親野智可等(@oyanochikara)さんの人気ツイート(新しい順)

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親と先生には、子供ができないことや苦手なことに目を瞑るようにして欲しいです。目を瞑らないと、ガミガミ叱り続けて結局子供を傷つけることになります。親と先生が目を瞑れば、子供は毎日安らかな気持ちで楽しく幸せに過ごすことができます。子供時代において、これ以上大切なことがあるでしょうか?
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子育てで疲れたらとにかく休むことが大事。助っ人を頼んで子供と離れる時間を持つことも必要。誰かに愚痴を聞いてもらうのも大事。国や自治体は予算をつけてそういう場所や人を確保すべき。一人で抱え込むのが一番まずいので。政治や行政には本気の子育て支援をして欲しい。子育て家庭に優しい社会を!
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子供に「自分のことは自分で!人にやってもらってはダメ。人に迷惑をかけてはダメ」と言い過ぎると、大人になってSOSを出せない人になる可能性があります。実際、多くの大人たちが、仕事や育児を一人で抱え込んで苦しんでいます。そうならないためには、人に手伝ってもらったりやってもらっ
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朝起こしてもらったり、着替えや片づけを手伝ってもらったりしている子でも、自分のやりたいことがどんどんやれる子なら、「自立」を心配する必要はありません。なぜなら、もうちゃんと自立しているから。その子は、ただ朝起きることや着替えや片づけが苦手な だけであり、自立とは全く関係ありません
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子供が悩みや愚痴を言ったとき、親がすぐ励ましたりアドバイスしたりしてしまうと子供は何も話せなくなります。まず共感的に聞いて、たくさん話させましょう。すると、状況がよくわかり、適切な対応も見えてきます。励ましやアドバイスが必要な場合も、たくさん話を聞いた後にしましょう。
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某父親が「出したら片づける」「やるべきことを先にやる」「字を丁寧に書く」の3つで息子を叱り続けました。「片づけない物は捨てる。雑な字は全部書き直し」と宣言して実行するなど、万事この調子。成人した息子は父親を完全拒否で会ってもくれません。愛情の空回りは哀しい。
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子供は毎日一生懸命生きていて、自分のペースでゆっくり成長しています。でも、ゆっくり過ぎて人間にはそれが見えません。大人である私たちもそうしてきたのです。誰も、他人が望むイメージに沿った成長はできません。なので、どの子も本人なりにがんばっている、ということを認めてあげてほしいです
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親の言葉が罰則型だと、子供も兄弟や友達に同じ言葉遣いをするようになる可能性が高まります。例えば、親が「片づけないとおやつ抜き」と言っていると、子供も友達に「玩具持ってこないと遊んであげないよ」などの意地悪な言い方になってしまうのです。こういう言葉遣いの子はけっこう多いです。
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親子で幸せになる十か条プラス・ワン ①子供の話を共感的に聞く ②子供のありのままを受け入れて楽しむ ③短所に目を瞑って長所を伸ばす ④子供の好きなことを徹底的に応援する ⑤叱らなくても済むように合理的な工夫をする ⑥自分のストレス解消とメンタルヘルスに心がける ⑦イライラを子供にぶ
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つけない ⑧否定的な言葉をやめて肯定的な言葉を増やす ⑨キレそうなときは深呼吸したり子供と離れたりする ⑩「がんばってるね」「大変だね」「ありがとう」「助かるよ」「大好き」などの言葉を贈る ⑪子育てを一人で抱え込まない
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男の子脳には次の傾向があり育てにくい。動き回って落ち着きがない。乱暴で雑。話を聞かない。何度言っても効果ナシ。やるべきことをやらず、やりたいことしかやらない。嫌なことは後回し。時間意識が希薄でマイペース。時間が来ても終われない。切り替えが下手。先を見通せないので段取りが悪い。人の
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日本の学校は、授業も行事も含めて全て、みんなが同じ時に同じことを同じようにすることが大前提に設計されています。それが不登校・登校渋り・登校拒否の大きな要因でもあります。これほど多くの子供たちが学校にノーをつきつけているのは、学校の設計自体が既に時代遅れであることの証拠です
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「子供の○○を直さなければ」「変えなければ」という思いの中には、子供への微妙な否定が含まれていて否定的な言葉に繋がります。「この子と楽しく過ごそう。人間同士として付き合おう。一緒に仲よく生きていこう」という思いを優先すれば、子供を肯定できるようになり、自然に肯定的な言葉が増えます
