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米下院で「ウクライナ・レンドリース法案」が可決。上院も通過しており、大統領の署名を経て成立する。
防衛物資の貸し出しについて、手続きを省いて決定する権限を大統領に与えるもの。第2次世界大戦中にドイツと戦った英国などへの迅速な支援を後押ししたことでも知られる法律。 twitter.com/HouseDailyPres…
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米国防総省の戦況分析1
【ドンバス情勢】
・ロシア国防省高官は「ドンバスを優先させる」と表明した
・これが戦略目標の変更とみるかは明言できない
・交渉材料にするため、多くの戦果を確保する狙いか
・東部のウクライナ軍を孤立させる狙いも
・ウクライナ側はドンバスを諦めず、激しく戦っている
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米国防総省の戦況分析
・ロシア軍は兵力の3分の2をウクライナ領内に投入
・キエフ北部のチェルニヒウを包囲して攻撃する作戦を展開。民間人被害を懸念
・ロシア軍の勢いは減衰。理由はウクライナ軍の抵抗や燃料補給の問題など
・ロシア軍の兵站の問題は特にハリコフで深刻
asahi.com/articles/ASQ2X…
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弊紙でも久しぶりに人氏の解説。やはり読み応えがあります。
“ジャベリンは1発2千万円ほど…。ロシアは、戦車そのものが高価なうえに、それを動かす戦車兵を育て上げるには相当なコストと時間が必要。戦場のコストパフォーマンスでは、ジャベリンが圧倒的に有利な状況です”
asahi.com/articles/ASQ3S…
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ウクライナに戦闘機の支援が届けられたという。米国防総省のカービー報道官が初めて明かす。提供した国は言えないが、米国ではないとのこと。
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米国防総省の戦況分析1
・地上軍の前進はほぼなし
・キエフでは長距離の砲爆撃が増加。住宅地を含む民間被害が増える
・キエフ周辺で主要部隊の前進みられず。北西は中心部まで15~20キロ、東は20~30キロ地点にとどまる
・キエフ北部のチェルニヒウは孤立が続き、ウクライナ軍が補給路の確保に努める
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米国防総省の戦況分析1
・ロシア軍に制圧された東部イジュームで、ウクライナ軍が奪還に向けて反撃
・この数日、ロシア軍から陣地を取り戻す動きがみられる
・マリウポリでは激しい砲爆撃が続き、市内に侵入した部隊も。ウクライナ軍も強く抵抗
・アゾフ海の艦船(約7隻)から、マリウポリに砲撃も
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米国防総省の戦況分析1
【現状】
・戦況に大きな変化なし
・ロシア軍は停滞しているが、勢いを得る機会を探っている
・侵攻開始以来、発射したミサイルは1100発以上
・黒海北部で十数隻の艦船が活動。オデッサ近郊への砲撃も。ただ上陸作戦が近いという兆候はみられない
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米英の国防当局はともに今日、ロシア軍のキエフ攻略は「失敗」に終わったと評価。
英国防省「キエフ包囲を目的とするロシア軍の攻撃が失敗したのはほぼ間違いない」
米国防総省「ロシア軍はキエフを占拠する目的を果たせなかった」 twitter.com/defencehq/stat…
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続いてCNNに専門家が出演。
原発が停止していても事故になりうるのか、という質問に対して「原子炉が停止していても、炉心の核燃料を冷却する必要がある。冷却が数時間止まれば、炉心に深刻な被害の恐れがある。これが2011年に福島で起きたことだ」
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国連の気候変動関連の会合で、ロシアの代表がウクライナ侵攻を謝罪したという。科学者ではあるが、政府当局者による異例の発言。
「攻撃を正当化できる理由を見つけることはできない」「この戦闘を防げなかったロシア人を代表して、謝罪を表明させてください」と。
washingtonpost.com/climate-enviro…
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ウクライナ兵に対し「降伏しなければ家族を殺害する」と脅迫する計画があるとの情報を入手したという。
「古典的な威嚇。まさにクレムリンの手口」と米国務省のプライス報道官。
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マリウポリ郊外で、大量の「穴」が地面に掘られていることが衛星写真で判明。3月下旬から4月上旬にかけて出現していた。
