難病寝たきりの私が看護師をしていたとき、先の長くない患者さんは口を揃えてこういった。 「好物を食べておけばよかった。もう受け付けない。」「〇〇と行きたかった場所に行っておけばよかった」「会っておけばよかった」この時、皆求めていたのは夢のような世界でなく 『当たり前の日常』だった。
病気で寝たきりの私、もし生まれてからずっと寝たきりだったら『こういうものか』と思ってたかもしれない。 元気だった時があったから『あの頃に戻れてからやりたいことをしよう』そんな思いの時期が長かった。 『元に戻ることに注ぐ力』よりも『今やりたいことに注ぐ力』が大切だと気づいて今がある。
私が難病寝たきりになって1番努力してきたこと。それは、 耐えられないほどの苦しいことがあって、 耐えられないほどの悲しいことがあって、 その耐えられないほどの気持ちの矛先を 全く真逆の『芸術創造的なものを創ること』に向けてきたことだ。 これからもずっと作曲家ピアニストであり続ける。
難病寝たきりになった私の後悔。『いつかやろう、今じゃなくてもいい』と思えることほど『今』やっておけばよかった。『いつかやろう』と言える時点で、『いつでもやろうと思えばできる条件が整っているということ』だったから。 出来なくなって『いつかやろう』が恋しい言葉になった。 『今』やろう。
健康な時には気がつかなかったのに 病気で寝たきりになった今、 普通に生活できることがどれほど幸せだったのかと気付く。 幸せは本当はすぐ隣にある。 失って初めてあれが幸せだったのだと気付く。 この世には、手に入れる幸せと、失って気づく幸せがある。
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『元気を出す』
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『優しい心』
【教科書から消えた名曲】 作者不詳の冬の名曲です🌸 冬景色・寝たきりピアニスト演奏 フル▶︎youtu.be/I_eHLYNv6rk ※寝て演奏しているのは、#脳脊髄液減少症 という病気のためです。
何年も寝たきりであるということは 時が経つにつれて『寝たきりピアニストの私しか知らない人に出逢う』ってことで、それを素晴らしく思えるような生き方ができたならいいな。『昔は良かった』と言うのは簡単。『今が最高』と言うのは簡単なことではないけど『言える』時ができたなら、それは『最高』
難病寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『登り坂を駆け上がれ!』
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『意志を貫く』
『失敗したらどうしよう』の『どうしよう』の部分を決めてしまうこと。 『失敗したらこうしよう』まで決めて臨むのが本当の挑戦。
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『勇気を出す』
難病寝たきりの私は、健康だった頃は自由に動けたのにやりたかった事を実現しなかった。 環境が与えられても考え方を変えない限りは先には進めなかったあの頃。 性格と環境はどうあがいても変えられないことを知って 考え方と行動だけが唯一変えられると知って今がある。
事故で寝たきりになり、 これまでの自分に戻りたくてしょうがなかった頃 戻れなくて途方に暮れた。 本当の絶望ってこれなんだ。と知ってしまって涙が止まらない夜を幾度となく過ごした。 そんなある日、暗闇から朝日に移り変わったとき、見つけた『ひかり』に感動して涙が溢れた時生まれた歌です。
難病で寝たきりになってからも変わらず愛情を注いで育ててくれた父に感謝の気持ちを込めてこの曲を送ります。『花束の手紙💐』 どんな日も支えてくれて、応援してくれてありがとう。 貴方の心はどこまでも広く温かく、私の憧れです。 これからもよろしくね。お父さん。 #父の日  #父の日に手紙を
病気で寝たきりの私が 『君は元気の源!元気をください』と言われた。 『病気で元気じゃない私』が『元気をください』と言われる喜び。 病気になると弱いものは与えられる側、 元気なものが与える側 …そんなイメージを持たれがちだけど、 それを払拭する言葉がまた私の『元気の源』となっている。
激頭痛の時は「頭痛さえマシになればいい」と思い 少し和らげば「食べ物が通ればいい」と思い もう少し和らげば「音楽が聞ければいい」と思い さらに和らげば「ピアノが弾けるといい」と思い その上和らげば「自分の曲が世界中に羽ばたけばいい」と思う。 その時その時の「一歩先」の希望が私を支える
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『無敵』
激頭痛の時は「頭痛さえマシになればいい」と思い 少し和らげば「食べ物が通ればいい」と思い もう少し和らげば「音楽が聞ければいい」と思い さらに和らげば「ピアノが弾けるといい」と思い その上和らげば「自分の曲が世界中に羽ばたけばいい」と思う。 その時その時の「一歩先」の希望が私を支える
難病寝たきりの私が看護師をしていたとき、先の長くない患者さんは口を揃えてこういった。 「好物を食べておけばよかった。もう受け付けない。」「〇〇と行きたかった場所に行っておけばよかった」「会っておけばよかった」この時、皆求めていたのは夢のような世界でなく、『当たり前の日常』だった。
事故で寝たきりになった当初は、「もし事故に合わなければ〇〇だったのに。」あったはずの未来を失ったことに落胆していた。 何年も経った今、寝たきりには変わりないけど、 あの当時あったはずの未来が時間の経過で全て過去になったことに気づいた。0からまた新たに未来を創り上げていこう。
難病寝たきりの私は「私があなたの状態だったら生きていけない」などの言葉をよくいただく。私が健康な時も同じ様に思っただろう。実際自分がこうなった今、それでも生きていくには生きたいと思える理由を作って生きてる。 理由を作ることはいつだってその気になればできることを病気が教えてくれた。
地上では全く体を起こしていられない完全寝たきりでも、 ベッド上にピアノを設置すると不完全ながらも演奏できる。 病気が治って起き上がれるようになるまで待つより、 起き上がれないままでも演奏できる方法を選択した。 かけがえのない宝物のピアノとともにこれからも歩んでゆく。