1001
レッツゴードンキは、これが岩田って乗り方。迷わずインを突いて②着を死守したあたりに、リズムの良さを感じた。先のことを考えつつ、勝負にも出たいい内容だった。レッドファルクスは香港以来でも仕上がってて、馬体は完成の域に達してた。惜しむらくは枠順。外目を自分のリズムで走らせたい馬やね。
1002
シュヴァルグラン。妹のドバイ適性で、陣営が確信を持って仕上げとる。レースプランも完璧で、やりきった2着やったと思う。スワーヴリチャードはまだ絶好調ではなかった。ただ、馬を目覚めさせるアプローチをできるあたりがモレイラ。レイデオロのテンションだと、海外の少頭数で我慢比べは厳しいな。
1003
ダイヤモンドSはミライヘノツバサがバテ合いを制した。最後に併せられてからもうひと伸びしとるで、スタミナを秘めてたね。7歳で重賞勝てたんやからナイストライ。メイショウテンゲンはスタミナ自慢の母系が出とる。かみ合った時の脚は強烈やで、また大駆けがありそう。この舞台ならではの荒れ方やね。
1004
本人が喜ぶで放置しようと思ったけど、あまりにも質問が多いから。このタイミングで本命に推すあたりはさすがやね。薄々そんな気はしとったんやて。大きなレースの時は、月曜に発表してほしいよな。ファンのために。 twitter.com/mamorussk/stat…
1005
レッドガラン。安田隆厩舎のロードカナロアでピンク帽。今にして思えば景気付けの勝利やった。横山家に岩田家も負けとらんね。トップハンデながら3角で脚を使って、長い直線の勝負所でもうひと踏ん張り。かなり強い競馬しとるよ。カイザーバローズは気持ちも体も本格化の兆し。順調なら重賞勝てる馬。
1006
オールパルフェ。展開的に上手くいっとる逃げやけど見栄えした。同型いる時がどうかも距離こなしそうやし、若い時のタイトルホルダーとかアスクビクターモアに少しイメージが被る。ダノンタッチダウンは大一番を見据えた負け方。ダノンザキッドより乗りやすそうやし、路線をどうするかもG1を狙える器。
1007
スルーセブンシーズ。中山のキレ味勝負がベストやで、ハンデ54キロといい全てかみ合った。その真逆といえるんがアートハウス。ペース的に行きたがるところがあって、直線で進路を切り替えるロスで斤量も堪えた印象。ウインピクシスは行き切るまでに脚を使った分。クリノプレミアムはデキが目立ってた。
1008
デンコウアンジュは毎年、福島牝馬Sのパフォーマンスがいいんだよね。6歳春にアルテミスS以来の勝利って凄いこと。メンバーは抜きにして、称賛できるレベルの奮闘でしょ。
1009
マルターズディオサは引き出しが多い馬やね。今日の勝ち方しとけば本番でも大崩れはない。クラヴァシュドールは上位勢でも一番仕上げてた。マイナス体重で勝ちに行っちゃったし、上積みという点では気になるところある。スマイルカナは前半思えば踏ん張った。次は逃げの手もあるし、まだ分かんないよ。
1010
ラキシス。これ以上ない競馬をしたヌーヴォレコルトを目標に、最高の立ち回りやった。昨年より気性から中距離向きになっとって、厩舎も狙い済ましたレースを獲りきった感じ。ディアデラマドレも枠の差で負けただけ。内を捌けとったら、勝っとったかもわからんね。キャトルフィーユもよう頑張っとる。
1011
阪神は時計が速すきるな。今週はシャフリヤールが共同通信杯のレベルを裏付けた。有力馬の中でも一番道中の運びが良かった。グレートマジシャンは輸送の影響あったんじゃないかな。より細く見えたし、その影響か折り合い欠いてた。これもかなり走る。プログノーシスもキャリア思えば先々が楽しみやね。
1012
ブトンドール。初戦然り、いかにも力が要る洋芝巧者。追ってしぶといタイプだけに、もう1F延長くらいは対応できそう。ビーグアーサー産駒でもしっかりノーザンF生産なんやね。トレンド(ハーツクライでユタカちゃん)のクリダームは勝ちパターンやったけどな。気性面の成長が出世と狙っていく路線の鍵。
1013
サングレーザー。折り合いに専念しての展開待ちやったけど、かみ合うとキレるね。落ち着きもあったし、距離の懸念は払拭された。モズアスコットは勝ちに動いての②着。こっちも距離は大丈夫そうやし、地力は優に重賞級。エアスピネルは上手く乗ってるんやけどな。次は横綱も出てくるで、見通しは劣勢。
