Yuichi Hosoya 細谷雄一(@Yuichi_Hosoya)さんの人気ツイート(リツイート順)

101
国際社会では911テロ以降、欧州諸国などで凄惨なテロリズムが続いたため、悲劇の再発を防ぐためにもテロリズムが起こった後にどのような発信をするべきであって、どのような発信をするべきではないかという認識が広がった。日本で、そのような理解の欠如は、英雄になれる新たなテロリストを生み出す。
102
ウクライナ軍はロシア国内で、ロシア女性をレイプしたり、病院を爆撃したりしていません。社会においてあらゆる善悪の観念を取り払い、相対主義に陥るのは恐ろしいこと。なぜその前に、弱者や犠牲者の悲しみの声に寄り添う愛情や優しさを示せないのだろうか。悲しい。
103
英国防省定期分析で興味深いところ。まず、ロシア軍兵力の人的損失によって、占領地での支配の継続を困難にしていること。もう一つは、予想以上のロシア軍の苦戦により、ロシアが太平洋艦隊やアルメニアなど、遠方からの戦力を再配置しており、さらには民間軍事会社やシリアなどの傭兵に頼り始めた。 twitter.com/defencehq/stat…
104
ものすごい文才。一気に読ませる凄み自らを客観視できる知性。ただ者ではない。こういった声にも政治は耳を傾けねば。 twitter.com/neokasumi_no1/…
105
一部の知識人の方やメディアが、これだけ世界中で高く評価され、世界の指導者たちから温かい哀悼の言葉を受けている安倍元首相を死後も罵り続けていることに、より中立的な国民の方々が疲弊し、うんざりし、場合によっては強い不快感を抱いていることをもっと理解する努力も必要だと感じます。
106
そしてそれは、主権国家体系の中で、国際法上もあらゆる国家に認められている権利です(自衛権は国連憲章51条、NATO加盟は10条)。それは国民の意志であり、民主主義である。他方でロシアのウクライナの武力の威嚇および武力攻撃は、明白な国際法違反。そこに巨大な断絶があることをふまえるべき。
107
やはりプーチンは、第二次大戦時にスターリンが他の場所でやったことを繰り返して、マウリポリからウクライナ人を殺戮と移送で排除して、「和平」後にロシア系住民を植民しようとしてるのだろうか?この感覚は「平和」な日本では想像が難しいが。 twitter.com/reutersjapan/s…
108
私の政治家に対する評価で、疑問を抱かれる方が多いと思いますが、私は過去10年ほどの間で、首相、外相、官房長官など、かなり多くの方々と直接接する機会がありました。その中で実際に会ってみて、優れた能力をお持ちの方だと感銘を受ける場合と、反対の評価を受ける場合があります。
109
確かにロシアばかりを批判するべきではなく、ウクライナにも問題があった、アメリカにも問題があったという主張はそれ自体としては何ら不思議なことではなく、健全なことなのかも知れません。だが戦争中にそのような健全な発想の発信が、実は「心理戦」において悪用されていることにも留意すべきでは。
110
ほんと酷いな。嫉妬とエゴで若手研究者の才能と努力を踏み潰そうとするのは。かつてチヤホヤされた日々が恋しいのかも。そして一部に存在していたかつての名誉や威厳も失うことになるのに。池田先生は堂々として格好いいな。◾️m-dojo.hatenadiary.com/entry/2022/05/…
111
18世紀初頭の大北方戦争で勝利してスウェーデンに代わり北欧での覇権的な地位を得て以来はじめて、今回の戦争での戦力疲弊で大国の地位を失うかもしれない。これほどの文学、音楽、思想などの魅力に溢れた大国がその地位を失うことは、一人の指導者の名誉、地位、安全を失うことより犠牲が大きい。
112
ただし、長年の経験から気づいたのは、こういった思考枠組みはイデオロギーや信念ではなくて、宗教に近く、指摘されたり批判されたりすると尋常ではない怒りが返ってくるので、なるべく触れないようにしています。触れられて怒っている方、どうもすいません。「信教」を否定するつもりはないです。
