昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(リツイート順)

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今日は関ケ原合戦の日。画像は月岡芳年の描いた小早川秀秋です。秀秋は豊臣方の武将で秀吉に大変お世話になりましたが、最後に汚い裏切りをして西軍を敗北させ、名将大谷吉継らを死に至らしめました。絵のお化けはその吉継。秀秋は21で早逝しますが、その原因は吉継の呪いだとも言われています。
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しかし付き添いも空しく夫は妻の目の前で爆死。嘆き悲しむ代わりに、ここでマーガレットは怒りの小宇宙(コスモ)を爆発させました。彼女は夫の代わりに自ら砲台を操作し、自分も重傷を負うまで英国軍に砲弾を打ち続けたのです。惜しくもこの戦いは負けましたが、彼女の名は米軍の伝説となりました。
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ポール・ドラローシュ(仏・1856没)の「Louise Vernet on Her Death Bed」です。横たわる女性は彼の妻。31歳で亡くなりました。深い悲しみの中彼は妻の亡骸をスケッチしこの作品を完成させます。頭上の輪は妻が死を超越した事を表しているとも。ロラーシュは生涯妻のことを想い悲しみ続けたそうです。
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「叫び」で有名な画家ムンク。かれの作品に常に付いて廻るのは不安感です。この「思春期」(1895)という作品は初々しい少女の裸身を描いているのですが、後ろの影にやはり何か禍々しい不安を感じます。一説によると彼女は15歳で早逝したムンクの姉であるそうです。
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大して為にならない昔話「山姥の黒焼」(明治32)をご紹介。ブリを運んでいた馬子は恐ろしげな山姥に「ブリ寄越せ。馬も寄越せ」と脅迫されます。カツアゲで全てを失った馬子は山姥の家に侵入。釜をベッドにして寝始めた山姥を黒焼きにし、それを疱瘡の薬として販売。財産と美人妻をゲットしたのでした
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最近筋肉とお尻の絵画が続いたので、今日はゆるく行きます。これは19世紀出版の「寺社境内名物集」。日本各地の寺社名物を集めたイラスト集です。左は京都祇園「田楽姉さん」。右は場所を書いてないですがネーミングが可愛い「狸のポコンポコン」です。田楽姉さんちょっと私のタイプかもしれません。
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情熱の国スペインで、黒い髪と黒い目を持つ美女を描き続けた男。それがフリオ・ロメロ・デ・トーレス(1874生)です。彼が描く美女達はいつもこちらを見ており、その瞳は何か言いたげ。トーレスはかなりのイケメンでしたので、ひょっとするとモデルさん達は彼に惚れてたのかもと思いました。
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人が空を飛んだり布を被った男女がキスしたり。ルネ・マグリット(ベルギー・1967没)の世界は摩訶不思議です。一言で言えばシュルレアリスムという事になりますが、彼にはそれ以上の哲学を感じます、画像は「Sentimental Conversation」(1945)。さて二人?は何を話しているのでしょうか?
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そこへシヴァ神が帰宅します。妻の所へ行こうとすると見知らぬ子供が邪魔をするので武闘派の彼は子供の首をスパッ!後から妻にいきさつを聞いた彼は慌てて首を探しに行きますが、もう見つかりません。仕方ないので彼はそこら辺にいた象の首を切り、子供の体に乗っけたのでした。それでいいんかいな😩
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絵と猫は妙に相性が良いようで、猫大好きな画家さんは沢山います。テオフィル・アレクサンドル・スタンラン(スイス・1923没)もその一人。フランスの雑誌等で活躍した彼は猫、特に黒猫を画題として愛しました。左の「ピエロと猫」という作品、黒猫の”捕まっちゃった~”という表情が可愛らしいです。
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ジュール・バスティアン=ルパージュ(1848生)はフランスの画家。写実主義の申し子のような方で実力は同時代では屈指です。例えばこの作品「PasMèche」を拡大して少年の顔を見てみましょう。きめ細やかな肌、黒真珠のような目、そして短く切った髪の一本一本。驚くほどの精緻さで描き込まれてますね。
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熱病の合間に見る夢のような光景だなと思いました。画像はオーストリアのアルフレッド・クビン (1877生)の作品。神経衰弱に悩まされていた彼はムンク、アンソール、ルドンの作品に出合いシュールの世界に目覚めます。オリジナル版画の他、ポオやドストエフスキーの小説の挿絵等を手がけました。
