昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(リツイート順)

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絵画と言うべきか、ペーパークラフトと言うべきか。何を言ってるのか解らないと思いますが、私はドイツの芸術家Simon Schubertさん(1976~)の作品のことを言ってます。ご覧の通り、彼が作品で使っている材料は紙のみ。これに彼が折り目などを付けるとアラ不思議。見事な絵画が出来上がります。
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浴衣姿の強面ヒゲの男達は日露戦争におけるロシアの捕虜です。愛媛県松山には戦時中多くの捕虜が送られ、最大4千人が収容されました。日本側の捕虜の扱いは大変手厚く、画像のように道後温泉で湯に浸かったり遠足に行ったり。戦場で戦うより捕虜のほうが安全なので、わざと投降する者もいたそうです。
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本日は「中秋の名月」だそうです。8年ぶりの満月状態ということですから、是非夜空を見上げましょう。画像は国芳の「卯のだんごや」 。兎が団子を食べながら月を愛でています。団子屋が「月ぬきだんご」とあるのは、串が団子を貫いていることから「突き抜きだんご」に掛けているそうです。
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今日で8月が終わりということを忘れていました。暑さはぶり返していますが夏ももう終わり。涼しげな版画で8月を締めましょう。画像は土屋光逸の「夏の月・宮島」(1936)。月明かりに照らされ水面に映えるのは嚴島神社でしょう。少し湿った涼風を感じるような作品ですね。
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悲しいにも程があるアンデルセンのお話「マッチ売りの少女」。世間ではクリスマスの物語として誤解されることが多いようですが、原作では大晦日の晩の出来事です。マッチを擦った時の幻でクリスマスツリーが現れること、また児童書等でクリスマスの話に改変されているのがその原因と考えられています。
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男子はブルーで女子はピンク。この概念は2つの絵が元であるとの説が有力です。画像は共に18世紀の作品で、ゲインズバラの「青衣の少年」とローレンスの「ピンキー」。本来2つの絵は関連が無いのですが、米の富豪ハンティントンが両方購入し対にして飾ったことから男女の色分けが定着したそうです。
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この目、まさに狂気ですね。画像はイェノー・ギャルファースの作品「Ordeal of the Bier」(1881)の拡大です。これはハンガリーの作家、アラニ・ヤーノシュの同タイトルの物語の挿絵として制作されました。 新婚早々殺された花婿。人々は花婿を殺した人物を突き止める為、怪しい人物を死体に→続
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フィレンツェの高級な建物には中世の昔から「ワインの窓」と呼ばれる小窓がありました。生産者が酒屋などを通さずワインを直接消費者に販売するもの。ペストが流行った時などは接触を避けるのに大いに役立ったとか。遺跡となっていたこの窓、皮肉にも今回のコロナで再び現役復帰し始めているそうです。
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二次大戦時のポーランド軍にはクマの兵隊が居ました。ヴォイテク と名付けられたそのクマは軍に引き取られ、兵士と一緒に寝たり相撲を取ったりと大変可愛がられました。ある戦いで彼は兵士の真似をして弾薬を運び、その功で正式な部隊章のデザインに。伍長まで昇進し、老後は動物園で余生を送りました
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クラシカルな絵に描かれる女性は長く美しい髪を持つ事が多いです。その意味で珍しいなと思うのがアルフレッド・ギュー(1926没)の作品「モーニングブーケ」でのショートの髪型。花を持つ少女の髪はショートどころかざんばら髪。しかし桜色の頬と深い青の瞳がその乱れた髪型を却って魅力的にしています
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戦地で戦う兵士の心の支え、それは恋人や家族の写真です。でも紙ですからヨレるし濡れる。そうだ、銃のグリップに内蔵すればいいんじゃね?ということで出来たのが「スイートハートグリップ」です。このグリップは1920年代のアクリル樹脂の発明により一気に流行。二次大戦時の米軍で主に使われました。
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15世紀ドイツの「死の舞踏 」と名付けられたイラストです。教皇、皇帝から農民や子供まで、死神が踊りながらお迎えに来る様子を描いています。死神がファンキーに描かれているのは彼が”平等”だから。当時は厳格な身分社会でしたが、死は身分など関係なし。その平等感は庶民にとって痛快事だったのです
