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「大事なことだから一回しか言わない」は意地悪なんです。「大事なこと」は「何度でも言って」あげてください。子どもたちの中には一回で聞けない子もいるんです。あなたの意地悪で子どもたちが学ぶことは「諦め」ですよ。
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「今日の給食に出てくるマーガリンは毒なので食べません」と申し出た子どもがいた。嫌いな食べ物を無理矢理に食べさせる指導は元々していないので、その子は食べなかったのだが、周りの子はその言葉に動揺していた。
僕は学校給食の高い安全性を信用している。そして食に関する指導の主戦場は家庭だ。
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学級担任として一番大切にしていることは「真面目な子に損をさせない」ことである。ついつい「手のかかる子」に意識が向いてしまう先生が多いが、その影で「先生に迷惑はかけられない」と自分の本音をぐっと抑えている子どもたちがいることを知っておかないといけない。その子たちが学級を支えている。
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教頭「めがね先生が早く帰ることに対して、みんなよく思ってませんよ」
めがね「全然構いません。定時で帰ることの何がいけないのでしょうか」
教頭「みんなに合わせた働き方をして欲しいです」
めがね「残業をしろということなら管理職としてはマズイ発言ですね」
教頭「‥」
学校現場のリアル
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小学校は『風呂敷を広げすぎた』のですよ。これに尽きます。総合的な学習の時間、外国語活動、道徳教科科、プログラミング‥。経済界から求められた人材を育てるべく、教科の縛りが少ない小学校に、あれもこれもと取り入れ続けた結果、どれもこれも中途半端で、教員はヘトヘト
我々は何を育ててるのだ
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昼休みの時間に職員室で読書をしていると、管理職から「周りの人がどういう気持ちになるか考えなさい」と言われた。どうやら僕が「業務時間内に読書」をしていることが気に食わないらしい。「子どもたちに読書をしろと言っているのですから、先生も読書をしてもいいのではないでしょうか」と反論した
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「先生だけ毎日、給食大盛りはおかしいと思います。先生だけ特別多くの給食費を払っているわけではないはずです。子どもたちと同じ適正量にしてください。」という保護者は、心が狭いのか正論なのか。この保護者が言うとおり、教員の給食費は子どもと同額なのだ。どう思いますか?
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「かわいい我が子なら自宅で保育できるよね」って考えてる人は子育てしたことないと思うんだよな。子育てなんて「朝の数時間と夜の数時間と土日」で十分お腹いっぱいです。子どもの健全な発達と保護者のメンタルヘルスを考えたって「一日中一緒」は危険だお。
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体育が苦手な子がいた。自分が体育をしているのを見られるのが辛いらしい。そこで「身体を動かすだけが体育ではないよ。見学だって体育だよ」と伝えたら、その子はしばらく悩んでから「体育ノート」を作った
体操服に着替えて見学しているその子のノートはイラストや文字がびっしりと書かれている
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児童の登校早すぎ問題
保護者の仕事の都合もあるのだろうが、本校でも「7時40分」には校門の前で待っている児童がいる(開門8時5分)。鍵をもたせられないけど、仕事には行かないといけない、ということで家を「追い出された子」が校門に集まる。ここで事故でも起きれば、その対応は学校がする
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学校を「社会へ出るための訓練所」だと勘違いしている先生があまりに多い。訓練に耐えられない子どもには「社会はもっと辛いんだ」と追い詰める構図はブラック企業そのもの
学校は「社会から子どもたちを守る」ためにある。社会的弱者である子どもたちを様々な搾取から守り育てるための安全基地なのだ
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一人一台パソコンで授業中に「鬼滅の刃」を調べている子がいたので、そっと近づくと「何もしてないよ!」と学習アプリを開いて、画面を切り替えたので、これは慣れてるなと思ったので「うんうん、実はブラウザには履歴というものがあってだな」と【履歴の消し方】まで教えておいた!これでバレないね!
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大容量ランドセルなんてものがあるせいで、教科書やノートや資料集やパソコンを毎日持って帰らせようとなってしまう。ランドセルは廃止して手提げ鞄などにしたら、物理的に「毎日持って帰るもの」は減るだろう。筋力トレーニングじゃあるまいし、あんなに重たいものを子どもに背負わせるなんておかしい
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「担任の叱責が原因の不登校」が本当に多いと感じる。そして、これを「子どもが打たれ弱い」と誤解している教員の多いことに辟易する。子どもを傷つけているのはあなただよ。ちなみに「叱責」には「自分以外の児童への叱責場面」も含まれている。教員は自身の言葉遣いについて十二分に気をつけるべきだ
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これはもう何度も言ってることだけど、我々小学校教員が最も大切にしなくてはいけないことは「勉強をできるようにする」ではなくて「勉強を嫌いにさせないこと」だからね
「嫌い」じゃなければ、いつでもどこでも誰とでも「やり直し」がきく
でも一度「嫌い」になってからの「やり直し」は相当しんどい
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このように管理職や先輩教員にも反論してしまうので、僕をよく思っていない人がいるのは仕方がないけど、コソコソと文句を言われるのは腹が立つし、それこそ「いじめの風土」を育てているようで、その点も腹が立つ。文句があるなら直接言いにこいよ。まったく。結局、ツイートしちゃった。てへ。
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「警察24時」があるなら「学校の先生24時」もあっていいと思う。絶対におもしろい。
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「早寝早起き朝ごはん」をすれば学力が上がるのではなくて、「早寝早起き朝ごはん」を可能にする「家庭環境」で育っている子どもは「学力が高い」ことが多い、なんだよね。
相関関係と因果関係が混同されることは、子育てや教育の世界ではよくあるなと感じる。
他にもありますかね?
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過去にも僕が「毎日定時退勤」をしていることについて管理職から「指導」を受けたことがある。そのときの言い分も、「あなたが早く帰ることを、よく思っていない人がいる」という言い分だった。そのときは、「残業をしろとおっしゃるのならば、それはパワハラですよ」と反論した。
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プールの水の出しっ放しで教員が弁償問題。給食担当もこのリスクあるんだよね。給食担当が「校外学習のため弁当」の学年を申請してなかった結果、給食が必要ないのに作ってしまって費用を弁償させられるんだよね。それらに対する保険があって、給食担当や体育主任は個人で入るって、これ相当問題ですよ
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学校という場は社会の中でも特に非寛容な場所なんです。同じ地域に同年度に生まれたという理由で一つの教室に押し込められて、同じ学習内容を同じ進度で学ばせられる。そのためには多くの規律を身につける必要があり、そこに適応できない子どもの居場所は用意されていない。社会の方がもっと寛容です。
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「僕の働き方」に不満がある人がいて、その人が管理職に「あの人を注意しておいて」と進言した可能性もあるだろう。しかし、これだけは強調しておきたいが、「僕の仕事を誰か代わりの人にさせている」ということは断じてない。僕は僕の分の仕事はしっかりとやっている。