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家庭は、まずリラックスできる場所でありたいですね。大人にも子供にも癒やしの場ですから。大人の目には、子供は気楽そうに見えますが、ああ見えても外ではけっこうがんばったり気を遣ったりしているのです。ですから、家に帰ってダラダラするのは当たり前なので、いろいろ許してあげてください。
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他人の不機嫌に影響を受けて、自分の大切な一日を台無しにするのはやめたいものです。それは相手に支配されたようなものですから。自分の一日は自分の力で最高にいい一日にしましょう。他人の不機嫌に付き合って自分も不機嫌になる必要はありません。自分は上機嫌でいて幸せになりましょう。同じく、自
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楽しいことを思い浮かべながら寝ると、寝ている間ずっと楽しい状態が続きます。悲しいことを思い浮かべながら寝ると、寝ている間ずっと悲しい状態に。なので、寝る前に叱るのは絶対NG。子供には、親からの「大好きだよ」のメッセージが一番。これがあれば寝ている間ずっとハッピーな状態が続きます。
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「一人っ子は自己中心的でわがまま」という説は全くの迷信です。私は650人の子供を担任して、その中には一人っ子もたくさんいましたが、そんなことを感じたことはただの一度もありません。むしろその逆の可能性が高いのでは?なぜなら、親の愛情をいっぱい受けて心が満たされているからです。
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「わがままを言わない。人に迷惑をかけない。自分できちんとできる」などを子供に求め過ぎると逆効果です。子供が「親の顔色を伺い本音が出せない」「親の前でよい子を演じ外で発散する」「自分に自信が持てない」等の状態になる可能性大です。親にすらわがままを言えない子は内に不満を溜め込みます。
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男の子脳の度合いが高い子は、「やりたいことしかやらない」「嫌なことはやらない」「マイペースで遅い」「チャンネルの切り替えができない」「自己コントロール力がない」「だらしがない」「片づけが苦手」「人の気持ちが読めない」「落ち着きがない」「乱暴・雑」「手がかかる」などの傾向があ
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子供は親の言うことは聞かないけど、することは真似します。親が叱ってばかりいると、子供は「うまくいかない時は、それを理由に相手を責めればいいんだ」と学んで真似します。これが裏の教育です。うまくいかないことに対して、親が工夫・改善する姿を見せていると、子供も「工夫が大事だ」と学びます
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「子供が自分からやりたいと言い出した」ということを楯にとって、習い事を絶対やめさせない親。「自分の言葉に責任を持たせなければ」「すぐやめるとやめ癖がつく」等の思い込みもあり。でも、子供はそんなに深く考えているわけではありません。友達が楽しそうにやっている、道具がかっこいい、などの
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過保護とは、子供が自分でできる状態なのに、そして自分でやりたいと思っているのに、親がやってしまうこと。過干渉とは、子供の気持ちを無視して親がやらせたいことをやらせること。どちらも子供のためになりません。自分で気づかないままそうなっている人が多いので、振り返ってみて欲しいと思います
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キレて叩いたり駄々をこねたりする子は、叱るより『抱っこ。マッサージ・タッチケア・スキンシップ。親子じゃれつき遊び。笑いヨガ。くすぐりっこ。話を共感的に聞く。趣味に没頭させる。好きな食べ物を出す。ワガママを聞いてあげる』等で、十分甘えさせ心を満たしてあげた方が改善します。
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大人でも子供でも、クリエイティブな人たちには、次のような傾向があります。片づけが苦手。だらしがない。やりっ放し。出しっ放し。置きっ放し。使った物を戻さない。掃除をしない。髪の毛がボサボサ。衣服に無頓着。人からどう見られるか気にしない。忘れっぽい。忘れ物が多い。てきぱき行動でき
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「楽しい。楽。簡単。面白い。軽い」の5つを優先すると幸せになれます。その反対に、「大変。苦しい。難しい。つまらない。重い」が多くなると不幸せになります。自分の生活、仕事、人間関係、そして、子育てがそうなっていないでしょうか?子供や家族がこの5つに直面していないでしょうか?
