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伊藤みどり、世界フィギュアスケート殿堂入りの際の、ISUの声明が好き
She single-handedly brought ladies skating into the 21st century
「伊藤はたった一人の力で女子フィギュアスケートを21世紀へと導いた」
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まさに唯一無二のスケーター、台湾のデイヴィッド・リュウ。ジャンプに難はあったが、バレエダンサーでもある彼はとにかく姿勢や動きが美しく伸びやかで、この片足ステップや創造的なスピンで魅了した。バレエとスケートの素晴らしき融合。こんなの他に見たことない!
youtu.be/dGZAwr8MMhE
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小塚崇彦の2012スケアメ「栄光への脱出」
何度見てもこの演技は涙が出そうになる。フィギュアスケートの正義のような演技。普段は感情が表に出るタイプではない小塚の渾身のステップ。自然と沸き起こる拍手。力強いスピンと終了後のガッツポーズまで含めて、これがフィギュアスケートなのだよと思う。
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鍵山正和さん、彼の猫足には何度も興奮させられた!これ以上の猫足をいまだかつて知らない気がする...少々難のあるランディングでも持ち堪えたり、美しいランディングに変えてしまう。幕張ワールドではフリーだけでは、ストイコ、ロロ、ザゴ、ウルマノフに次いで5位、総合6位。youtu.be/KfpL_vLfIao
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太田由希奈さんのトゥーランドット。改めて見ると本当に驚かされる。圧倒的な美。繊細なだけでない力強さのある表現。16歳でこの表現はバイウルの黒鳥やクワンのサロメと並ぶものだと思う。レイバックスピンの手の動きが完全なる芸術品。芸術点5.7以上が並び5.8、5.9も。
youtu.be/Bg-rHQkUP6I
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太田由希奈さんのトゥーランドット、演技後のスロー振り返り。
レイバックスピンの手の動きだけズームしたくなる気持ち、わかりすぎる!
youtu.be/Bg-rHQkUP6I
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大傑作浅田真央のバラード。とにかく驚きに溢れるプロで、特に自分が唸ってしまうのは、長調になり音楽が解放される箇所で、バレエジャンプ→2Aを2回繰り返す部分。非常に印象的で、なぜタラソワはこんな構成が思いつくのだろうといつ見ても思う。脱帽。
youtu.be/LV5CjO1BSOM
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なんという才能...最高すぎる
レイチェル・フラットのシング・シング・シング。もちろん以前から大好きなプロだけどこの全米の演技は神!特にステップ中盤、一層ノッてくるあたりからのこの曲のお手本かのような弾け具合。コメディエンヌ的なプロを演じたら右に出る者がいない。そしてこの時17歳。
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鍵山君、ワールド初出場銀メダルは2014年の町田樹以来。
ただ大昔はわからないけど、ここ50年くらい見る限り、男子でワールド初出場金メダルの人はいなくて、銀メダルも町田と鍵山の二人だけ。
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今回の宮原さん、トゥクタミ、ハンヤン、コリャダ、ジェイソン、キーガンあたりの演技を目の当たりにすると、長く続けることで辿り着く境地が確実にあるんだと思う。得点では表しきれない、でもフィギュアスケートの発展のために絶対に必要なもの。羽生君もそう。彼の演技も変化していると感じた。
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アボットをより一層好きになったプロ「ライフイズビューティフル」。このサーキュラーを初めて見た瞬間に完全に射抜かれた。見たことがない方がいたらとにかく見ていただきたい。スポーツなのだけど踊りであり演劇であり人間というものの表現であり、まさにフィギュアスケートの醍醐味のようなステップ
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個人的な思いだけど、浅田真央を振り返るにあたり、このステップシークエンスは彼女が成し遂げたものを最も雄弁に語ってくれるものではないかと思っている。バンクーバーの鐘より、ソチのラフマニノフより、このステップだと思う。スケートと踊りの美しく感動的な融合こそ彼女の特徴ではないだろうか。 twitter.com/shintora_sport…
