626
クロノジェネシス。馬体も精神面も成長しとった。あの位置で折り合って、仕掛けての反応も抜群。ステイフーリッシュも馬場のいい所を選んで上手く乗ったけど、G1馬に完璧な競馬をされたらね。カレンブーケドールも堅実。今日はスタート五分でも恐らく②着。そう思えばいい経験になるアプローチやった。
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プロミストウォリア。本番で急かす逃げになると分からんが、スタミナあってこの舞台がマッチしてた。追ってまた伸びとるしね。6歳でもキャリア浅い分で馬が若々しい。ハギノアレグリアスはカラ馬に邪魔されたけど、勝つまではどうやったかな。この馬とハヤブサナンデクンは今がピークって感じがする。
628
グラティアス。ルメールが直線ミルコが内を空けたタイミングを見逃さなかった。タイムトゥヘヴンの手応えを思えば着差ほど差はなかったし、結果として展開にも恵まれた印象。ただ、今後のローテを楽にするという意味では大きな2勝目やった。テンバガーは使って上向いてきそう。相手なりで見所あった。
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ユウガも岩田も上手く乗ったなぁ。ワグネリアンの動きに先行してたサングレーザーは惑わされんで、ブラストワンピースはあれによって内に進路が開けた。タフな流れをジワジワ脚を伸ばしつつ馬群を割って、まあ見事な騎乗。フィエールマンはゲートで寄られたし、長距離からのローテやで忙しくなった。
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ダノンスマッシュは一発目から走る馬やね。2キロ差あって文句なしに強かったけど、タワーオブロンドンは叩いて良くなる真逆のタイプ。勝負付けはまだ済んでないでしょ。いつも一生懸命に走るナックビーナスは凄い。4年連続②着なんて狙ってできない。高松宮記念で用事あるのは、やっぱりこの3頭かな。
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ラーグルフ。絶好調のケイタが上手く立ち回った。馬体には余裕あるように映ったけど、明け4歳の地力と乗れとるジョッキーの勢いやね。クリノプレミアムは内枠で脚がタマった一方で捌くのに手間取った分のハナ差。ただ、中山だと走りが違う。フェーングロッテンは1角入るまでに脚使ったのが悔やまれる。
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小回りかつ例年と傾向も違ってるところあったで、今年のJBCは騎手の腕と読みがモノを言った。とりわけミューチャリーはデキの良さといい、金沢だからこそ手にできた戴冠。テーオーケインズはあのスタート後に動かしたのが勿体なかった。オメガパフューム、チュウワウィザードも本利発揮は次走やね。
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フィエールマン。キャリア4戦目、このローテで勝つ馬も凄いけど、ここでルメールを乗せてくる陣営が力をよう把握しとるわ。ディープ産駒にお誂えの瞬発力勝負になって、直線は内でギリギリまで追い出しを我慢。全てがかみ合っての勝利なんやけど、またルメール、ノーザンFってところに時代を感じる。
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ダノンスマッシュは今まで前哨戦ホースで、高松宮記念は勝つためのぶっつけローテ。2戦目の今回がいつもG1で負けてきた順番にあたるだけで、そういうタイプなんだと思うよ。もちろん実力負けやないし、どこを狙って仕上げるかやね。
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アルクトス。このコースで不良馬場なら譲れないよね。馬っぷりも抜けてて、大外枠から横綱相撲。今年も南部杯をピークに考えてたんじゃないかな。ヒロシゲゴールドがデキの良さで粘ったのに対し、ソリストサンダーは復調途上。インティは昨日のキセキと通ずる印象。歓迎やない枠から上手くは乗ってた。
636
サラキア。以前は道悪だと動けなかったけど、勝ちに動いた実績馬をよそに長くいい脚を使っとる。弟の成長力にも期待したくなる勝ち方。デキもいいんやろね。ラヴズオンリーユー、ダノンファンタジーは馬場とペースに敗因を求めたいけど、トロワゼトワルの粘りを思えば物足りない。伸び悩んどる印象。
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サリオスが前を潰したこともあったけど、グレンレイ、タガノビューティーの末脚は目を引いた。とりわけ初芝だったタガノには驚いた。ダートで2戦2勝やし、ちょっとしたもんかもしれないよ。ビアンフェもまだ余裕ある馬体でいいスピードを見せとる。タイセイビジョン同様、スプリント路線で楽しみやね。
