雑穀は健康に良い。分かっちゃいるけど何を食べればいいの?実は穀物にも「体を温める/冷やす作用」や不調を緩和させる効果があるんです。 体に熱がこもり便秘やむくみが起きやすい今の時期は、涼性のアワやハトムギを少し混ぜるのもオススメ。毎日の主食だから体質に合った物を選びたいですね。
春の不調には「緑」。東洋医学では季節ごとに弱りやすい内臓が決まっています。それを防ぐ食材を教えてくれるのが薬膳。迷信じゃないよ。数千年間受け継がれてきた生活の知恵です。 春は寒暖差で肝の働きが乱れ、情緒不安定などの不調が起こりがち。肝の機能を整える緑の食材で春の不調予防を。
花粉症で目が痒い時は「菊花茶」。花茶はジャスミン茶だけじゃない。古来から飲まれてる“中国三大花茶”のジャスミン茶・菊花茶・キンモクセイ茶にはそれぞれ薬効があります。ネットで買えるから試してみて。 イライラに、ジャスミン茶 目の痒みや眼精疲労に、菊花茶 冷え性や生理痛に、キンモクセイ茶
認知症予防にクルミ。薬膳には『似類補類』といって、“ある食材が体の似てる部位に効く”という法則があります。 例えばニンジンは目に似てるから目に良い。クルミは脳に似てるから頭に良い。一見非科学的だけど、何千年も言われてきた事だから意外と当てはまってて面白い。食材選びの参考にしてみて。
春の不調予防は肝臓を守ってください。東洋医学では春は「肝」が弱る季節。肝が弱るとイライラ・頭痛・めまい・月経不順などの不調に。では具体的にどうするか?古来から「肝の養生三原則」という肝の調子を整える方法が伝わっています。春らしい陽気になってきた今、食事に少しずつ取り入れて。
「なぜ薬膳にはクコの実が入っているのか?」 クコの実は『陰陽平補の要薬』。漢方が最も重視する「体の陰陽バランス」を整え、他の食材の薬効を最大限引き出してくれる。だから薬膳には欠かせないんです。 老眼→クコ+たまご 不眠症→クコ+龍眼 眼精疲労→クコ+菊花 胃腸虚弱→クコ+山芋
昔、お茶は薬だった。数千年も前から健康維持のために飲まれてきたお茶。即効性はないけどマイルドに作用して日常的な不調を改善する。発酵度合いや加工方法で薬効が違うから、体質に合ったお茶を選ぶのがポイント。 冷え性に、紅茶 イライラに、緑茶 むくみに、ウーロン茶 たまにはお茶飲も。
毎日食べるなら「白肉」。白肉とは鳥や魚の肉のこと。低脂肪高蛋白で栄養豊富。一方赤肉(赤身肉)は滋養強壮効果は高いけど食べ過ぎは禁物。昔からこんな言葉があります。『四本脚(赤肉)より二本脚(鳥肉)、二本脚より一本足(野菜)、一本脚より脚なし(魚)』 ここぞの時は赤肉、普段は白肉多めで。
春の養生は『五多五少』。中国に昔から伝わる春の養生原則です。春は寒暖差で胃腸や肝臓の不調が出やすい季節。だから胃や肝を養う穀物や葉物野菜を多く摂ろう。また、気温の上昇で熱がこもり易いので水や牛乳で適度に潤い補給。五臓を養う彩り食材も忘れずに。何千年も受け継がれてきた健康法です。
花茶って意外とスゴい。花は本来、植物が子孫を残そうと鮮やかな色や香りで昆虫を誘因するためのもの。そしてその色や香りは豊富なビタミンや抗酸化物質で作られる。そんな花の栄養素を手軽に摂れちゃうのが花茶です。 香りで癒され、美容や健康にも良い花茶。体と心をととのえてくれる飲み物です。
「六大中国茶」が面白い。お茶は発酵度や加工方法で色や味が変わるんです。でもそれだけじゃない、なんと薬効も変わります。発酵度が低いと体を冷やし、高いと温める。その他にも様々な効果があるから、体調や生活シーンで飲み分けるのもオススメ。 頭痛に、緑茶 冷え性に、紅茶 脂料理に、烏龍茶
「六大中国茶」にはそれぞれに合うお茶菓子があります。お茶菓子の始まりは1800年前の中国。元々はカフェインの副作用を防ぐため、その後お茶の味や効能に合わせて色々なお茶菓子が作られた。緑茶に合う日本の和菓子にあんこが多いのも、烏龍茶好きな中国人がナッツをよく食べるのも理由があるんです。
