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【ロンドン 帰宅中女性殺害事件】
「彼女は歩いて帰宅していただけ」。帰宅途中のサラ・エバラード氏が誘拐殺害された事件で、ロンドン警視庁の男性警察官が容疑者として逮捕された。加害者の殆どは男性にも関わらず、女性が注意しろと言われるのはおかしいと英国女性たちが声をあげた。
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【手話ラップ:Deafinitely Dope】
生まれつき重度の難聴を持つマシューは、大学時代に初めて手話を習った。
大好きなラップ音楽を手話に込め、同じ境遇に苦しむ若者たちに希望のメッセージを送る。
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「工夫するだけでなんでもできるようになる」。現在26歳のシャルレーヌは7年前、医療過誤によって腹部に人工肛門を造設することを余儀なくされた。1日15時間点滴で栄養分と水分を摂取する過酷な生活にもめげず、SNS上では「カンガルー・ガール」を名乗り、前向きに生きる自身の姿を発信している。
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「生理用品は贅沢品でなく生活必需品で、なくては生活できない」と、スコットランド議会に生理用品無料化法案を提出したアイリーン・キャンベル議員は語る。イギリスでは女性の10人に1人が、経済的理由から生理用品を購入できない。生理の貧困は、貧困の症状の一つに過ぎない。
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【世界初ノンバイナリーの市長 ウェールズ】
世界初のジェンダー・ノンバイナリーを公表する市長が、ウェールズ・バンガーに誕生した。23歳でウェールズ史上最年少の市長になったオーウェン・ハーカムは、地域に仕えるのにジェンダーは関係ないと証明したいと言う。
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亀裂から燃料が流出、船体が真っ二つに割れる危険性も。モーリシャス諸島沖に座礁した商船三井が運航する大型貨物船わかしおには、事故当時約4000トンの燃料が積まれていた。エメラルドグリーンの海を守るために、島民たちは漏れた重油の回収を始めている。
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「振袖が着れず、成人式を諦めた」。女性の体型に合うメンズスーツを作るkeuzesの田中史緒里さん。自身の性自認と、性別で決められる服装のギャップに苦しんできた。本人の経験から、同じ悩みを抱える人々を直接訪問し、性別ではなく、個人に合ったスーツをオーダーメイドで作っている。
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【外出禁止・都市封鎖の影響:世界の都市で減少する大気汚染】
世界各地で大気汚染が大幅に減少している。世界の大都市で行われている住民隔離と都市封鎖。経済活動の停止による影響が懸念される反面、NY、パリ、ソウルなどの都市では大気の質が向上している。
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【様々な顔を持つ僧侶】
僧侶でありながらメイクアップアーティスト。
全く異なる世界に飛び込んだ西村宏堂。彼が歩んできた道のりとは。
#BrutJapan #メイクアップアーティスト
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「アルツハイマーや認知症の患者も、最期まで生きているのだと覚えて欲しい」。アルツハイマー病を抱える元バレリーナに名曲「白鳥の湖」を聞かせると、彼女は50年前の舞台を思い出したかのように、手をしなやかに動かし始めた。音楽は、私たちの情緒や行動に影響を与え、眠った記憶を蘇らせる。
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【ジェンダー差別と子供服 ある父親の苦悩】
「なぜフリルが付いた服しかないのか」。幼い娘を持つマイケル・ヴォーン氏は、女子用の子供服に性差別的な考え方が反映されていることに気づいた。ヴォーン氏は、子供たちが幼いうちから、ジェンダー差別の刷り込みがなされていると指摘する
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【みんなと違うハロウィン🎃】
渋谷に集まったヒーローたち。でもその理由はパーティではなかった🧹
#ハロウィン
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【40歳差のゲイ男性2人による対談】
「あなたが過去に戦ってくれたから、今の僕には権利がある」。66歳のフランシスと23歳のクレマンは、フランスで異なる時代に同性愛者として育った。2人の対談は、LGBTQ+を取り巻く社会の進歩と停滞を明らかにした。
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投票権、郵便投票、不在者投票、不正、投票妨害…。投票前から様々な用語が飛び交う米大統領選挙。二人の大統領の間には、民主的な選挙について根本的な考え方の違いがある。
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【スティーブ・ジョブズが遺したスピーチ】
「ハングリーであれ、愚か者であれ」。スティーブ・ジョブズは、米スタンフォード大学卒業式で、今日誰もが知る名言を卒業生たちに伝えた。生前、ガンとの闘病生活を強いられ、死を覚悟した彼が心に誓った教訓を語った。
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「好きなものを着れば良い」。大学時代からスカートとハイヒールを履くのが大好きだったマーク・ブライアンは、ジェンダーや性的指向によって服装を区別する必要はないと信じる。ハイヒールを履いて颯爽と街を歩く彼に、女性たちはとても良い反応を見せてくれるという。
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【TikTok 女性たちが逃れた危機的瞬間】
「知らない男たちに尾行された」、「飲み物から目を離さない」など、女性たちが身を守るために取った行動をTikTok上で共有。全ての男性が危険ではないと分かっていても、問題は誰が危険なのか分からないこと。
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【ジョー・バイデン第46代米大統領就任演説ダイジェスト】
「敵としてでなく隣人としてお互いを見つめ合う。自尊心と尊敬を持って互いに接するのです」と、ジョー・バイデン新大統領は米国民の結束に全霊をかけると誓った。
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「香港人としてこの民主化運動に参加して良かったと思う」。「香港のジャンヌ・ダルク」、「民主の女神」と呼ばれた香港民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏が、国家安全維持法違反の疑いで香港警察に逮捕された。若き民主活動家の軌跡をBrut.が描いた。(2019年9月配信)
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炎に包まれるオレンジ色の空と真夏の雪。カリフォルニア州で燃え続ける森林火災は西海岸の空をオレンジ色に染め、内陸のワイオミング州では季節外れの雪が降った。コロラド州では40度以上の気温差が観測された。地球温暖化と異常気象により、これから人間の理解を超えた光景が日常化するかもしれない。
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【メアリー・L・トランプ独占インタビュー】
告発本『世界で最も危険な男』を執筆したメアリー・L・トランプ。トランプ大統領の姪で臨床心理学者の彼女は、祖父フレッドの教育が、ドナルド・トランプを「病的な精神状態」にしたとして、トランプ一家を批判している。
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プロダイバーとして海に潜り続けた武本匡弘さんと妻の洋子さんがオープンしたエコストアpapalagi(パパラギ)。包装から販売方法に至るまでプラスチックの利用を最少限に抑え、食材やシャンプー・洗剤などのバラ売りを行う日本ではとても珍しいお店。
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【仏リヨン 植物保護所SPV】
「植物は人間を必要としない。植物が必要なのは人間」。花屋に並んだ植物は一定期間売れ残ると、花が枯れる前に捨てられてしまう。仏リヨンに住む元造園家のニコラは、花屋や市民に捨てられる運命にあった花を回収して、第二の人生を与えている。
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「色が薄い」「大きすぎる」などの理由で農協の規格から漏れ、廃棄される農作物。中川史明さんと新美景司さんは、規格外の農作物販売サイトFARMERS’を考案。廃棄農作物の削減は農家の利益になるだけでなく、青果をより安価で人々に届けることができると二人は信じている。
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COVID-19を「中国ウイルス」と呼んだトランプ米大統領。中国系市民だけでなく、アジア人コミュニティ全体がこの言葉に傷いた。アジア系住民を狙った暴力事件も発生したアメリカで、ウイルス感染患者たちのために全力を尽くす中国系アメリカ人医師の悲痛な叫び。