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フィギュアスケートでピアソラと言えば触れないわけにいかぬこのプロ。ウソワ・ズーリン現役引退後すぐの、ピアソラのミロンガ・ロカで印象的なトウステップを踏むプログラムです。音楽、衣装、振付のセンスが抜群だった彼ら。現在のズーリンと同じく常に新しい芸術的なアプローチに挑戦していました。
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ここまで音楽を「奏でた」スケートがあったかなと思うぐらい、演技と音楽が一体化している。誇張なしで彼の体の動きから音楽が発せられているように感じる高橋大輔ソチのステップ。彼が達した境地を見せてもらっているかのよう。 twitter.com/04ho23/status/…
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ランビエール10年五輪、椿姫のラストのスピン。かつてこんなにもじっくりと丁寧にスピンを見せた作品があったか。何か生き物の有機的な動きをスローで観察している気分にもなる。演技全体は最高の出来ではなかったかもしれないが、このスピンに地鳴りの如く徐々に歓声が湧いていった光景は忘れられない
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RIP Denis Ten
2013ワールド、この日を忘れない。
才能とセンスがあることは知っていたけど、本当の力を見せつけられた日。
このエネルギーとパッションに溢れながらも実に端正であるという両立は、誰にも真似できない彼の特別な能力。私にとって理想のフィギュアスケートを表現してくれたスケーター。
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2013年アダルト選手権のみどりさん。43歳の完璧な2A。伊藤みどりという100年に一人レベルの天才が歳を重ねてもなお挑戦し、ちゃんと天才たる所以を証明し、幸運にも立ち会った観客が熱狂する。篤姫の音楽も相まってこの一連の流れは何百回見ても気持ち良いし、泣ける。フィギュア史上最高の瞬間の一つ
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デニス・テンの死の舞踏。五輪で少し失敗のあったプロだからあまり有名でないかもしれないけど、このステップの振付と実施の見事なこと。ローリーが五輪に向けて勝負プロ作り込んだ感じがヒシヒシと伝わってくる。リンクを激しくも自由に軽やかに気品タップリに動き回るザ・殿下のステップです。
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高橋大輔のVAS。ウィルソン振付と聞いてメチャクチャ期待して、披露されたプロがこの音楽、振付。音楽の引き出しの多いウィルソンならでは。高橋大輔を目の前にしたら色々遊びたくなるよね。痺れる振付に、高橋のこのスピード感、切れ味。1.5倍速ぐらいに感じる。こんなステップは他に誰も踏めない。
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21ワールドの見返しが止まらない。男子フリー良い演技多かったけど、ハンヤンのララランドはたぶん何十年後も何度も見返すと思う。ポケットに手に入れて滑ってくれる、本当にただそれだけでいい。大げさな振付や細かいつなぎは一切ないけど、充足感しかない。さらにはこのジャンプの質はあり余るご褒美
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コリャダのくるみ割り人形が歴史に残るであろう名プロすぎて震えてる…ロシアの、アベルブフの本気を見たという感じ。バレエ的なしなやかな動きと人形のカクカクしたあえて誇張されたメリハリのある表現の融合がお見事。こういう繋ぎやステップの振付がたまらないです…これぞロシアです…
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「仮面舞踏会の冒頭だけ集めた動画(一部例外あり)」
クリオブ→アリエフ→ドムシャバ→真央→ハンヤン→ヴォロトラ→クリポノ→ソコロワ→アニペー→ラズキン→ボブソロ→アボット
(出来心でつくってしまった…)
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人生最後の日に見たいのは高橋大輔のクライシスかもしれない。とびっきりの派手な装飾も着こなすけど、この身体ひとつで素のままに演じているようなこのプログラムが彼の真骨頂のようにも感じる。リンクを片足一本で横切る滑りの穏やかさ。派手なことは何もないのに、見ていて自然と涙が伝う作品です。
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ジュンファンのトゥーランドットのコレオシークエンス見応えあったなあ。
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村上佳菜子15年ワールドSPのThink of me。まさに歌うような滑り。これ程までに歌とスケートが同調した演技を他に知らない。彼女の体から、スケートから歌が聴こえてくるようと言っても何も大袈裟な表現でないと思う。インタープリテーションに10点が出ても納得!本当に特別な表現ができる選手でした。