Yuichi Hosoya 細谷雄一(@Yuichi_Hosoya)さんの人気ツイート(リツイート順)

それにしても、NATO拡大で不安を感じたロシアに配慮をするべきだったという人の中で、チェチェンやシリアで化学兵器を使い、非人道的な軍事攻撃を繰り返す隣国ロシアからの不安を感じたウクライナの不安に配慮すべきだった、という人がほとんど見当たらないのはなぜ?大国以外は生存権がないから?
軍事を「悪」として、大学から徹底して軍事研究、戦争研究、安保研究を排斥してきた宗教的な平和主義を相対化して、目の前で起こっている戦争や、軍事的緊張、安全保障戦略などを深く理解するための学問を大学で本格的に導入することを考えるべきではないか。
開戦前に、ブリンケン国務長官が直前までロシア政府に、戦争に突き進まぬよう交渉をして説得していたのにもかかわらず、アメリカの「代理戦争」という陰謀論に固執する根拠を、大学教授という学識がある専門家である以上、きちんと一次資料を示してほしい。 twitter.com/isezakikenji/s…
スナク首相は、イギリス国内の孔子学院閉鎖を決定したとのこと。イギリスはさらに中国とのデカップリングを推進。日本にとっても重要な動向。 twitter.com/editorbtb/stat…
ロシア兵、出会い系アプリを通じて次々と情報漏洩……。英国諜報機関、さすが人間のいやらしさを熟知している。そして、戦争の空間は出会い系アプリの世界まで浸透という、私が想定外の現実。「特に出会い系アプリは無防備」というところに、時代を越えた人間の性を感じてしまいます。 twitter.com/eurasia_watche…
ウクライナ軍は、ロシアの国土で戦争をおこなっているわけではない。あくまでもロシア軍が国境侵犯し、ウクライナ国内で武力を行使しているのだから、ロシア軍が戦闘をやめて、ロシアへと撤兵すれば、戦争は終わることになる。簡単です。それ以後のことは、停戦後に外交協議で話し合えば良い。
とうとう中国でも、政府系メディアでも大々的に、ウクライナでロシア軍兵士が殺戮をしているという報道をし始めている様子。少しずつ、中国もロシアから距離を取り始めた証拠か。 twitter.com/tomtugendhat/s…
こういうことは本当にやめるべき。ロシアの軍事行動を批判することと、ロシアという国自体を、あるいはその言語を嫌いになることは異なる。むしろ今回の戦争を通じてロシアを内在的に理解したいという、ロシア語の履修希望者が増えているという動きもあるようですし。 twitter.com/jcast_news/sta…
少し前の、日本のコロナ対策は世界でも最低だという批判から、海外でメディアの論調が好意的な評価へと変わってきたことに便乗して、変化してきた。日本の死者数が少ないのは幸運だったからだとか、自然免疫があるからだとか、東アジアでは最悪だとか、結局は政権批判をしたい姿勢は変わらない。
戦争や軍事を学ぶことを禁止して平和しか学んではいけないというのは、あたかも医学の学問において病気になるのが怖いから、病気の原因を学んではいけないとうようなもの。なぜこのような基本的なことさえ、日本では理解されないのか、理解できない。戦争の原因を理解できなければ、戦争は防げない。
国内法の世界とは異なり、国際社会はゆるやかなルールで成り立っています。ゆるやかであるたルールを無視してよいということであれば、国際紛争が軍事力のみで解決されるようになる。そのような世界で最も困るのは日本で、最も利益を得るのは核大国。ルールに基づく国際秩序の強化が日本外交の仕事。 twitter.com/hashimoto_lo/s…
ロンドン大学キングスカレッジでWar Studiesの学部を創設した一人であるリデル=ハートは、健康になるためには健康を学ぶのではなく病気の原因を学べばならないように、平和を求めるのであれば平和についてではなく戦争の原因を学ばなければならないと述べたと言われます。