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ファインルージュ。テンハッピーローズのほうがよっぽどいいレースしとるんやけど、乗り方云々より馬が強かった。1200mデビューが不思議になるほど追ってから伸びとるし、馬場とペースがかみ合ったとはいえ距離は問題ない。ちょっとしたもんやね。ホウオウイクセルも先々が楽しみになる走りしとる。
639
ステイヤーズSはあれだけ入れ替わり立ち替わり激しい中で、結局はビュイックとマーフィーの外国人ワンツー。モンドインテロもアルバートも狙ってきたレースだとは思うけど、やっぱりジョッキーの腕もあるな。オジュウチョウサンは流れに惑わされんと最高の立ち回り。現状におけるベストは尽くしとる。
640
2歳重賞から皆勤のナイママを基準にすると、京都新聞杯は物足りんかった。実績上位馬が強行軍で疲弊してたんやないかな。レッドジェニアル、ロジャーバロースはフレッシュなローテが奏功した印象。しかし、雹と雷雨で東京競馬中止って、そんなことあるんや。狐につままれた気分で令和最初のつぶやき。
641
ブルドッグボス。御神本が冷静やった。あの流れで道中シメシメと思ってたはず。小久保厩舎もさすがの仕上げ。コパノキッキングはかなり強い。菜七子はユタカちゃんに翻弄されて、ツータイミング早い仕掛け。勝てるレース落としたけど、これも経験。ミスターメロディは久々のダートでリズム悪かった。
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始まったね。今年もよろしくお願いします。それにしてもウインブライトは中山走る。読み難い展開、58キロもあったで、他馬の仕掛けに惑わされず自分の競馬に徹した結果。勝つ時はこんなもんやね。ステイフーリッシュは強引やったけど色んな競馬できるのが強み。タニノフランケルはようなってて驚いた。
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テリトーリアル。馬が先生の引退を知っとるかのように、いつになくしぶとかった。4角回って内に入りたくなるところを、馬場選んで持ち味を活かしたのもあるけどね。エビちゃんも一瞬やったかと思ったけど、進路が明暗を分けた。ボッケリーニは堅実やね。ここから力つけてく血統で、目が離せない段階。
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牝馬はデアリングタクトが横綱って勝ち方をしてくれた。今週も楽しみやね。 sportiva.shueisha.co.jp/clm/keiba/keib…
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ルヴァンスレーヴ。ゲートを決めて、先週アーモンドアイばりのポジション。一番強い馬が一番スムーズな競馬しとるもん。レース振りも進化しとるし、まだまだ強くなるよ。ウェスタールンドは慌てず騒がず、最後方から直線まで内ピッタリ。最後に馬群をすり抜けて、いい意味で調教のようなレースをした。
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オメガパフューム。最後まで3歳馬、ミルコや。パドックでは見栄えせんかったけど、上手く乗ったゴールドドリームとケイティブレイブをねじ伏せとるからね。あの体で力の要る馬場をこなしよるで、来年はもっと強くなる。そして、改めてルヴァンスレーヴの強さが浮き彫りになった。時代の変わり目やな。
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ケイデンスコール。前2走は上手く乗った感もあったけど、今日は正攻法で直線入って手応えが違ったからね。毛ヅヤも良かったし、ここピークの仕上げだったんじゃないかな。アルジャンナはジョッキーが思っとるよりも伸びたって内容。もうひとつ復調するはず。エアロロノアは一気に相手強化した分やね。
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オールパルフェ。展開的に上手くいっとる逃げやけど見栄えした。同型いる時がどうかも距離こなしそうやし、若い時のタイトルホルダーとかアスクビクターモアに少しイメージが被る。ダノンタッチダウンは大一番を見据えた負け方。ダノンザキッドより乗りやすそうやし、路線をどうするかもG1を狙える器。
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バスラットレオン。完全に行く気やったし、2〜4番手が折り合いに専念してこの馬のペースになった。前走然り、気持ち良く逃げさせると強いね。使いつつ上向いとるのも間違いないけど、2走前まで戦ってきたメンバーが違うからね。本番でどんなもんやろか。タイムトゥヘヴンは少しずつ力をつけとる段階。
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メイショウテッコンはこれぞユタカちゃんって逃げ。ミルコの動きも後続にはトドメになった。エタリオウは折り合いに苦戦したけど、動き出したら反応するまで一瞬。あれでガスも抜けたやろし、天皇賞春は出たなりでソロッと乗って、あの脚をどこで爆発させるかやろ。こういうタイプおるなっていう2着。