276
米国防総省の戦況分析6
【制空権】
・航空優勢をめぐる争いがつづく
・この1~2日で両空軍の活動が活発化
・ロシア軍は24時間で300回以上の出撃。ウクライナ軍も増えている
・ウクライナ軍は効果的に防空作戦を続けている
・ロシア軍はウクライナ上空深くへの侵入には慎重な動きが目立つ
277
米国防総省の戦況分析2
【続・巡洋艦「モスクワ」】
・黒海では20隻前後が活動。うち1隻を失うインパクトは不明。ロシア軍にこのクラスの艦船は3隻
・侵攻における海軍の役割は、1)巡航ミサイル攻撃、2)南部戦線への補給
・モスクワは防空性能をもつための設計。ミサイル攻撃にも関与したかは不明
278
米国防総省の戦況分析3
【ロシア軍の戦力】
・BTG(大隊戦術グループ)の規模は部隊によるが、800~1000人規模
・ウクライナ侵攻のため、ロシア軍が集結した戦力は130BTG近く
・キーウ周辺から撤退したのは20BTGほど
・ウクライナ国内には80BGT以上が残っている
・ドンバス地方には30BTG以上が展開中
279
ウクライナ北部のヤヒドネという小さな村での出来事。
村のほぼ全人口にあたる350人以上が、ロシア軍によって学校の地下室に28日間にわたり監禁された。過酷な監禁生活により、10人が次々と命を落とした。
現場を訪ねて取材しました。
asahi.com/articles/ASQ7W…
280
ロシア軍が撤退した直後、キーウ近郊のブチャにAFPの記者が入った。
「静かな並木道には、見渡す限り死体が散乱していた…」。少なくとも20人の民間人とみられる遺体が路上に横たわっていたと、記事は報じた。あと280人が集団墓地に埋葬されている、と市長は言ったという。
france24.com/en/live-news/2…
281
巡洋艦モスクワの沈没に、米国が提供したインテリジェンスが活用されたという。NBCが報じ、CNNやNYTなども追随。
黒海を航行中の船についてウクライナから問い合わせを受け、米国は「モスクワ」だと確認し、位置確定に協力。一方、攻撃予定だとは知らされていなかったという。
nbcnews.com/politics/natio…
282
米国防総省の戦況分析1
【東部ドンバス情勢】
・目立った進展はなく、一進一退が続く
・ロシア軍の攻撃は小規模化し、町や村単位の小さな前進を目指す傾向
・これに伴い、大隊ではなく中隊規模の作戦が目立つ
・部隊間の連携や、指揮官同士の連絡には引き続き問題がみられる
283
出会った中で「ロシア兵との会話」を最も多く証言してくれた女性。ロシア軍の拠点があったキーウ北西部Zdvyzhivkaにて。
40歳の司令官は「ナチスやナショナリストからあなたたちを解放しにきた」と定番のフレーズを口にした。「ソ連の頃の生活の方が良かっただろう」とも。
撮影:@HosokawaTaku
284
米国防総省の戦況分析2
【ロシア軍の再配置】
・キーウ周辺から撤退した部隊は、ウクライナ東部国境近くのベルゴロドやヴァルイキに移動
・少数の兵士と車両しか残っていない部隊もあれば、30%ほどの被害にとどまる部隊もある
・補給の問題は続いており、すぐにウクライナ東部に再配置するのは難しい
285
戦争研究所(ISW)の戦況リポート
・キーウ攻略の失敗を受け、ロシアは作戦計画を修正した
・今後はウクライナ東部に集中。1)マリウポリ占領、2)ドネツク・ルガンスク州占領の2点が主な狙いとなる
・ウクライナ軍は、キーウ北西部や東部で多くの地域を奪還。ロシア軍はベラルーシに向け撤退を進めた twitter.com/TheStudyofWar/…
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米国防総省高官:ロシア軍は国境付近に集結させた戦闘力の100%近くを、ウクライナ国内に投入した
287
米国防総省の戦況分析3
【化学兵器の使用疑惑】
・使用は確認はできず、引き続き注視している
・催涙ガスのような暴動鎮圧剤の場合、即効性だが土壌には浸透しない。被害者が少人数なら、証明も難航する
・現場に行けないので確認には大きな困難が伴う。非常に慎重に判断をしたい
288
289
ロシアに住み、ウクライナ侵攻に反対する、ある知識人の女性から寄せられた手記。全文です。
「目が覚めたら、悪夢は消える気がしていたけれど。でも消えなかった。…なぜ? なんのために? 1人の気の狂った老独裁者がプライドを満足させるためにおこしたムラ気のせいで」
