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ナポリのフォンディ宮にある滝のインスタレーション。シンガポールの空港にも似たものがありますが、こちらの方が小規模で繊細な感じがします ©Anna Zizzi
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ニコライ2世が妻のアレクサンドラ皇后に贈ったインペリアル・イースター・エッグ。卵の中に数枚のミニチュアの絵画が入っていて、回転する仕組みになっています。回転している様子が見れる動画は👉youtube.com/watch?v=EQesi0…©Virginia Museum of Fine Arts
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アイルランド北西部にある森の中のお屋敷・ムーアホール。18 世紀末に、この国の貴族ジョージ・ヘンリー・ムーアによって建てられ、ムーア家の人々の住まいだったのだけど、アイルランド内戦中の 1923 年に放火されて以来、現在まで廃墟状態にあるそうです。©Alexander Kaßner
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マクロン大統領は、金曜日に電話で、ボリス・ジョンソン首相に、パンデミックに対し対策を取らなかったら、国境を閉じて英国から人が入ってくるのを拒否するぞと脅したから、ボリス・ジョンソンは、その日のうちに、レストラン、パブ、映画館を閉鎖するように通告したらしい。
elmundo.es/internacional/…
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17 世紀のフランスの詩集『ジュリーのギルランド』(gallica.bnf.fr/ark:/12148/btv…) のニコラ・ロベールによる挿絵で描かれた西風の神ゼフィロス。右手に薔薇を、左手に花飾りを手にしています。ゼフィロスは、ボッティチェリの《春》や《ヴィーナスの誕生》にも登場しますね。
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中世の再発見というコンテクストで制作された、様々な植物によって飾られている、20 世紀初頭のフランスの装飾写本 (gallica.bnf.fr/ark:/12148/btv…)。フランス国立図書館蔵。
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17 世紀前半のイギリスでは、聖書などの信仰書のブックカバーとして刺繍製本が使われていました (harvardmagazine.com/2017/09/a-book…)。下の少年の頃のチャールズ2世や船は、刺繍によって描かれています。
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ブエノスアイレスのカフェでプルーストのあの長い長い小説の読書会を熱心に続けてきた老人達を記録したドキュメンタリー映画『失われた時』(2020) があるのだけど、この映画は、高齢化社会を迎えた日本でも公開して欲しいですね。
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先月フランスで刊行されたエミリー・ディキンソンの詩や手紙をまとめた本には、少女時代に作った押し花のカラー図版が、23 頁収録されています (lesbelleslettresblog.com/2021/05/25/poe…)。21.50 €。
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公園で落ちていた紅葉の葉っぱを色ごとに整理しているスイスのアーティストのウルスス・ウェールリさんの作品 ©Ursus Wehrli
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ジュネは死の直前に、友人であるローラン・デュマに3つのスーツケースを預け、デュマは 33 年保管した後、最近になり、資料図書館の IMEC に寄託。スーツケースの中には、デヴィッド・ボウイの依頼で書いた映画版の『花のノートルダム』のシナリオ等が含まれていたとのこと。
lepoint.fr/livres/que-con…
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ボルヘスの未亡人のマリア・コダマさんは、コロナのためにずっと家にいたら、未発表のボルヘスの原稿 (lanacion.com.ar/cultura/silvan…) を見つけたらしい。彼の祖父フランシスコ・ボルヘス大佐が脱走兵の処刑に関わったことについての原稿で、ボルヘスは罪悪感を抱いていたらしい。
abc.es/cultura/libros…
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ジェノヴァでは近世の貴族達の邸宅群(パラッツィ・デイ・ロッリ) が世界遺産になっていて Airbnbで泊まれるところもあるようです("UNESCO APARTMENT: Via Garibaldi - Genova Center")。部屋は現代的でも、こんなエントランスだと心ときめくでしょうね ©The Savage Army Partners
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巨大なクモの彫刻で知られるルイーズ・ブルジョワ (1911-2010) が制作した全ての版画や本を閲覧できるウェブサイトを MoMA が公開しました (moma.org/s/lb/curated_l…)。
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とっても小さなテディベアを抱いて横になっているネズミともう一匹のネズミを撮ったロシアの動画です ©irishka.mimi
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サン・マルコ広場での花火で始まる、パラッツォ・ドゥカーレで開催された「カナレットとヴェネツィア」展 (2019) のトレーラーは、18 世紀のヴェネツィアが凝縮されているようで、なかなかいいです。©MuseiCiviciVenezia
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クリスチャン・ディオールの『手縫いの料理』という仏語と英語の料理本が 1972 年に刊行されていて、その一部がオンラインで閲覧できます (diorpress.com/la_cuisine_cou…)。左上はスープ、右上は卵料理、左下はサラダ、右下はデザートを描いたルネ・グリュオーによる魅力的なイラスト。
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アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所の跡地にある博物館のサイトでは、バーチャルツアーが可能です (panorama.auschwitz.org)。敷地が広く、ボリューム満点という感じ。左下の門のアーチに掲げられている「働けば自由になる」というスローガンは、ナチスドイツの他の収容所でも使われていました。