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プライドが高いだけの子は謝れません。真に自己肯定感が高い子は謝れます。前者は既に自己評価が低いので、自分の非を認めることでそれがさらに下がるのが怖いのです。後者は自己評価が高いので、謝っても自分が揺らぐことはありません。謝れない子には、真の自己肯定感を育ててあげる必要があります。
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親や先生が子供を感情的に「なんで○○なの!」と問い詰めるとき、本当は理由を知りたいわけではありません。イライラしているので普通に叱るだけでは物足りないのです。それで、「なんで」と問い詰めて子供を窮地に追い込むことで、自分のストレスを解消したいという気持ちが無意識に働いているのです
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親や先生が子供を感情的に叱るとき、「子供のため」と言いますが、疑わしいです。実は、他のことで溜め込んだストレスを、子供にぶつけていることも多いと思います。その証拠に、十分休めたり良いことがあったりして気分が良いときは、子供が同じことをしても笑って許せたりします。
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幸せ体質の子にしてあげよう。「私は大切にされてる。愛されてる。私も皆が大好き」「私は存在していいんだ。ありのままの私でいいんだ」「私はけっこういい感じ。私はがんばれる。達成できる」「私は役立ってる。うれしいな」「毎日楽しい。あれもこれもやってみたい」と思えるようにしてあげよう。
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子供が掃除をしてくれたとき、つい「掃除ができてえらい」など、「上から目線」のほめ方をしがちです。もちろんほめないよりいいのですが、いつもこればかりだと、子供は「ほめられるためにやる」という意識になる可能性も。そこでお薦めなのが、「横から目線」で感謝を伝えることです。「ありが
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勉強や躾より重要なのは、1,自己肯定感 2,他者信頼感 3,自己実現力。叱ってばかりで親子関係が悪くなると、自己肯定感も他者信頼感も損なわれます。子供が好きなことばかりしていたら、むしろ自己肯定感と自己実現力を伸ばす好機。親が発想を転換してほめれば、上記3つが同時に伸ばせます。
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育児で疲れたらとにかく休むことが大事。子供と離れて一人になれる時間が持てれば最高。愚痴を共感的にたっぷり聞いてもらうのも効果的。そういう場所や人を確保するよう日頃から心がけて。国や自治体はそこにもっと予算をつけるべき。一人で抱え込んだり自分を責めたりするのは絶対に避けましょう。
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勉強以前に重要なのは、
1,自己肯定感
2,他者信頼感
3,自己実現力
叱ってばかりだと3つとも損なわれます。子供が好きなことややりたいことばかりしていたら、この3つを伸ばす絶好の機会。それをほめてあげれば上記3つが同時に伸ばせます。そうすれば、勉強にもよい影響が出てきます。
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日本の政治は、保育士、看護師、教師、学童指導員、介護士など、人と直接関わる仕事に冷たい。父親業や母親業には特に冷たい。日本の政治は人を大事にしていません。だから、これらの仕事はどこもギリギリの人数でやっています。そのツケがコロナ禍で一気に表面化しました。もっと人に優しい政治を!
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日本の学校は、みんなが同じ時に同じことを一斉におこなう集団主義が大前提に設計されています。でも、既にそういう時代ではなく、完全に時代遅れなのです。不登校が増えているのは、子供たちがそれを教えてくれているのです。教育の個別最適化に本気で取り組まないと、日本に未来はありません。
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「楽しい。楽。簡単。面白い。軽い」の5つを優先すると幸せになれます。その反対に、「大変。苦しい。難しい。つまらない。重い」が多くなると不幸せになります。自分の生活、仕事、人間関係、そして、子育てがそうなっていないでしょうか?子供や家族がこの5つに直面していないでしょうか?
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20代女性Eさん曰く「私の母の自慢は、私の幼稚園の弁当で手を抜いたことはなく、授業参観や学校行事にも皆出席。夏休みの自由研究でよく賞を取らせたことなど。でも私はそんなことより、もっと話を聞いて欲しかっだし、あんなに叱らないでニコニコしていて欲しかった」。これが子供の正直な気持ち。
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テキパキ行動できる子は生まれつきです。親の指導がよかったわけでも、本人が特にがんばっているわけでもありません。だらしがない子も生まれつきであり、本人のせいでも親のせいでもありません。その証拠に兄弟を同じように育てても全く違ってきます。ですから、親は子供も自分も責めないでください