米国防総省の戦況分析5 【ウクライナ軍が抵抗を続けられる理由】 ・ゼレンスキー大統領がいまも指揮統制している ・欧米からの軍事支援が届いている ・軍事資産を上手く集結している ・士気が高い
米国防総省の戦況分析3 【キエフ情勢】 ・キエフ北部の車列は停滞。強い抵抗に遭っている ・車列は戦闘部隊と補給部隊の混合。キエフ侵攻を再活性化する狙いは明白 ・燃料や食料の補給に問題を抱え、計画より遅れているが、失敗を反省し克服してくるだろう ・ウクライナ軍は車列への攻撃を試みている
米国防総省の戦況分析2 ・ロシア軍は部隊間の統合に問題を抱えている。たとえば地上軍の前進に応じ、連携した空軍のサポートがみられない ・今後はより攻撃的になり、無差別攻撃も増える懸念がある
米国防総省の戦況分析1 【概況】 ・この24時間で戦況に大きな変化なし ・ロシア軍は戦闘力の82%を投入。昨日の80%から微増。予備軍など追加の動きはなし ・制空権は決せず。変化しながら争いを続けている ・ミサイル発射は侵攻開始以降で450発以上 ・ロシア軍は3軸で人口密集都市に向かう狙い
戦争研究所(ISW)の戦況リポート ・ロシア軍はキエフ北部と西部で増強&補給を終え、首都包囲に向けた作戦を開始。今後24~48時間で加速する見込み ・市内への直接攻撃より包囲を優先か。西から迫りつつ、東からチェルニーヒウ方面の部隊が支援 ・ロシア軍には指揮系統の乱れもあり、戦闘力の評価は早計 twitter.com/TheStudyofWar/…
ロシア軍、キエフ進軍へ態勢立て直しか 兵の士気低下も 米国が分析:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASQ32…
【続報3】米国防総省の戦況分析 ・時には戦闘をせずに降伏する部隊も。戦闘未経験だったり、戦闘の予定を知らされずに来ていたりする ・多くは若くして徴兵され、十分な訓練も受けていない。抵抗を受けてモラルの問題も抱えている
【続報2】米国防総省の戦況分析 ・キエフ北部の車列。ロシア軍は防衛を試みていると思われるが、上空を制圧しているかは不明。ウクライナ軍が攻撃できない理由は分からない ・ロシア軍は「リスク回避」の行動をとる傾向がみられる。南部での上陸地点の選定や、空軍の活動も自軍へのリスクを避けている
【続報】米国防総省の戦況分析 ・南部ではアゾフ海に面するメリトポリやベルジャンシクを経て、マリウポリに接近 ・ミサイル発射は1日で20発。累計400発を超えた ・制空権は奪えず。ウクライナのミサイル防衛は稼働中 ・気化爆弾やクラスター爆弾の使用は確認できず ・ベラルーシ軍派遣は確認できず
【速報】米国防総省の戦況分析 ・ロシア軍は戦闘力の80%を投入 ・キエフへの北からの目立った進軍はなし。燃料や食料補給に問題を抱えている ・苦戦を挽回しようと再検討、再編成するため、自ら停滞を選んだ可能性もある ・ハリコフでは激戦が続き、包囲を試みている ・核兵器関連では変化なし
英国防省の戦況分析 ・キエフへの前進は過去24時間でほとんどみられず。兵站の問題が理由か ・キエフ北部やハリコフ、チェルニーヒウ近郊で軍備を増強。人口が密集する都市部での重火器使用は、民間人被害のリスクを高める ・ロシア軍は制空権の支配に失敗し、損害を減らすために夜間作戦に移行 twitter.com/DefenceHQ/stat…
キエフの北で、64キロにわたるロシア軍の車列が確認された。この日の早い時間帯には27キロだったのに、一気に伸びた。 いつ一斉にキエフに向けて動き出すのか… asahi.com/articles/ASQ31…
続)ISW戦況リポート ・ハリコフ中心部に砲撃を開始。温存していた兵力を使い始めた危険なサイン ・マリウポリでも大砲やATGMを追加配備 ・ウクライナ西部の空港や補給拠点への攻撃を強化。ウクライナ空軍を足止めし、欧米の支援を阻止する狙いか ・ベラルーシからウクライナ西部への追加侵攻の可能性