1014
キンカメのワンツースリーや。サクラアンプルールの前走は道悪で大外枠。今日は真逆のコンディションやったからね。人気2頭を目標に上手くエスコートしたはいえ、直線の脚色がまるで違った。池添もルメールも下手に乗ってないし、今後も重賞で活躍していく馬やね。人気ほどの力差がなかったって結果。
1015
チューリップ賞はなかなかのレベルやった。2頭は展開次第で桜花賞も可能性あるな。メジャーエンブレムで確勝かというと、そうでもない気がしてきた。シンハライトは柔らかくて、いかにも走るディープ。ジュエラーはゲートが上達したし、今回も負けて強し。ラベンダーヴァレイは藤原英流の仕上げやね。
1016
ビアンフェ。ここのメンバーに入ると格とモチベーションが違ったね。デビューからずっと馬体重が増え続けとって、函館2歳Sを勝っとる馬にして成長力がある。歩む路線を結果で築いとる印象。ノースヒルズがダービーへの景気付けと言わんばかり。そして、ワンツーのキズナ産駒も色んなタイプ出しとる。
1017
サブノジュニア。先の森やないけど、矢野も難しい馬場を読めとる。行きたい馬が多い中で絶妙に脚をタメた。マテラスカイは軽い馬場がいいね。ブルドッグボスはスタートが悔やまれる。今日の馬場であの脚やもん。モズスーパーフレアはダート適性もあるわ。芝スタートの中山ダ1200mなんてビンゴでしょ。
1018
小倉2歳Sはミッキーアイルのワンツーでもタイプが違う2頭。ナムラクレアは最終週の馬場がマッチして乗りやすそうなタイプ。浜中もこのレースの傾向を熟知しとる。スリーパーダはまだ馬が若くて、折り合いを教えながら乗ってた。あの進路で②着はセンスの証明で、今後の伸びしろという意味ではこっち。
1019
ユーキャンスマイル。2000mは忙しい馬やけど、左回りの走りの良さと、立ち回りでカバーした。JCあたりがビンゴの条件かも。ジナンボーも血統の良さが出てきた。3キロ差を思えば競り勝ちたかったけど、3着以下には完勝で、相手が悪かっただけ。レイエンダは正攻法で完敗。前走が最高に恵まれたからね。
1020
アルジャンナ(阪神5R)はどんな勝ち方するんやろか。このレースは単なる5頭立てと思わんほうがいい。
1021
インカンテーションはいかにも前走が長くて、条件ベストのここ目標の仕上げ。乗り方ひとつで何とかなった可能性もあるけど、褒めていい③着。テイエムジンソクは前を追いかけすぎたけど、今までそういう競馬しかしてないからね。初コース、芝スタートと課題も多くて、負けるべくして負けたって感想。
1022
カデナ。勝つ時はこんなものってくらいにかみ合った。いかにもディープって瞬発力で、スローの団子で脚がようタマっとる。田辺の仕掛けに併せて動けたのも良かった。そこから突き抜けたのは能力やね。自分で体をつくるタイプなのか、想像以上に仕上がってた。ただ、ゆくゆく距離はシビアかもしれない。
1023
ヒシイグアス。勢いとデキの良さやね。勝負根性があるし、一線級に入っても相手なりにまとめてこれる。ケイデンスコールも完全復調した。康誠らしい進路取りで、②着って結果以外は満点の騎乗。勿体なかったのはトーセンスーリヤ。久々やったで、勝ちに動いたのがラスト響いた。仕掛けひとつやったな。
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あの馬の場合は絶対そう思っとるよ。ついでに、疲れんで楽やったなんて覚えとると、さらにアテにならなくなる。ペルーサなんかもそんな感じあったもんな。 twitter.com/ogawa_juri/sta…
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メイショウテッコンは想像以上に絡まれたけど、あの先行力は武器やね。カリカリした逃げやないし、すんなりの展開なら菊花賞でも分からない。エポカドーロはあれだけ躓いたら今日のところは仕方ない。ただ、本番に向けて戦法が増えたことはたしか。距離は保つことが分かったし、やっぱり力はあるよ。