113
ここで神保さんが、「規律のない武装民兵ではなく、ロシア正規軍の残虐行為である」と指摘しているのは重要。そうなれば、戦争犯罪の責任が、戦争指導者層に向く可能性が高く、ショイグ国防相、さらにはプーチン大統領の責任も問われるはず。もちろんハードルは高いですが。 twitter.com/kenj0126/statu…
114
それを正当と認めたら、日本にネオナチがいるということで、中国が「非ナチ化」といって日本に武力攻撃する理由になる。他方中国では、言論の自由が大幅に制約されているので、日本のように自由にネオナチが活動できる土壌ではない。ロシアのウクライナ攻撃の正当化は、中国の日本攻撃の誘因になる。
115
いずれにせよ今回の戦争を通じて、ロシアの国際的地位と国力が回復することはしばらくないだろうし、その野心で失われたウクライナでの犠牲者に対して、半世紀を超えて謝罪を続け、これまでにないほど摩擦と憎しみに溢れた困難な隣国関係を抱えることになるだろう。
116
NATO加盟すべきでないという論理は、大国の意向で小国の意思を挫くべきだという、プーチンの大国主義の論理と同じ視点で世界を見ていることを意味する。中小国にも、国民の意思を表明し、独立と自由と安全を享受する権利がある。大国の論理に忖度し、NATO加盟を求める中小国の希望を拒絶すべきでない。
117
フランス人は、イギリスを侮蔑するボキャブラリーの多さと技術の高さでは、他国を圧倒している。やはり年季がちがう…。 twitter.com/KS_1013/status…
118
こちらのEconomist誌も、コロナ対策が比較的うまくいっている日本で首相批判が激しい「謎」に言及。 amp.economist.com/asia/2020/05/2…
119
物事を見るときには、公平でなければならない。私は現在のロシアも、戦前の日本も、一方的に「悪」であったとは思わず、それなりに軍事行動へと進む口実があったと理解します。それでも、そのどちらの侵略戦争も、批判されるべきだと考えます。侵略国と、侵略された国は、責任の重さが違う。
120
結局は、1960年の岸政権打倒の学生闘争と、その後のベトナム反戦運動のときにつくられた「原型」を、なんと60年が経過した現在において、岸政権ともベトナム戦争とも関係ない、ロシアのウクライナ軍事侵攻問題においてさえも、用いられている。すごい強靱性。
121
「読んで無いがこの発言をしている奴も悪だしこの記事も悪だよ」とはすごい。激しい批判をなさる多くの方が文章を読まずともその内容を把握できる特殊な能力をお持ちのようなので、できれば批判の前にどうやったらそのような能力が身につくか皆にご教示頂きたい。読むべき資料や本が山積してるので。
122
昨日は、「学問の自由」の重要性が分かっていないと大学教員の方々からの批判が殺到して、今日は国民の怒りが分かっていないという批判が殺到。今日と昨日と、正反対の批判を両側から頂き、あらためてこの問題をめぐる溝の深さを実感。外の厳しい空気がほとんど伝わらない牧歌的な学界。やばいかも。
123
だから、なぜか交戦国ではなく、「米国第一主義」の影響から内向きとなっているアメリカを全力で批判して、アメリカが戦争の原因と考える。アメリカは交戦国ではありません。開戦前から、国際社会にロシアが軍事攻撃を開始する可能性に警鐘を鳴らし、止めようとした。「色眼鏡」をとってほしい。
124
それにしても河瀬直美監督の祝辞、なぜ人間個人にかかわる一般論に留めなかったのか。それであれば多くが共感したはず。それを、国連総会決議で賛成141対反対5でそのウクライナ侵略が非難され、ブチャ虐殺で国連人権理事会でロシアが資格停止された直後に「ロシアの正義」に触れるとは。
125
少なくとも、国際ニュースをもう少し見ていれば、ブチャ虐殺以降に国際世論が完全に変わっていっていることに気づくはずで。そうであればあのような発言はできないのでは。ロシア兵にレイプされた女性や母親を殺された子供の前で、「ロシアの正義」について同じ言葉を告げられるのでしょうか?