戦争研究所(ISW)の戦況リポート。侵攻マップも更新。 ・ロシア軍は調整と実行力の不足によりキエフやハリコフで失敗を招いた。だが初期の過ちを修正し、再編成を進めている。 ・キエフ周辺では増援と兵站を待っていたが、24時間以内に作戦再開か ・キエフ包囲は避けられないが、抵抗の余地はある twitter.com/TheStudyofWar/…
続)ロシア指導部はまだ失敗を認めていない。だが今後は砲撃や空爆が増え、最悪の事態はこれからだろう。もっと卑劣な戦争となる可能性がある。 5日目になり、ロシア軍は支援なしの攻撃を中止し、補給・再編成を進めている。今後は異なるアプローチをとってくるだろう。(止)
続)ロシア兵が多く捕虜になるなど、ウクライナ軍の成功を示す投稿が目立つ。だがロシア側の投稿は少なく、必ずしも全容を反映していない。 ロシアは国民に戦争を隠そうとするあまり、これをドンバス作戦にすぎないと位置づけ、情報発信の主導権をキエフに譲ってしまったのは誤算だった。
続)ウクライナ軍は善戦しているが、早計な評価は慎重にしたい。ロシア軍は小規模な部隊での動きが目立ち、まだ戦力の多くは待機している。 戦闘機や戦闘ヘリは多く配備されているが、ほとんどがまだ使われていない。砲撃もハリコフなど一部に限られる。ロシア軍には余力があり、今後は変わるだろう。
続)ロシア兵は若く士気は低い。侵攻を命じられるとは思っておらず、戦争には消極的のようだ。ウクライナ人を敵視しておらず、準備も不足。チェチェン人以外は士気も低い。 西側の制裁と怒りを避けるため、迅速に安価に勝利を得ようとし、最悪の結果を招いた。実行不可能な作戦だった。
ロシア軍専門家マイケル・コフマン氏による、開戦後96時間の分析。長文スレッドの概略。 ↓ 初期の侵攻は、ウクライナ軍の能力と戦意を誤算し、実行不可能な作戦に基づいていた。 キエフを少数の戦力で短期制圧し、降伏させようとした。相手を軽視し、犠牲を避け、コストを国民から隠す狙いだったか。 twitter.com/KofmanMichael/…
【続報】米国防総省の戦況分析 ・ハリコフでは激しい戦闘続く。南部ではマリウポリに向けて進軍中。どちらも陥落せず ・この2都市のラインでウクライナ東部を分断する狙いか ・ロシア軍は想定より早く燃料補給の問題を抱える ・橋を使用不能にするなどウクライナ側の抵抗も一因
【速報】米国防総省の戦況分析 ・ロシア軍は戦闘力の75%をウクライナ国内に投入 ・ロシア軍は制空権を奪えず。ウクライナ空軍やミサイル防衛は機能している ・キエフに向けては5キロ前進し、北方25キロ地点に到達。数日中に包囲する狙い。攻撃激化の懸念 ・核兵器関連で特段の動きは確認できず
英国防省の戦況分析 ・ロシア軍の大半はキエフの北30キロにとどまる。ホストメル空港でウクライナ軍が抗戦 ・チェルニーヒウとハリコフでは激戦も、ウクライナが支配守る ・兵站の失敗と強い抵抗によりロシア軍の前進は遅滞 ・ロシア国民に情報統制しつつも、ロシア軍は初めて死傷者が出たと認める twitter.com/DefenceHQ/stat…
これは大事な話だと思う。 ①多大な犠牲を払ってでも、100年後のウクライナのために徹底抗戦 ②国民の命を守るために降伏する。ただし独立は失う 「本当に答えが出ない問題だ」と小泉先生。①を選んだゼレンスキー大統領は勇敢だが、どれだけの犠牲を伴うか。youtu.be/oZnOaZfedRQ
長期戦となればロシア軍15万はウクライナ(人口4400万)を占領するのに足りない、というCSISのジョーンズ氏解説。 人口1000人当たりの兵力は3.4人の計算。過去の例をみると、最低10人程度は必要。ロシア軍15万では、ウクライナの主要都市を長く制圧することもできないと。 twitter.com/SethGJones/sta…
国連の気候変動関連の会合で、ロシアの代表がウクライナ侵攻を謝罪したという。科学者ではあるが、政府当局者による異例の発言。 「攻撃を正当化できる理由を見つけることはできない」「この戦闘を防げなかったロシア人を代表して、謝罪を表明させてください」と。 washingtonpost.com/climate-enviro…