文科省自身も認めているように、現状の日本の研究水準の低迷は、予算削減で人員が少なくなって一人当たりの労働量が増え、常勤ですら研究に時間をさけなくなっている事が大きな背景にある。この状況でこんなことをして、研究業績が増えるわけがない。
序に書いておけば、A大学の専任がB大学に教えにいけば非常勤講師代が発生するけど、A大学とB大学のクロスアポイントになっている教員がA大学やB大学で授業をしても非常勤講師代は発生しない。結局は予算削減の為の制度でしかない、と理解している。
「基幹教員は、学部運営に参加し、新分野に対応した先進的な教育プログラムの開発などに携わる。学部の再編や文理横断教育の推進も期待される。学生は他大学の有能な教授らの授業を受けやすくなる。」 ←その「有能な教員」とやらがやたら忙しくなって、結果として研究業績が下がるだけだと思う。 twitter.com/K_Kimura_Kobe/…
冷戦期の統一教会と中南米の反共政権との関係は、蒋介石や李承晩が中心になって作られたアジア太平洋反共連盟が、1966年に世界反共連盟に発展する話を知ってないとわからないかも知れないね。当時の韓国は台湾に次いでこの組織に力を注いだ国で、朴正熙政権は自らの手足として統一教会を利用していた。
うちの業界には、「うちの子にこのキムチを渡してあげてください」と言われて預かったキムチの袋が途中で発酵して破裂して、大惨事になった経験のある人は多いと思う。
年に一度の健康診断。まずは受け付け。お医者さん「今日の体調はどうですか」自分「国立大学の将来を考えると頭がいたくて、眠れません」お医者さん「異常無し、と」
「役に立たない事はやりたくないんです」という人も多いけど、自分の人生に何が役に立つかを知る為には、まず自分の人生計画がきちんとできていないといけないよね。でも、その人生計画を建てる為には、様々な将来の可能性の利点と欠点を知らないといけないよね。
最近の学生さんの傾向。「関心がある事があって勉強したい」思いが強い一方で、「関心がない事は勉強したくない」という傾向もある印象。「最短距離でゴールに到達したい」感じかも。でも「最短距離でゴールに到着する」為には、ロードマップが必要なので、少し関心を広げて勉強して欲しいかな。
「文部科学省は、自然科学の分野で日本の存在感が低下しているとしたうえで、要因として、ここ20年で国内の大学の研究開発費が主要国に比べ伸びていないこと、研究時間の確保が難しいことを挙げています。」⇦他人事かよ。誰のせいやねん。 twitter.com/K_Kimura_Kobe/…
父娘の会話。娘「就職嫌や」父「何言うてんねん」娘「失敗して責任取らされたりしたらキツいやん」父「甘い事言うてんな」娘「どこかに、金は出さずに適当なアイデア出して人にやらせて、自分は失敗しても責任取らんでいい仕事ないかな」父「文科省に就職したいんやったら、最初からそう言いなさい」
この話。「自分が成功したのは努力したからだ」と信じている人は、その裏返しとして、「成功していない奴は努力をしていないからだ」と思っていることが多く、結果、簡単に他人の人格批判へと踏み込んでしまう。うちの業界にはとても多い。 twitter.com/K_Kimura_Kobe/…
まあ勝ち組の人は大抵、自分が成功したのは自分が努力したからだ、とわりと素直に信じてるからなぁ。努力しても失敗したり、目標に到達しないときがある、という経験が少ないとそうなる。
どうして日テレは何も知らない自民党国会議員に、韓国政治についてとうとうと語らせてるのだろうか。尹錫悦の支持率低下が韓国の左傾化の証だとかいう珍説、はじめて聞いたぞ。こんなの垂れ流して恥ずかしくないのか。
まあ珍しくもないんだけどね。李承晩、崔圭夏、金泳三、金大中は少なくとも自身は逮捕されてない。尹潽善も逮捕は大統領退任後の民主化運動への関与なので、大統領時の業績とは違う。厳密には盧武鉉も逮捕されてませんね(自殺したけど)。というより、退任後1年以内に逮捕された人は、朴槿惠だけ。 twitter.com/shenmacro/stat…
自分も同じ意見だなぁ。意見を求められたら、誰にでも意見を言う。 twitter.com/TANAKA_Kei/sta…
素朴な疑問。ウクライナは早く戦争を止める為に努力すべきだ、と言う人は、例えば、日中戦争時の中国についても同じように考えるのだろうか。
条約は最初から、というよりその基本的な内容は締結前から、知られています。だから条約締結に関する激烈な反対運動もあった。事実誤認の上での議論は、無意味ですよ。 twitter.com/OGODTIME/statu…
さて、コロナ明けのツーリングから。写真、その1。家島にて。「ガソリンスタンド」の概念変わりました。
話題の研究業績の低下。研究面での主力は若手。だからその若手研究者の研究環境悪化は、当然、全体の研究パフォーマンスを下げる。加えて、若手研究者が教員にならないと、研究方法や研究成果の教育現場における更新も遅れる事になる。
結局は、選択と集中という名で、ただひたすら研究と教育の基盤を堀崩し、資源が減るなかで愚にもつかない権力闘争が繰り広げられる。正に沈む船のなかでの、救命ボートの奪い合い。
日本の大学をめぐる状況も、うちの大学をめぐる状況もただ絶望している。期待も希望はもう何もない。
韓国に抜かれましたか。 twitter.com/mainichi/statu…
通勤途上のバス車内。自分(文学部オープンキャンパスかぁ)高校生「えーこんな山の上にあるんだ。通学大変かも」乗客1「文学部がdisられたようだな」乗客2「ククク…しかし、文学部はわが大学内最低標高」乗客3「鶴甲第二キャンパスの標高は220m以上」乗客4「標高100mごときで山とか片腹痛いわ」
社会の高齢化が原因だ、と書くと「高齢者が悪いというのか!」と怒鳴り混んで来る人がいるけど、そういう人は少子化も子供の責任だと思っているのだろうか。