asahi.com/articles/ASQ3G…
290
■米国が実施・表明したウクライナへの軍事支援
昨年:6.5億ドル(770億円)
2月25日:3.5億ドル(410億円)
3月12日:2億ドル(230億円)
3月16日:8億ドル(940億円)
バイデン政権発足後:総額20億ドル(2300億円)
whitehouse.gov/briefing-room/…
291
米国防総省の戦況分析2
【東部情勢】
・ハルキウ、イジューム周辺のロシア軍の態勢には変化なし
・ドンバスでは攻撃を強めている
・イジュームから南下し、ドンバス方面に向けて砲撃を強化する動き
・マリウポリでは激戦が続くが、制圧はまだ。マリウポリから北上し、ドンバスを孤立させる動きも
292
ワクチン効果でイスラエルの感染が収束していると結論づけるのは、正確さに欠けるところがあります。
イスラエルでは数週間にわたり厳しいロックダウンを敷いており、その効果もかなり大きいはず。ワクチン効果に絞った研究報告は別にあり、ぜひそちらに着目して欲しい。 twitter.com/m_kumagai/stat…
293
ロシア軍のキーウ撤退後に残された現実を見ることができる2本の動画。
ともにBBCのジェレミー・ボウエン記者の報告。リンク先から日本語字幕で。 twitter.com/bbcnewsjapan/s…
294
米国防総省の戦況分析4
【続・化学兵器の使用疑惑】
・シリアでのサリン使用の際も、被害は大規模だったが、それでも慎重に確認した
・ロシア軍が暴動鎮圧を装ってより深刻な化学物質を使う可能性を示唆する情報はある
・ただ、今回ロシア軍がマリウポリで何らかの薬剤を使ったかどうかも不明
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このAP通信の記事、毎日新聞が日本語訳を掲載してくれています。前後編、無料で読めるようです。
重なる子どもの遺体 絶望に沈むマリウポリ AP通信ルポ・前編 | 毎日新聞
(※記事中に残酷な描写があります。閲覧ご注意ください)
mainichi.jp/articles/20220… twitter.com/takano_r/statu…
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一連の主張は在英ロシア大使館がツイッターに投稿していたが、「暴力的な出来事の否定に関する」規則に反するとして、ツイッター社に削除されたという。
bbc.com/news/technolog…
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ウクライナ出身で、ホロコースト研究で知られる米ジョンズ・ホプキンス大のフィンケル准教授へのインタビュー。
「ジェノサイド」という言葉の重みを知るからこそ慎重な言葉遣いを続けてきたが、ある出来事でロシア軍の行為はジェノサイドと結論づけたという。そのわけとは…
asahi.com/articles/ASQ4M…
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米国防総省の戦況分析3
【軍事支援】
・遠距離攻撃に対しては、米国が支援を決めたドローンも有効となる。できる限り早く届ける
・射程距離の長い防空システムをウクライナに提供する可能性について、同盟国と協議している。個別の合意はまだない
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2月24日、チェルノブイリ原発はロシア軍に占拠された。それから解放までの36日間、内部で何が起きていたことの詳細は、あまり明らかになっていない。
原発では当時、ロシア軍の占領下でも働き続けた職員たちがいた。今回、そのうち3人が取材に応じ、当時の状況を語りました。
asahi.com/articles/ASQ7T…
300
続)
・北から迫るロシア軍はキエフから30キロ地点にとどまる
・キエフにはロシアの偵察部隊。ウクライナの軍服を着て偽装し、一部は地元住民らに見つかる
・南部マリウポリに迫るロシア軍は50キロ地点に到達
・制空権は奪われず。ウクライナ空軍やミサイル防衛は稼働中
defense.gov/News/News-Stor…