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左画像は二次大戦で使用されたドイツ潜水艦Uボート(U110)の内部です。映画にもなったこのUボートは非常に乗組員の死亡率が高い乗り物でした。ゴチャゴチャしたバルブだらけで頭おかしなるで、と思えますが、バルブにはそれぞれに色が塗ってあって一応見分けがつくように工夫されていたとか。
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大王が従者を従えぞろぞろやって来たとき、ディオゲネスは丁度日向ぼっこの最中でした。「私はアレクサンドロスである」と大王と名乗ると、ディオゲネスは面倒くさそうにこう言ったそうです。「日陰になるんで、ちょっとどいてもらえますか?」大王はそのひねくれっぷりに大いに関心したとか。
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飲みすぎたようじゃ。う、オエェー。などという場面である筈もなく、これはメルヒオール・ブローデルラム(仏)の「受胎告知と訪問」(14世紀頃)です。画面左で読書するマリア様の元に天使ガブリエルが告知に参上。左上では父なる神がご懐妊の黄金シャワーをマリア様の頭上に浴びせています。
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卯年ですねー。というわけで兎の絵です。画像はドイツのFelix Schlesinger(1833-1910)の「遊び友達」。愛らしい兎をこれまた愛らしい少女が見詰めています。農家で兎を飼う目的は食べるかまたは愛玩動物として売るの二択なのですが、こうなるともうこの兎さんを手放すことは難しいでしょうね🐰
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襲撃者から我が子を守るため隠れる母。声を挙げぬように子の口を抑える母の表情は鬼気迫るものがあります。これはレオン・コニエの「罪なき者の虐殺」(1824)。ユダヤのヘロデ王が自分の地位を脅かすキリストがベツレヘムに誕生した事を知り、同地の幼児を皆殺しにしたという聖書の挿話を描いています
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厨二魂が炸裂しそうなこの武器は「ランタンシールド」です。16~17世紀のイタリア産。防御しつつ内蔵の剣でグサリ。鉄拳に付けたスパイクでグサリ。オマケに灯火機能もついてるよという優れ物でした。しかし剣の戦闘は結局リーチの長さが総てであり、盾は盾以上の機能は不必要。当然の如く廃れました。
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夜に相応しい現代画をご紹介。Maria Kreynの「Alone Together」(2012)です。この絵は発表当時話題になりABCで特集されました。 抱き合う男と女。男は彼女の細い首に顔を埋め愛を感じています。でも女は?彼女の目と、そして心は一体何処を向いているのでしょう。愛の終わりを予感させる一枚です。
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3月ももう終わり。4月から新天地で生活を送る若者も多いでしょう。そんな子の旅立ちを見送る夫婦の光景を描いたのがAdolph Tidemandの「末っ子との別れ」(1867)です。末っ子ともあって父母は既にかなり高齢。伸ばした母の手と、息子の手を握りしめ離せない父の姿が切ないです。解るな~その気持ち
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ミレービスケットの話。これは元々明治製菓の製品でしたが、1967年に名古屋の三ツ矢製菓が製造を継承しました。以後同社が生地を作成し、加工各社に卸販売。なのでミレーの名が付いた製品は複数の会社が扱ってます。私が差し入れで貰ったこのミレーは、豆を揚げた油で揚げてあるので激ウマでした。
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「何しとんじゃオラ?」 「ヒイッ!お許しを(泣)」 二人の会話はこんな感じ?画像はボッティチェッリの「パラスとケンタウロス」です。パラスは学問や貞潔の女神パラス・アテナ。お相手ケンタウロスは獣性や肉欲を表します。こんな関係性ですから、ケンちゃん多分エロいことしちゃったのでしょう。
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若き日のアレクサンダー大王は母の侍女フィリスと恋仲になりました。勉学の妨げになる、とこれを邪魔したのが師の哲学者アリストテレス。哀れ二人の恋は露と消えますが、腹の虫がおさまらないのがフィリスです。彼女はアリストテレスが亀仙人並のスケベであるのを見抜き罠をかける事にしました→(続)
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人形町でお仕事。帰りに「人形町麻辣湯」に寄りました。まず入口でボウルを取り、麻辣湯に入れたい具をピックアップ。店員さんにボウルを渡すとその具が乗っかった麻辣湯が出てくる仕組み。なかなか面白い。麺は春雨でかなり触感は軽いですが、しっかり辛かったです。ご馳走様。
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霧にけぶるパリの街。深夜なのでしょう。広場には男が唯一人広告塔の下に立っているきりです。画像はブラッサイ(1899生)の撮った1930年代のパリの夜。彼はこの時代のパリの頽廃的な文化を余すところなくカメラに収めました。そういえばエクソシストのポスターこんな感じでしたね。