アニ(@gorotaku)さんの人気ツイート(新しい順)

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10年前のツイッターでは、「教員の待遇を改善せよ、時間外労働させたらその分払え」みたいなことを書いたら最後袋叩きでしたね。文句を言うな嫌ならやめろ、金を欲しがるやつが教員やるな、云々。おかげさまで現在教員のなり手が足りなすぎてシステムが崩壊しつつあるわけですが。
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英語でいちばん普通な父母の呼び方はdad/daddy、mom/mommyで、PapaとMama呼びは「普通じゃない」キャラクター表現になっていると思う twitter.com/AtsukoHigashin…
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大学教職員の感覚としては、自分の大学に通う有名人の学生についてSNSで言及すること自体一切避けるのが普通だと思うが、件のツイートについては「職権濫用」とまで言っているわけで、そりゃ大学としては職権を剥奪せざるをえないよね
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五美大展に来ている。これは作品タイトル『猫抱き』
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「1つの学校で音声が流れないトラブルがあったとして、この学校でテストを受けた434人全員に対し、リスニングで満点となる20点を与えることにしました。」 絶句。これだと音声が流れた受験生が不利になるので、全員リスニングの得点は無効にするしかないと思うが www3.nhk.or.jp/shutoken-news/…
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このグラフ、印象操作とかいうレベルではない彼岸のなにかで、怖い news.mynavi.jp/techplus/artic…
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日本人は英語に関して、「ネイティブっぽい発音」に過剰な憧れを抱きがちですが、今どきの「グローバル」世界においては、皆がそれぞれ違ったアクセントで話しているのが当たり前です。重要なのはきちんと相手に伝わる明瞭な発音ができることで、それは「ネイティブ発音」と同じではない。
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友達に聞いたんだけど、ブルーノ・マーズが日本公演のステージで、オーディエンスが手拍子を入れるタイミングが違うのに戸惑っていたという話をしてた。例えばリズムが「ズッ チャッ ズッ チャッ」だとブルーノは「チャッ」のスネアでクラップが欲しいんだけど、観客は「ズッ」のとこに入れてくると
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教育関連の一部にSDGsが意味不明な勢いで浸透しているありさまは結構な恐怖ですよ。一方でそういうのは社会のごく限定されたセグメントに限られた、なんだかすごくカルトっぽい
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『大奥』はですね、冒頭では「異世界っぽい歴史改変SF」という印象を与えておいて、そこからあの世界がああなっている必然性を実に見事に積み上げて行き、最後は皆が知っている歴史にまったく自然に接続する、という流れがマジですごいので、ドラマはいかなる形であれ大政奉還までやってくれ
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「このキャラは設定上は日本人ですが、ちゃんと英語ネイティブが声をあててます!」とアピールしちゃうことの倒錯っぷりを意識したいですよね。なぜ日本人の生徒に、自分と同じ日本語なまりの英語でコミュニケーションしているモデルが与えられないのか。
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東京書籍のNEW HORIZONが登場人物の音声をアメリカで英語母語話者が録音していることを誇らしげにアピールしている。ちなみにその登場人物は、日本人だったりオーストラリア出身だったりフィリピンだったりで、アメリカ人は一人もいません ten.tokyo-shoseki.co.jp/text/chu/eigo/
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冠詞は多分、日本語母語話者は大人になってからimplicit learning不可能な文法項目です。僕のアメリカ大学院の指導教員は、「理由はわからんが、日本語や韓国語やロシア語母語の大学院生にとってridiculously difficultなのは明白。言語学ができて英語めっちゃ喋れても冠詞だけはみんなダメ」と
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ただそういった「女子大ならではの良さ」って、数値化できないし言語化しにくいし、外に伝えるのが難しくて、手をこまねいている間に現状なのである
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女子大で教えていると、女子大は学ぶための環境として共学にはたぶん発生しない空気を生むし、少なからぬ割合の学生がその空気に合っていることがわかるのよね
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で、そういう「女が共学なんてダメだ」みたいなイカれた女性差別(10年前は高校の進路指導教員でもあっけらかんと口に出す人いました)が薄まってきているのだろうし、それは素晴らしいこととしか言えないし、完全に無くなるまで進むべき、と思う
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かつての女子大・女子短大の高偏差値は、高学力層の女子が、「女が四大/国立大/XX大なんか行ってどうする、嫁の貰い手がいなくなるぞ」的な女性差別に押されて入ってきていたことによって支えられていた、という側面は否定できない
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んでたぶん今の子の方が、旅行やホームステイに行った時などに単語を並べてどうにか会話する、みたいなのはよくできると思う。でも例えば、大学で学ぶとなった時に、「読み解く」ができないのはかなり致命的に可能性を狭めてしまう
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文法と読解を敵視し、「コミュニケーション」に重点を置く英語教育は着実に成果を上げているわけですが、しかし今の学生も「学校の英語は文法偏重」「もっと実践的なコミュニケーションを」みたいなナラティブにべったり親和的なんだよな
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だから最初の推測で当たりが出ない文にはもう全く歯が立たない。時間と辞書とインターネットがあってもそれらを使う方法を知らない。「読み解く」というモードがない
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さらに恐ろしいのは、例えば授業で「この文はどういうことを言ってるのか説明して」という課題が出たとして、拾い読み推測でうまくいかなかったらもう手がなさそうなとこなんだよな。まず動詞を辞書で引いてそこに載ってる用例から構造を見極めて、みたいなルートが全くない
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結構恐ろしいことに、拾い読み推測から内容把握四択問題を当てる技術だけは発達させてるので、現在主流のテスト形式だと「わりと読める」ことになりがちなんだよな。
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「4技能をバランスよく」の英語教育は、ヌルい会話ならなんとなくできるけど、引くほど読めない子を量産しているように思う。とにかく文の構造がとれない。主語に関係節がついた文だと非常に高確率で読み違える。品詞の違いがわからない。述語を副詞のようにとったり副詞を述語のようにとったり。
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自分の理解できないもの、共感できないことと共存していくためには、「理解できない自分を許せる」ようにならないといけなくて、それには訓練が必要なのよ
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「『山月記』は大半の高校生には理解も共感もできないんだから教科書に載せるべきではない」と言ってた人がいましたが、僕からすれば、本当に高校生に理解も共感もできないんだったらそれこそ教科書に載せるべきなのよね。人間はわからないこと、共感できないことに可能な限り触れていたほうがいい