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子供が親と一緒にいてくれる時間は無限ではなく、それは意外と短い。今日という一日の中で、一緒にいられる時間を大切にしましょう。おしゃべり、スキンシップ、共に大笑い。「大好きよ」「一緒にいられてうれしい」と言葉でも伝えましょう。言わなくても伝わるなんて言ってないで、言葉で伝えましょう
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「子供に○○させなければ。○○を直さなければ」が強いと苦しくなります。それより「今日も親子で楽しく生活しよう。一緒にいられる今を味わおう」くらいの気持ちでいた方が、余分な力が抜けていいです。しょうもない子供のあれこれを楽しめるようになるから。私たち大人も大抵しょうもないわけだし。
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宿題をやらずに平気で遊べる性質は短所に見えます。でも、それは図太いということでもあり、長い人生を生きていく上では長所かも知れません。逆に、すぐ宿題をやらないと気が済まない子は、仕事の上で「まじめで手が抜けない」「”いい加減”にできない」ということで苦しむことがあるかも知れません。
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子供ができないことはやりやすいように工夫。それでも無理なら手伝いましょう。それでも無理ならやってあげればいいです。しかも、叱りながらでなく明るく楽しく。これで乗り越えてきた親子は星の数ほどたくさんいます。「それでは自立できない」は罪深い迷信。自己肯定感を育てておけば自立できます。
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子供時代の毎日を、明るく楽しく幸せな気持ちで生活できるようにしてあげることが何より大事です。こういう生活の中で自己肯定感と他者信頼感が育ちます。この2つは基本的信頼感といわれるものであり、これがあれば人生ほぼほぼ大丈夫です。言い換えると、子供を幸せ体質にしてあげるということです。
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子供は、大騒ぎすればその後は自然に静かになります。これを繰り返すことで、前頭前野が扁桃体を管理する力がつき、キレない子になります。でも、保育園や幼稚園の子たちの声が騒音扱いされ、園内で思い切り大きな声を出したりはしゃいだりできない所もあるようです。これは非常に心配な事態です。
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大阪市立大学の森田洋司名誉教授の研究によると、クラスにいじめがあるとき、生徒の行動は三群に分かれます。 1傍観者群 2いじめを止めようとする群 3いじめを増大させる群 2の生徒は親子関係が良くて、3の生徒は親子関係が悪いという顕著な相関関係があることも明らかになっています。
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私が子供の頃、放課後になると小学生は毎日遊んでいました。自由な時間がいっぱいあったのです。今の子供たちは自由な時間が極めて少ないです。そして、これは憂えるべき事態です。なぜなら、これからの時代に必要な主体的な生き方は、自由な時間の中で育つものだからです。
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人は停滞と飛躍を繰り返して成長します。身長も伸びない時期と一気に伸びる時期があります。子供の能力や人間性も同じ。伸びない時は次に伸びるための準備中なのです。それはさなぎのような状態で、外からは変化が見えません。なので、待てる親であって欲しいです。待てない親は子供のペースを乱します
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「姿勢が悪いよ」より「背筋を伸ばすとかっこいいよ」の方が伝わります。前者は抽象的&否定的、後者は具体的&肯定的だから。「こぼしちゃダメ」は抽象的&否定的。「お椀を持って食べよう」なら具体的。また、よい状態を見逃さずに「背筋が伸びてるね」「こぼさず食べたね」とほめるのは効果抜群。
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子供時代の毎日を、明るく楽しく幸せな気持ちで生活できるようにしてあげることが何より大事です。こういう生活の中で自己肯定感と他者信頼感が育ちます。この2つは基本的信頼感といわれるものであり、これがあれば人生ほぼほぼ大丈夫です。言い換えると、子供を幸せ体質にしてあげるということです。
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子育てや教育では、親が結果にこだわると子供を苦しめることになります。結果にこだわるのをやめ、自分が子供のためにできることをする、その過程、その時間を楽しみましょう。それこそが人生のすばらしい瞬間であり、何年かして振り返れば、本当に大切で愛おしい時間だったということになると思います