『生きてるだけでいい。』そんなとても優しい言葉がある。 こんなに優しい言葉なのに、私には少し悲しくて苦しかった。 『生きているだけでは嫌だ。この難病寝たきりの体でも私にはやりたいことだって夢だってたくさんあるのに。』 だから私は『生きたいと思えること』を自分で創っていくことにした。
『生きていたらいいことがある』は逆で、 『いいことがあるから生きていける』 待っていても少ししかおとずれない『いいこと』がたくさん訪れるように、自分から『いいこと』に向かっていくことが、 人が『生きていける理由』なんじゃないかな。 『いいこと』たくさん創って歩もう。
【祝㊗️書籍化🎊】 この度、奏出版さんから 星野希望エッセイ集『寝たきりのピアニスト』を、 出版させていただく事になりました。 きっかけはTwitterで皆様にたくさん読んでいただけたことで、お声かけいただきました。いつも本当にありがとうございます。 ぜひお手に取っていただけますと幸いです。
なごり雪🌸 実は春の歌なんだって✨ 心に沁みるあたたかい曲で大好きです。 youtu.be/efmPaX0UXrA ※寝て演奏しているのは、#脳脊髄液減少症 という病気のためです。
『もっと大変な人もいるんだから』 …これを『自分を』奮い立たせるために使うのは素晴らしいことでも、 『もっと大変な人もいるんだから』 …これを『他人を』元気付けるために使うと傷付けることがある。 同じ言葉で違った形をしている言葉ってたくさんあるよね。
事故で寝たきりになって、もう座ることも出来なくなって、一生ピアノは弾けないと諦めていたし、死にたい以外の感情なくなったけど、親がこれ作ってくれてピアニストになることができた。もう少しだけ頑張る!
『仮にあと数ヶ月で死ぬとしたら、最期に何がしたいか?』 …そんな質問に 『好物を食べる』『世界一周旅行』『会いたい人に会う』 とか思ってたけど、実際病気になると 吐き気で食べれない、 衰弱して移動もできないので、 『今やりたいと思っている事』は 『今できる事』だったと 今だから言える。
寝たきりピアニストが弾く🌹赤いスイートピー youtu.be/ujT1Ef7eSuo こんなにあたたかい春の歌に出逢ったのは初めてです🌸 ♪~ 春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ~♪ ※寝て演奏しているのは、#脳脊髄液減少症 という病気のためです。
死なないでほしい という最も優しくて、最も無責任な言葉がある。 死にたい人にはこの言葉は届かないかもしれなけど ぶっきらぼうに放たれた『死なないでほしい』と、 その人にとっての“大切な人だから”『死なないでほしい』では異なる意味を持つ。人は誰かのために生きたいと思う生き物であるから。
今まで生きてきて 「やらなければよかったのに挑戦した後悔」より 「できるのに挑戦しなかった後悔」の方が断然多い。 そういう人生だったから、今は真逆の人生を生きている。 寝たきりになってから気づいた。少し遅い。 だけど、やりたかったことやり潰していい人生だったなと言える最期にしたい。
激頭痛の時は「頭痛さえマシになればいい」と思い 少し和らげば「食べ物が通ればいい」と思い もう少し和らげば「音楽が聞ければいい」と思い さらに和らげば「ピアノが弾ければいい」と思い その上和らげば「曲が世界中に羽ばたけばいい」と思う。 その時その時の「一歩先」の希望が私を支える。
健康な時には気がつかなかったのに 病気で寝たきりになった今、 普通に生活できることがどれほど幸せだったのかと気付く。 幸せは本当はすぐ隣にある。 失って初めてあれが幸せだったのだと気付く。 この世には、手に入れる幸せと、失って気づく幸せがある。
知らない=幸せなことってあるよね。 私が難病で寝たきりになった当初、治ると思ってたから生きてこれた。その時点で何年経ってもずっと寝たきりの今を知ってたら絶望して死んでたと思う。 知らないことが希望になることもあるんだね、人生は。 知ってることが今を支えて、知らないことが未来を創る。