このままいくと、菅政権と日本学術会議との間の「喧嘩」は、前者の完勝となるのかも。さすがに「喧嘩」がうまい。河野太郎大臣も動員して、行政改革とそれに抵抗する特殊利益を持つ学界とう構図となり、予算を含めた改革の対象となる。国民もまたそのような改革を支持し、「特権階級」を口撃。見事。
これだけテレビや雑誌や、ネット動画など、多くのところで優れた専門家が、ウクライナ情勢について丁寧に実際に起きていることを解説しながら、それらをきちんと読んだり視聴したりせずに、また理解し吸収する努力をせずに、安易な言葉で道徳的な優越的立場に立つことは、単なる知的な怠惰では。
ベラルーシでは、自国を「解放」する部隊が動き始めた模様。歴史の歯車が動き始めた。 twitter.com/anneapplebaum/…
「スターリンは、叛乱を阻止するため、わざと飢餓を引き起こして、ウクライナの農民を300万人殺した。このような歴史的背景があるので、プーチンの侵略にこれほどまでウクライナ国民が抵抗するのを理解するのは、容易であろう。」 twitter.com/joenbc/status/…
なぜ「NATO東方不拡大の約束を破った」(存在せず)ことを批判する方々は、1994年ブダペスト覚書でウクライナの国境を守ることの「約束」(明文化されている)をロシアが破ったことを批判しないのか、ちょっと不思議です。プーチンは、このことは不都合なので、侵攻時いっさい言及しませんでした。 twitter.com/Yuichi_Hosoya/…
歪んだかたちでの「平和教育」の結果、テレビでも活躍しているロシア軍事戦略専門家の小泉悠さんや、優れた分析をする防研研究者の専門家の方々が、日本のそれぞれの分野の学会では必ずしも高い地位を得られないような構図になっていることは、おそらく視聴者の多くは理解していないと思う。
結局の複雑な現実の国際情勢や、軍事情勢を理解する努力をせず、「戦争はいけない」というマジックワードであらゆる問題に関して思考停止することが、戦後平和教育の成果なのか。その次に、それでは現在の和平協議のどこに問題があり、双方がどのように譲歩する必要があるか、何が障害かを知るべきだ。
この前、イギリスで直接聞いたトニー・ブレアー元首相の演説。SNSの世界に政治が深く結びつくと、「アンガー(怒り)」ばかりが溢れていて、「アンサー(答え)」が見つけにくくなる、とのこと。確かに最近のTwitterは特に、「アンガー」があまりにも濃厚になりつつありますよね。
これは何度も繰り返しツイートしたことですが、人の命や健康と結びつく今回のような感染症拡大の問題に、政権の好き嫌いで論評をすることはほんとうに危ないことなので、やめて欲しい。冷静に、政権の問題点はなんだったのか、評価できる点は何だったかを論じて欲しい。
戦争の後に来るものが、常に平和であるとは限らず、占領、人権侵害、虐殺であるということを歴史から謙虚に学ぶか、ウクライナなどの諸国での悲痛な声に耳を傾けるか、そのような過酷な現実を知る努力をしてほしいです。 twitter.com/kuratamagohan/…
池内さんのおっしゃる通り。テロリズム研究では、テロリストの犯行の背景を理解しようという姿勢自体が、テロリストの目的達成を幇助するということが一般的理解。テロリズムを論じたいのであれば、「識者」の方々は、テロリズム研究の信頼できる文献を読むことも重要。例えば amzn.asia/d/1LXi5R3 twitter.com/chutoislam/sta…
きわめて不愉快な田中康夫氏のコラム。この方はどれだけイギリス政治をご存じなのか。「トラスを厚顔無恥にも「社会民主主義的」とドヤ顔で“怪説”する慶應義塾大学の「国際政治学者」細谷雄一」とのこと。トラス氏の両親が労働党左派の支持者で、母親は核軍縮運動員の「社会民主主義者」でした。(続)
それ以上に深刻なことは、おそらくはこれまでの中ロ関係の地位が逆転するかもしれないことだ。国力はすでに中国が上回っているとはいえ、つねに中国はロシアに配慮をしてきた。だが現在の戦争で既にロシアは大量の重要な戦力を喪失している。その回復は困難で、経済的にもより中国に従属するであろう。