的マイノリティの権利を守ることを誓った。
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【カマラ・ハリス副大統領演説】
「私がここまで来れたのは、母のおかげ」。カマラ・ハリスの母は。19歳でインドから渡米し、乳がんの研究者として活躍した。女性として、そして移民として社会に貢献した彼女を想い、ハリスはアメリカの全ての女性を讃えた。
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【ジョージ・フロイド:旧友たちの思い出】
大きな体と温和な性格で「ビッグ・フロイド」と呼ばれていたジョージ・フロイド。彼が少年時代を過ごしたテキサス州ヒューストンの旧友たちは、差別や警察による暴力に対して「暴力ではなく、頭を使うこと」がビッグ・フロイドの精神だと断言する。
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【あの人の人生:ジャシンダ・アーダーンNZ首相】
「私は1人目ではなく、3人目の女性首相です」。コロナ禍で100日間連続市中感染ゼロを達成したニュージーランド首相ジャシンダ・アーダーン。今年10月の総選挙にも圧勝し、首相を続投。国民の絶対的な信頼を得た若きリーダーの半生。
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ブラジル・アマゾン熱帯雨林で続く大規模な火災は、森林開発のために人為的に引き起こされている。RAN (Rainforest Action Network) のハイネケン氏によれば、日本のメガバンクはアマゾン開発企業に融資を行い、さらに地球温暖化を悪化させる化石燃料産業への融資引受も続けている。
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「見つかる票などありません」。トランプ大統領がジョージア州務長官に「票を見つける」よう要請した電話音声が1月3日に公開された。5日、同州投票管理責任者ガブリエル・スターリングは、トランプ陣営による陰謀論を否定。6日の上院決選投票への参加を国民に呼びかけた。
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【隔離される欧州:励まし合う住民たち】
新型肺炎の新たな感染の舞台となったヨーロッパ。 欧州各国で次々と外出禁止による住民隔離が行われる中、外に出れない住民たちが互いを励まし合う光景が見られた。
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「正確な予測はできないが、恐ろしいことになるだろう」。10万人から20万人の犠牲者を予想していたアンソニー・ファウチ博士。彼にとって、アメリカはウイルスの制御に完全に失敗した。現在、米国内の死亡者は12万人を超え、一日の新感染者が10万人を超える事態もあり得るという。
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【キャピトルで見つけた5つのシンボル】
「米連邦議事堂に突入したのは本当にアンティファなの?」。6日未明、米連邦議会が暴徒に襲撃占拠される異常事態が発生した。トランプ大統領の演説が行われたキャピトルヒルへ集まった支持者たちの多くに見られた「5つのシンボル」を解析した。
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【性差別に向き合う子どもたち】
サッカーは男の子。お人形遊びは女の子。社会で決められた男女のイメージに幼い子どもたちも影響されている。私たちの生活の至るところに見えるセクシズム(性差別)を、子どもはどう捉えているのだろうか?
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【緊急事態にこそベーシック・インカム(基礎所得保障)の導入を考える】
国や自治体などある一定の地域の住民に対して、一律最低限の収入を保障するベーシック・インカム(基礎所得保障)。日本では馴染みのない制度だが、コロナ危機が世界経済を揺さぶる今日、その有効性が再検討されている。
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「学校の友だちは、僕がハリー・ポッターを2巻までしか読んでいないことを知ってる」。11歳の時、映画「ハリー・ポッター」の主役に抜擢され、世界中の子どもたちを魅了し、大人たちをファンタジー溢れる魔法に酔わせたダニエル・ラドクリフ。LGBTQ+の権利を擁護する活動家としても知られる彼の半生。
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【あの人の人生:キャサリン・ジョンソン】
NASAの人間コンピューターと呼ばれ、月面に着陸したアポロ11号の軌道計算を行った女性数学者キャサリン・ジョンソン。彼女が残したのは数学者・エンジニアとしての業績だけでなく、黒人女性の社会進出が難しかった時代に彼女が見せた勇気と大胆さだった。
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「青白い光が窓の外に見えて、自分の体が空中に浮き上がっているような感覚でした」。サーロー節子さんは、数少なくなった広島原爆生存者の一人。2017年、彼女が所属するICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)はノーベル平和賞を受賞。現在カナダ在住。
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【中村哲さんが残した言葉】
長年パキスタンとアフガニスタンで医療支援に携わってきた中村哲さんが、銃撃により亡くなった。
紛争の絶えない地域で、彼が残した言葉とは。
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【「私は告発する」ある欧州議員の怒り】
「歴史は(欧州の指導者たちを)人道に対する罪の共犯者として裁くだろう」。ラファエル・グリュックスマン欧州議員は、中国によるウイグル民族弾圧に無関心な世界の指導者たちに向けて、強烈なメッセージを送った。
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「大麻を使用したことはありますか?」「はい。大分昔の事ですが」と、ジャシンダ・アーダーン首相は答えた。ニュージーランドでは、大麻合法化の是非を問う国民投票が今月17日に行われる予定。前日のトランプ対バイデンとは違い、二人の女性による討論会はより建設的な議論に終始した。
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2018年秋、大学生のマリーは、パリのカフェテラスで見知らぬ男に顔面を殴られた。その様子を撮影した監視カメラの映像をSNS上に投稿すると、瞬く間に加害者が特定され逮捕に至った。しかしその後マリーは、サイバーハラスメントの被害者としてさらなる精神的苦痛を被ることに。
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【東京五輪組織委 森喜朗会長 女性蔑視発言に抗議の声】
「なぜ女性がわきまえなければならないのか」。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言に抗議する有志たちが、ネット上で森会長の処遇検討を求める署名活動を始め、24時間で8万筆以上の署名が集まった。