Ozawa Kenji 小沢健二(@iamOzawaKenji)さんの人気ツイート(いいね順)

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中学生諸君、社会の試験で「日本の主食はお米、アメリカの主食は?」とあったら、答えは「パンは副食(side)で、チキンやパスタ等、その日のメイン料理が主食。パンは補助的な存在で、設問はむしろ日本の食事観と集団的思いこみを表してますね、先生」と書くのをこらえて「パン」と書こう。
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長男が左利きなので、左利き用のハサミが家にある。気づかないで手にして切ろうとすると、何も切れない。どうやっても無理。ウキーとハサミを投げたくなるのをこらえ、先っぽだけでちこちこ切る。 左利きの人よ。右利き視点ばかりの世界でウキーとならない、あなたの優雅さを想います。
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少年少女各位。愚かな人は、「知らなかった」が言えません。負けず嫌いで、常に人より上にいたい彼らは、知らなくても「もう知ってる」と言い張ります。愚かじゃない人は、閉ざされた扉を開く、魔法の言葉を知っています。それはもちろん「へぇ、知らなかったー!」。なんて美しく、わくわくする言葉。
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ずぶとい奴は、男でも女でも、計算高く生きてる。他人の弱点を見つけ、執拗に攻撃し、自分が一段でも上にいけるように、容赦なく立ち回る。そういう人は、周りにもてはやされたりもする。 が、報告するよ、ツイッター列島。安心して。僕はそういう奴が内面幸せなのを、見たことがない。
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英語にも、直接的でない表現があります。例えば”asking for a friend”「友達のために聞いてます」。これは大概、友達のためではありません。例えば「レゴが尻の穴に入った場合、どうしたら取れますか? 友達のために聞いてます」なら、レゴが入っているのはその人。助けを呼んでいます。
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富裕国の中で、日本人は驚異的に体重が軽いのです。例えば米国人の平均体重は、日本人より23kg重い。23kg!で、日本社会は軽い体用にデザインされていて、五輪へインフラ強化というけれど、国民を挙げて早急に「イス強化」を進めないと、2020年に日本中でイスが壊れます。絶対に。
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ごまかすな その「みんな」って 「わたし」だろ 例「みんな言ってるよ!」「みんなが迷惑してるんです!」
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「日本人には建前と本音があり、アメリカ人ははっきりと本音を言う」なんて通説、どうか信じないで。建前は地球人全員にあって、日本人は建前を小声で言い、アメリカ人は建前を大声ではっきりと言う(人権のため、平和のため、とか)。むしろ、人は大声なほど、本音じゃないのかも。笑
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世界史年表には「〇〇戦争」とか「〇〇事件」とか、酷いことが並ぶ。しかし〇〇戦争と××戦争の間には、「戦争が起こりそうになったがなんとか食い止めました(汗)事件」が何度もあっただろう。戦争の歴史を裏返すと、ひそかに平和の歴史がある。名前のない平和を維持した大勢の人々に敬意です。
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筒美京平さんへの追悼として、思い出です。どうしても派手な話(高級車とかワインとかお金とか)が並び、そこだけ切り取られると誤解されるので、抜粋・引用はしないでください。長い全体を、ある私小説、ある鎮魂歌、ある手紙として読んでいただけたら、うれしいです。
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さっき #Mステ でこんな朗読をしました。
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Mステ、風間俊介さんが僕の歌詞を解説してくださるVを見ていて、「なんか好き」で済まさないで「なんで好きなんだろう?」と考えていく、しかも長い時間考えてる彼の姿が浮かんで、すごく近くに感じた。だから曲終わり「風間くん」とくん呼びで話しかけてしまった。「ありがとう」がごにょごにょに。
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日本の歩道橋等に書いてある、標語なのか、川柳なのか、あれ、好きです。すてきです。そこで、一つ。「忘れるな、他人の普通は、超異常」
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男性/女性は生殖器では決まらないので、見た目でhe/sheと決めつけて呼ぶのは無礼、という流れのあるUS。新しい流儀では、本人が「he/hisで呼んで下さい」等言うまでは、単数でも性の無いthey/theirで呼ぶ。英語の先生よ、ご多忙の所恐縮ですが、単数をhe/sheでなくtheyにしてるその答案、◯かも。
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人の「気分の良さ」は、分数で書ける。その人の理想が分母、その人の現実が分子で、気分の良さ =  現 実  ーーー  理 想  だから、現実を良く、大きくすれば、気分は良くなる。これは、当たり前。しかし、もう一つ方法がある。自分の気分を良くするには、そう、 理想を小さくすればいいのだ。
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”O”を”オ”でなく”ア”と読むと「英語喋れる人風」になる。bOdyをボディーでなく、バディーと読んでナイス・バディー。ノレッジだった知識を、ナレッジと言えば、国際人感。オを、ア。「部長、カンプライアンスは」「カンセンサスは」「僕はハット・カフィーhOt cOffeeで」と、調子に乗るとクビになる。
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アメリカ式では、近くの知らない人に話しかけるのはナイスなこと。逆に話さないと、人を無視して失礼な奴!となる。だから飛行機が着陸態勢に入ると、乗客は一斉に隣の人と話を始める。離陸時からナイスに話したら長時間の関係になり、面倒。着陸時に話しかけ、一瞬でお互いからBye! と逃げるのだ。
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「ブギーバックをカバーしませんか?」という軽い話につながるのですが、そこまでが大マジメです。苦手な方は、お読みにならないでください。 また、一部分のみを取り出しての引用はお控えください。全体で、読んでいただけたら。#今夜はブギーバック
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もぅなんか。軽いツイートいきます— 「ちがうよ、『整理整頓』って言うんだよ」と、6歳に言葉を直された。 ちがわないんだよ。てか、お前が最初に言い出したんだよ、「整理トントン」は。
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次男4歳が、最強のウルトラマンを考えたそうだ。歴代ウルトラマンすべての特徴を兼ね備えた、その名は「ウルトラマン・ゼンブ」
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「私、はっきり言わないとダメな人じゃん?」とか言う人よ。いや、人は皆、はっきり言わないとウップンが溜まってダメなのです。でも言えない。気をつかったり、立場が弱かったり、で。だから、はっきり言うなら言って。「私、図々しくて、立場も強い人じゃん?」と、はっきり。
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6歳長男がタブレットで何か検索している。「うーん、こうやってリモート型の社会になると、ますます子供のデジタルネイティブ化が進むなー」とか思いながら検索枠を見たら、一文字一文字打って「空耳アワー」って入れてました。
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日本語「ら行」は英語のLかRか、は不毛な話。舌の位置が一番近いのは、なんとD。やってみると、わかります。昔の日本人は耳が素直で、Americanを「メリケン」と聞いたわけですが(「アメリカン」より音が近い)、Pudding「プディング」は「プリン」。Dは「ら行」に聞こえたのです。好きな言葉、プリン。
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Passive-aggressiveとは、”静かに攻撃的”なこと。以前TVで言った時、バカリズムくんに「あ、トイレの『きれいに使って下さって、ありがとうございます』ですね!」と、的確な例を貰った。パシ・アグ使いたちは、丁寧に下手に出つつ、眼光鋭く、相手の息の根を止めようと狙う。今日も日本のあちこちで。