JICAさんから、過去にアフガニスタンからの研修生等の受入れがあった場合には、その学生の名前等が特定される情報を速やかにホームページ上等から削除して欲しい、との依頼が。なるほど、それは大事ですね。
何故研究者が海外の研究機関に移るかといえば、それは当然国内の研究機関に経済的余力がなく、待遇が悪く、実につまらない「改革もどき」の圧力にさらされて、満足な研究ができないからに決まっている。
なんだかんだ言って、日本の政党において党首選挙レベルで党内民主主義が一番競争的に機能しているのって、自民党なんだよなぁ。そして、党が窮地に陥る度にそれが有効に機能する。これは他政党にはまじめに見習って欲しい。
日常。毎月届くJAFの広報誌を読んでいたら、「うちの妻がそれなりに歳になったのにいつまでも昔のぼろぼろの自転車に乗っていて危ない」みたいなコラムが載っていて、「そりゃ、老後の資金も気にしないといけないし、大変だよなぁ」と思って、コラムの著者の名前を見たら松任谷正隆だった。
大学の立地の優劣って、いざというときに籠城出来るかどうかで決まるんじゃないの?
よく「田舎の連中は子供の教育に理解がないから大学進学率が低い」とか言う人いるけど、「自宅外にある大都市圏の大学に通わせる」とどれだけ余分にお金がかかるか、考えたことがないんだろうなぁ。ざっと計算してうちの娘でも、二人で500万円/年くらいかかっている。当然仕送り代の方が高い。
大都市圏の大学に通わせるのは大変、という話に対して、学生が働けばいい、という反応が多いのは何なんですかね。それ自宅生に対して、大幅にハンディキャップをつけさせてるだけじゃないですかね。子供にわざわざそんな苦労をさせたい親はいないと思うし、何より大学では学習に専念させてあげたいな。
「知らないんだな」と思ったのは、非大都市圏の地方国立大学に「自宅から通っている」人って、(大学にもよるけど)寧ろ少数派なんですよ。だって、例えば自分が昔勤務していた愛媛大学に、自宅から通える愛媛県民は人口の半分を大きく切りますからね。
韓国メディアから「どうして極右政権は旭日旗を使うのですか」というかなりピント外れな質問が来て、困惑している。以前から使われている自衛隊旗としての使用以外に、政府が旭日旗をわざわざ使う事があるだろうか。
今日の気付き。院生「先生はどうして英語で話す時、最後に"But I don't know"って、つけるんですか」自分「そんなん変なことしてへんと思うけどなぁ。知らんけど」
そういえば今日のファンフェスタでの、松井市長の「オリックスが負けたのは(京セラドームが使えず代わりに使った)神戸が寒かったからです」的な奴は勘弁して欲しかったな。神戸の人達に失礼だ、という以前に、一生懸命に戦った選手に失礼だよね。
これはもうヘイトクライムなんていうレベルじゃない。テロだよ。 twitter.com/K_Kimura_Kobe/…
サンタって、元祖置き配だよな。
大学院はどんな人が来てもいいんだよ。新卒でも、社会人でも、主婦でも、退職者でも。教育を受ける権利は誰にでもある。
ここだな。ウサギを食べたり鮒を釣ったりするところは。
博士号は「達成された研究成果」により与えられるものであり、「その人の潜在的能力」に対して与えられるものじゃないんだけど、その辺りが全くわかっていない人が多すぎ。「賢い人が博士」なんじゃない。
政権の歴史認識に基づき都合の良い事実だけを集めちゃ駄目だ、と拙著でも書いたのに、また基礎から駄目なことを。学部のレポートでも落ちるぞ。 twitter.com/unbonvinblanc/…
大体、世界遺産は「世界」史的な遺産であって、どこかの国が偉いとか凄いとか言うのを示すものじゃない。それを恰も民族や国家のプライドに関わる問題のように論じている時点で、日本も韓国(更には恐らく中国)もピント外れ。その意味で全く同じレベルの情けない話になっている。
日韓両国は「負の歴史があるものは世界遺産に登録できない」という前提を共有しているように見えるけど、そもそもそれ自身が大きな間違いだと思う。負の歴史も歴史であり、それをそのまま認めればいいだけなんじゃなかろうか。
「韓国との歴史戦だぁ!」と盛り上がる日本の民族主義者の皆さんも、「佐渡鉱山登録は極右自民党政権の歴史挑発だぁ!」と盛り上がる韓国の民族主義者の皆さんも、そもそも佐渡金山が世界遺産暫定リストに登録されたのは、2010年、民主党政権期の事だ、というのは、お気づきもされてないのだろうか。
だから前から「悪口を言う」みたいな意味で「ヘイト」を使うな、とずっと言ってきたのに。遂に本当に区別がつかない人が出てきちゃったじゃない。
参考文献に、世界史の窓やWikipediaを使うな、という話。他方で見たものは全て正直に書くべきだ、というルールもあるわけなので、正確には「誤りの多い文献は、きちんと典拠を確認して裏を取れ」が正しい指導だと思っている。「全く見るな参考にするな」はナンセンスだと思うな。
辛い事があると、メールのスパムフォルダーを見る事にしている。こんなにも沢山の世界中の大富豪やその未亡人が、自分に財産を譲ってくれようとしてるんだ、と思うと、心が温まる。病院から一生懸命にスマホでメールを自分に向けて打っていると思うと涙が出る。
しかし、こんなに「堂々と」「悪びれもなく」他国への侵攻を正面からはじめるケースは、91年のイラクのクウェート侵攻以来なのではないだろうか。
院生さんには時々、(国際)政治を理解するためには、「本を読む」より「その時起こっている事をしっかり観察する」事の方が大事な時もあるぞ、と言う事にしているのだけど、今日はその「大事な時」の一つかもしれない。