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きらびやかな絵ですがその背景は重いです。画像はエドワード・オクンの「私たちと戦争」(1923)。彼は一次大戦より続くポーランドの混乱をこの一枚に閉じ込めました。美しい蝶の羽の間を歩くのは画家と妻。豪華絢爛でありますが蝶の正体は邪悪な蛇です。コートの裾から顔を出している老婆は飢餓の象徴… twitter.com/i/web/status/1…
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明治23年「当時流行こっくりさん」の図です。米国船員から伝わったこっくりさんは明治時代大流行となりました。本来ターンテーブルを使うこの欧米の占いを、日本人は竹の三脚と逆さタライで代用。タライがコクリと動くことからこっくりさんの名が付いたとか。「狐狗狸」は後付の当て字のようです
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「店舗入口の消毒薬があまり減らない」とスーパー勤務の知り合いが申しておりました。去年はガンガン減ってしょっちゅうボトルを取り替えていたらしいですが、最近はそうでもないとか。非日常が日常になるってとっても怖いです。慣れは最大の敵ですね。
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トレンドにミュシャが上がっていたので展覧会かと調べたら、ある名誉教授職にある方が「ミュシャは二流の画家」と仰ったそうです。悪意の切り取り発言かなと思いましたが、ツイートを見たらそうでもない模様。私のような素人には一流二流の判断は出来ません。でも、悲しい気持ちになりました。
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左の画像、なーんか既視感があるぞと思った方がいるかもしれませんね。そう、エヴァファンの方ならきっと判るでしょう。 これはオランダ系イタリア人カレル・トール(2000年没)の1970年代の作品。彼はイラストレーターとして多くのペーパーバックの表紙を飾りました。
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あけましておめでとうございます🎍 今おせちにお屠蘇という方も多いのではないでしょうか。新年一発目は豪快に日本酒を一気飲みする猫のショットです。安達吟光「猫の宴会」の一コマ。猫なので酒の肴はやっぱり魚ですね。後ろで刺し身に捌かれているのはネズミのようです。ものすごくマズそう。
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「これなら俺でも描ける!」。巨匠の作品をディスる時に使う慣用句ですね。そんな訳あるはずないのですが、つい「描けるかも」という言葉が浮かんでしまいそうなのが、ピカソが70代の時描いた「クリスマス」です。クレヨンでのなぐり描きですが、クリスティでは13万ドル以上での価格が付いています。
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ようやく海外旅行がまた出来そうです。で、今何処に一番行きたいかと聞かれたら、英国のグロスター大聖堂が真っ先に頭に浮かびます。15世紀に完成したこの聖堂は、美しい回廊(写真)がハリーポッターシリーズのロケに使われました。扇形ヴォールトと言うんでしょうか?天井の模様たまりません。
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うつろな目にむき出しになった肩。美しい筈なのにどこか違和感のある彼女は、悲劇「ハムレット」に登場するオフィーリアです。父の復讐のため狂ったふりをする恋人ハムレットに罵倒され心を病んだ彼女は、さらにハムレットに父を殺され乱心します。最終的に彼女は小川に落ち歌いながら溺死するのです。
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コロナ都内新規感染者2千人超。ごっつい数字ですね。もう病気関係の話は止めてという感じですが、あえて意識向上の為つぶやきます。画像は1920年代、日本赤十字社の衛生啓発ポスター。スペイン風邪の直後ですので、衛生観念の大切さが日本国民にも身にしみていた時期のものですね。手洗い、大事ですよ
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絶対に刃物を持たせてはいけないタイプの方に思えますが、これは「あゝ無常」の主人公ジャン・バルジャンです。歌舞伎役者の十三代目守田勘彌が演じたもので、日本画家山村耕花が1920年頃に版画にしました。ジャンは本来パワータイプの人なのですが、このジャンはお薬やり過ぎに見えますね💉
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19世紀仏英の上流社会、ことに女性のドレス姿にこだわり抜いた画家がティソ(仏・1902没)です。当時はバッスル・スタイルという衣装が流行っていましたが、彼はそうしたドレスのひだや陰までを写真の如く徹底的に描き込みました。生家が毛織物業だったことがそのこだわりの原点なのかもしれません。
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私が現在使っているiphoneは128ギガバイト。最近ちょっと容量不足気味ですが、一昔前から見れば128ギガは恐ろしいまでの数字です。画像は1956年のIBMのハードドライブ。デカいですが、コンピュータではなくこれがHD本体です。容量は5MB(写真数枚分)で、リース料は当時の価格で約3千ドルでした。