昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(リツイート順)

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「目は口ほどに物を言う」という言葉がありますが、手も何かを物語ることがある、と思うのがこの絵です。白く薄い皮膚の下を走る青い血管。遠慮がちに組まれた指先はやや赤らみ、何かを伝えたげで色気さえ感じます。現代画家He Lihuai さんの作品です。instagram.com/harryhe3744/?h…
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リリー・フランキーの「東京タワー」読了。この一節で今年亡くなった母を思い出してしまいました。 「オトンの人生は大きく見えるけど、オカンの人生は十八のボクから見ても 小さく見えてしまう。それはボクに自分の人生を切り分けてくれたからなのだ」 凄いなぁ、こんな言葉を紡ぐ人になりたいです
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1937年、ドイツ空軍はスペイン内戦に介入し、同国の小都市ゲルニカを無差別爆撃しました。多くの罪なき市民がこれにより死亡。ピカソは憤慨しあの「ゲルニカ」を制作したと言われます。 しかし憤慨した芸術家はピカソだけではありませんでした。Horacio Ferrer(スペイン)もその一人。画像は→続
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昭和の固いプリン、若い人にも人気だとか。しかしあの時代の喫茶にはプルプルしたメニューがもう一つありました。それはババロアです!そんな忘れられた存在を今でも提供してくれているのが東京・船堀の「フルーツハウス・れもん」さん。オレンジソースのかかったババロアは甘さ控えめの優しい味でした
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それはこのハエが「ドッキリ企画」で描かれたのではないかと言うもの。 「この絵ハエが止まってるよ」 「だーまさーれたー😆。これも絵なんですゥー🤣」 なんてやりとりを期待した、という事ですね。全部がそうではないにせよ、私も一部のハエはドッキリ期待で描かれたのではと思ってます。
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ポラリスこと北極星は「心星」とも呼ばれます。北極星は位置を変えず常に北で輝くので、昔の人にはこの星が宇宙の中心に思えたのでしょう。西洋の船乗りたちはこの北極星を仰ぎ自分の場所を確かめていたとか。己の夢がブレないように、魂にも「心星」を掲げたいと思うこの頃です(イメージはゴッホ)。
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マリア様の像は時々赤い血の涙を流すそうですが、こちらの天使像はまるで黒い涙を流しているようです。画像はオハイオ州の墓地にある「勝利と死の天使」。1924年に実業家フランシス・ハセロットの墓石の上に設置されました。ブロンズの劣化により偶然このようになり、今では観光名所です。
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右の頬を打たれたら左の頬を出しちゃうほど平和主義である筈のキリスト様。しかし優しい人ほど本当は怖いという言葉どおり、怒った彼は半端ではありません。画像は神殿を荒らす商人を追い出すキリスト様。手に持つ鞭をうならせキレるその姿に皆が恐れ慄いています。意外と武闘派だったのですね。
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奥様とお客様の様子をそーっと鍵穴から覗く二人の使用人。これが女性のお客様なら別に二人で覗くほど興味は湧きませんよね。ならばこのお客さんはやっぱり訳ありのイケメン紳士でしょうか? そんなムフフな妄想が膨らむのがRémy Coggheの「Madame has a Guest」(1908)。メイドの表情が秀逸です。
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お腹が空いたのでお米の話。ご飯のお焦げって美味しいですよね。この美味しさを知るのは日本人だけだろうと思っていたら、イランにもお焦げの伝統料理があありました。「ターディグ」(鍋の底)という名前のこの料理、サフランとウコンをペルシャ米に混ぜて作るとか。羊肉料理に合いそうですね🐏
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「あなたと~越えたい。天城ぃー越えぇー-!」 キーが高すぎる時、右側二名のような顔になりますね。画像は「ヘントの祭壇画」(1432)の一部で合唱の天使。当時トップクラスの実力者ヤン・ファン・エイクとその兄の合作です。リアルな表情なので合唱のパートを誰がどう担当しているか解るそうです。