難病寝たきりの私は動けない。けれど、 無いものをねだったり羨んだりするのではなく、自分の得意なことや自分がすでに持っているものを最大限に活かせる生き方がしたい。 それが誰かの支えになれればそれほどの嬉しいことはこの世には存在しないと思う。 私は作曲家・ピアニストとして生きてゆく。
砂時計は 上を見ると砂が残っている。そして減ってゆく。 下を見ると砂が少しもない。そして増えてゆく。 一見失っているように見えて、中身は変わっていないことがある。 私は難病で寝たきりになってたくさんのものを失ったと同時に、 失ったものたちは形を変えてたくさんのものを作っていった。
人と比べることで生まれる「相対的な幸せ」は淡くもろいけど、 人と比べなくても自分の中から生まれる「絶対的な幸せ」は硬く微動だにしない永久的なものである。 比べて得る幸せではなく、 生まれて得る幸せを。 人と比べて変わる幸せではなく、 “比べても変わらない”幸せを。
難病で『寝たきりのピアニスト』になって3年。 寝たきりピアノは絶望しかなかった私の生きがいとなり、 人生を大きく変えてくれたパートナー。 ただのピアノじゃなくて、私の第二の人生そのものが詰まっている。
挑戦しなければ失敗はないけど、成功もない。 無難に目立たず穏やかに平凡に生きるのもいいし、 先駆者として挑戦して何かを成し遂げるために失敗しまくりの波乱万丈なぶっ飛んだ非凡な生き方もいい。 前者が昔の生き方で、後者が今の生き方。 色んな人生が一人の人間の中にある。
諦めることにどれだけの勇気がいったことかを知らない人が、簡単に『諦めるな』と言うけれど、諦める=手放すことで見える未来もたくさんあるんだよ。夢を叶えるための取捨選択=諦めることだと私は思う。叶えたい夢のために『手放す勇気』を。
この曲、ずっと『ドキドキ“の”一年生』だと思っていた😂 実は『ドキドキ“ドン”一年生』が本当の曲名って知ってた人いる?🙋‍♀️ ♪~サクラさいたら いちねんせい ひとりで いけるかな~♪ ※寝て演奏しているのは、#脳脊髄液減少症 という病気のためです。
生きる意味を“自分”のために託すのはしんどいけど、 生きる意味を“誰か”のために託すと、 不思議と生きる力が湧いてくることってあるよね。 誰かの喜びに心を寄せたい。 誰かの悲しみに心を寄せたい。 そして誰かのありがとうに心を救われ、 また生きようと立ち上がる時に、決まって優しい風が吹く。
難病寝たきりなのにそんな化粧して衣装着れないだろう!と怒ってくる人いるんだけど、 『病気だからおしゃれしちゃいけない。病人らしく…』みたいな思い込みがいけないのであって、 おしゃれと病気は全く関係ないってこともっと広がってほしい。 『おしゃれな病人最高〜!』が普通になりますように。
『事故で寝たきりになるとは怖いね。』と言われることがあるけど、 私は手術が成功して元の生活に戻れることを何よりも望んでいた、 かつては。 度重なる手術に身を捧げたが叶わなかった。 本当は悔しい。戻りたかった。 元に戻れないなら、自分を奮い立たせて『叶う夢』を叶えていくことにした。
難病寝たきりピアニストの私が、今まで10回以上聞かれた質問 『ペダルどうしてますか?』 …ペダルはベッド上でこうやって使ってます\(^^)/ 難病で寝たきりと聞くと「足動かない」と思われがちだけど、 今のところ私の足は動いてくれてます。 工夫次第で意外と弾ける寝たきりピアノ広めたい✨
【ご報告】 ついに…!フォロワーさんが3万人を超えました🎊 いいねやRT・メッセージ、全ての応援に感謝の気持ちでいっぱいです。 出逢ってくださったみなさん、本当にありがとうございます。 ご縁に感謝です。 今後も色々挑戦していきます💪✨ これからもよろしくお願いします。 一生チャレンジ!