マリウポリで殺害されたウクライナ人の遺体がここに運ばれ、隠蔽されたと地元当局者は指摘している。
asahi.com/articles/ASQ4Q…
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メディアやSNS上の情報では、ロシア軍の苦戦を伝えるものが多くて、実際にそうなのだが、ウクライナ軍についての情報には乏しく、全体像がみえていない。ロシア軍は徐々に前進しているし、被害を受けてもなお圧倒的な戦力があるという事実から目を背けてはいけない、というスレッド。 twitter.com/ErrantStrategr…
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続)ロシア指導部はまだ失敗を認めていない。だが今後は砲撃や空爆が増え、最悪の事態はこれからだろう。もっと卑劣な戦争となる可能性がある。
5日目になり、ロシア軍は支援なしの攻撃を中止し、補給・再編成を進めている。今後は異なるアプローチをとってくるだろう。(止)
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NYTの覚悟が伝わる今朝の1面写真。
nytimes.com/live/2022/03/0…
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米国防総省の戦況分析1
【概況】
・ロシア軍は東部の一部を除いて前進がみられないが、各地で激しい戦いが続く
・都市部に対して遠距離からの攻撃が強まる。民間被害も増加
・黒海のオデッサ沖には6隻ほどの艦船があり、うち2隻は揚陸艦。上陸が差し迫っている兆候はない
・制空権争いに変化なし
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戦争研究所(ISW)の戦況リポート
・キエフ包囲を狙うロシアの地上軍を、ウクライナ軍が足止めできる可能性が高まる
・攻撃は断片的で、大規模攻撃に必要な戦力を持ち合わせていないとの見方が強まる
・ウクライナの防空戦力が有効
・他の地域でも膠着続く
・数的優位に立つロシア軍が巻き返す可能性も twitter.com/TheStudyofWar/…
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戦争研究所(ISW)の戦況リポート
「ロシア軍は、ハルキウ市周辺から完全撤退することを決断したようだ」
「ウクライナはハルキウの戦いに勝利したとみられる。キーウを制圧しようとしたロシア軍に対抗したように、ハルキウ包囲を許さず、ロシア軍を追い返した」 twitter.com/TheStudyofWar/…
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米国防総省の戦況分析1
【キエフ情勢】
・北西方面:ロシア軍は中心部まで15~20キロ地点に停滞
・塹壕を掘って防御態勢を構築。前進の意志はみられず
・北東方面:中心部まで55キロ地点に後退(昨日時点は20~30キロ地点)
・北方面:チェルニヒウでは強い抵抗に遭い、ロシア軍は郊外にとどまる
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戦争研究所(ISW)が、ロシア軍の初期の作戦は「敗北に終わった」と認定する根拠を解説するリポート。
ロシア軍が現状を打破する戦力を短期間で整え、キエフなど都市部を攻め込む可能性は低いと分析。増援の効果が出るのは早くて数カ月後で、「膠着状態が数カ月続く」と予測。
understandingwar.org/backgrounder/w…
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続)アムネスティの報告書に対し、ウクライナ側からは批判が噴出。ゼレンスキー大統領は「この報告書はテロ国家に恩赦を与え、被害者に責任を転嫁しようとするものだ」と即座に反応。
president.gov.ua/en/news/nemaye…
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米国防総省の戦況分析1
【キエフ、北東部情勢】
・ロシア軍は各地で足止めされている
・キエフ北・北西方向からは前進なし(15キロ地点)
・キエフ東方向からも30キロ地点にとどまり、激しい抵抗に遭う
・チェルニヒウ:包囲され、ウクライナ軍による防衛続く
・ハリコフ:ロシア地上軍の前進みられず
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SNS上における情報戦をどうみるか。「LikeWar」の共著者P・W・シンガー氏へのインタビュー。
「ウクライナはネット上の情報戦に勝利しました。『勝っている』のではなく、勝利したのです。ロシア、特にプーチン大統領はもうこの物語を書き換える方法がありません」
asahi.com/articles/ASQ3D…
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米国防総省の戦況分析1
【キーウ情勢】
・ロシア軍がキーウとチェルニヒウから完全撤退
・ロシアとベラルーシ国内で再補給・装備中。ウクライナへの再配置はまだ
・キーウへの空爆は過去24時間で確認されていない
・地雷処理のため、ウクライナ軍が地域を奪還するのに時間がかかっている