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朝一で山本忠通・内藤正典両氏のタリバン本書評800字。中日新聞の連載1350字は「選挙について」。僕は依頼されれば誰の推薦人にもなりますが、基準は「権力者が僕の本を発禁にしたり、僕を投獄しようとした時に反対してくれそうな人」です。僕は政治的意見の完全な一致なんか求めません。
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MBSもラジオは西さんが歯に衣着せぬ選挙報道してますよ。テレビを消して、ラジオを聴きましょう。 twitter.com/mas__yamazaki/…
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資本主義は「労働者の替えはいくらでもいる」という前提の上に築かれています。だから労働者がどれほど短命でも不健康でも気にしないのです。たしかに19世紀英国の労働者たちは短命で不健康でしたが子どもを作り続けました。
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小田嶋さんの孤立は比喩的に言えば「夏休みが終わって高校生たちがスマートに受験モードに切り替えた時に、1人だけ夏休みが終わったのに気づかず半ズボンとアロハとゴム草履で学校に来てしまった少年」の孤独のようなものだったんじゃないかと思います。橋本治さんの孤独はそういうものでした。
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なぜ日本共産党は100年にわたって弾圧に耐え、消滅することもなく、独裁制の支配政党に変じることもなかったのか。これには日本の政治的環境の「例外性」が関与しているはずです。その例外性とは何かを問うことは日本政治史を理解する上で有用な問いだと僕は思います。
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英国の人口は1800年の1100万人から1900年の3700万人まで「爆発」しました。労働者の「替えはいくらでもいる」社会だったのです。ですからマルクスの時代のリバプールの労働者の平均寿命は15歳(!)でした。5歳から働き始めて10年間収奪され尽くして死んだのです。