人生いろいろ、便秘もいろいろ。 便秘には❶潤い不足で便が硬くなる、❷疲労で排便する力がない、❸ストレスで腸の動きが悪い、などのタイプがある。便秘薬もいいけど続けるとクセになるよ。腸に潤いと元気を与え、ストレスを緩和してくれる食材は「天然の便秘薬」。日々の食事で根本から改善しよう。
「薬膳」って実はカンタン。薬膳というと何やら難しい理論で珍しい生薬を組み合わせた食事だと思ってません?でもね、本来の薬膳とは、体質に合った物を食べる事。普通の食材でいいんです。 でもその体質が分からない?大丈夫。私のツイート見てれば分かるようになりますよ。
咳に効く食材はこれ。寒暖差が大きく空気が乾燥して花粉も飛んでるこの時期、鼻水だけじゃなくノドの不調も多いです。漢方では「咳と皮膚病は胃腸を元気にしないと治らない」と言います。咳は一度出るとなかなか治りにくいのが困りもの。薬と合わせて食事でノドと胃腸をケアする事が咳を治す近道です。
今日は新月。実は人体って月の影響を結構受けてるんですよ。東洋医学では昔から『新月の時は気血が減り様々な不調が出る』と言われます。ホルモンバランスが崩れて集中力の低下や不眠・ダルさ等が出やすいから、気血を補う食材を食べて早めに休むのが吉。最近夜更かしのあなた、今日は早寝で。
薬膳の基本はこれ。東洋医学では全ての食材に薬効があると考える。特に大事なのが「体を冷やすか?温めるか?」 例えば冷えがひどい時は鹿肉、暑さでバテる時には馬肉が良い。これを間違えるとダメ。鹿と馬を逆にするからバカという言葉ができた。このツイート見たあなたは、賢く食材選びましょうね。
調子悪いのはやっぱり爆弾低気圧のせい。今日は全国的に気圧が爆下がり。どのくらい下がるか、登山で言うと200mくらいの落差。登山経験者なら分かると思うけど高低差200mって結構なモンですよ。頭痛・眠気・ダルさ等出やすいから、低気圧不調に良い食材も意識して食べてみて。
蒸し暑い時は冷たい物より「体を冷やす物を」→え、どういうこと? 冷たい物で胃腸が冷えて代謝が悪化、熱や水分がさらに溜まりもっと飲みたくなる悪循環に。でも薬膳には温めて飲んでも熱を冷ましてくれる食材がある。代謝を下げず、むくみもダルさも出ない。オススメ6選はコチラ↓、ぜひお試しを。
これ知ってるだけで食材選びが10倍楽しくなります。薬膳には「特定の内臓に効く食材」があるんです。どんな栄養素が入ってるかを重視する現代栄養学とはまた違った視点で面白いでしょ。どこに効くかイメージしながら食材選ぶことが不調予防の一歩です。 咳→肺の食材 不眠→心の食材 疲れ目→肝の食材
これ知ってればお寿司が10倍おいしくなります。世界有数の魚好き民族として知っておきたい魚の健康効果。寿司は蛋白質・脂質・糖質のバランスが良く、世界も認める健康食。薬膳的にも魚の健康効果は数知れず。特に日本人になじみ深くてなぜか日曜夕方に食べたくなる魚介類の薬効は押さえておきたい。
その疲れ、「疲労」じゃなくて「疲労感」なのかも。東洋医学の体質診断は”気血水”が足りないのか、それとも滞ってるのかがポイント。疲労は「気が足りない」と判断するけど、実は現代人は気の不足ではなく「気の滞り」の場合が多い。休んでも疲れが取れない時は気を巡らせる食材を摂るのがオススメ。
慢性的な頭痛、ツラいですよね。現代医学では原因不明なことが多いけど、実は東洋医学は得意分野。頭痛をいくつかのタイプに分け、漢方薬や日々の食事で治します。 主なものは、 ・ストレス頭痛、片頭痛 ・疲れにより悪化する頭痛 ・雨の日に悪化する頭痛 頭痛持ちの人はぜひ薬膳も取り入れてみて。
季節毎のオススメ食材はこれ。古来から伝わる「季節特有の不調を予防する養生食材」。数千年の歴史がある東洋医学の知恵が詰まってる。毎日の献立作りの参考にどうぞ。 【春】気や血を巡らせる芽 【夏】水分と苦味で熱を冷ます瓜類 【秋】潤いを与える果物やナッツ(堅果) 【冬】体を温め気を補う根菜
朝起きたら一杯の白湯を飲んでください。なぜなら東洋医学では内臓が活性化する時間帯が決まっているから。早朝は大腸の時間、一杯の白湯で働きを促進。胃の時間は朝食をしっかり摂り仕事や勉強を。午後は昼寝と軽い運動。21時には入浴し23時までに床に就く。これが東洋医学的には望ましい生活です。