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魔法の絨毯の飛ぶ原理は無論魔法。でもヴィクトル・ヴァスネツォフは「魔法の絨毯」(1880)でちょっと違う解釈をしました。中心にあるでかいランプに注目。この中には火の鳥(フェニックス?)が入っています。作者は恐らくこれで浮力を得ていたと言いたかった模様です。王子の衣装がカッコイイですね
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人は皆玉手箱を持っているのだそうです。 誕生日が来た。アニメや漫画や映画が急につまらなくなった。顔にしみが出来た。駅の階段がつらくなった。そんなささいなきっかけで人は自分の玉手箱を開けてしまい、自らが年老いたことを知るのだとか。私は出来れば一生開けたくないです。おやすみなさい。
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アフロディーテの子ヘルマプロディートスは超美少年。その彼が泉に佇んている姿を見て妖精のサルマキスは一目ぼれします。服を脱いでうふーん❤と誘惑しますが彼はそもそも愛を知らない朴念仁。彼女はすげなくフラれます。しかし、西洋の肉食系女子はこんな事では簡単に引き下がりません→続く
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立川にお住まいのあの方はおばさんぽいですが、こちらは大変な美形です。画像はセントルイス美術館に収蔵されているブッダ像の頭部。5世紀キダーラ朝のものと言われています。ローマ、ペルシャなどの文化が混合されたお顔はどこか憂いを帯びたような表情。ジェンダーを超越した色気を感じます。
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でっかい銃を持って記念撮影に臨む一同。特に右端の女性の眼光にはただならぬ光があります。彼女らは米・ドレクセル大学の女子ライフルチーム(1920年代)で、設立当初はほぼ銃の未経験者ばかり。しかし他大学の男子チームに全くひけを取らず「ホット・ショット」のあだ名で呼ばれたそうです。
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中世欧州で頻繁に食べられていたコレはメドラー(セイヨウカリン)と言います。当時主流の果物でしたが、熟成というか腐らせないと食べられない為、やがてリンゴや梨にとって代わられました。面白いのはこれのあだ名でその名も「open ass」。今でも欧州では公園や森でメドラーを見られるそうです。
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コンプライアンスが問われる時代ですが、余りに人の声に敏感なのもいかがなものか、というお話です。ロバを売りに街に出た父子。途中通行人Aに「何で誰もロバに乗らんの?」と言われます。なるほど!と子がロバに乗りますと、今度はBが「親を歩かせるなんて」と意見。父子は交代します→続く
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何処のおば様?と思う人もいるでしょう。左画像は女スパイ「マタ・ハリ」です。これは1917年頃フランス政府に”ドイツのスパイ”として逮捕された時期の姿。妖艶な魅力で独仏両国の将校を魅了した彼女ですが、素顔はごく普通の中年女性だったようです。なお現在では彼女の容疑は濡れ衣との見方が強いです
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《補足》 今では理解しにくいことですが、この当時身だしなみに関する世間の目は相当厳しいものが有りました。ギャングが麦わら帽をむしり取って暴行を加えるなどという事態も普通に発生しており、その深刻性が暴動を引き起こしたと考えられます。この麦わら帽問題に関しては死者まで出ています。
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お盆らしいちょっと変わり種の版画をご紹介。これは山本昇雲(明治3年生~昭和40年没)の「里の遊び」です。里でホタル狩りに興じる子供達を描いていますが、本来鮮やかな色彩が持ち味の版画にも関わらず使っているのはほぼ黒一色。しかしこの単純さが却って子供の躍動感と清涼感を引き出しています。
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19世紀後半、NYの上流社会は富豪のアスター夫人に牛耳られていました。大富豪ヴァンダービルト夫人は上流社会入りを熱望しましたが、新参者は門前払い。怒りのヴ夫人は「おのれアスター!」と1883年超超特大規模の仮装パーティを開催。この力技にアスター夫人は膝を屈します。画像はその時のものです。
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一頃「童貞を殺すセーター」というのが流行ったのですが、これもかなり殺傷力が高めだと思いました。画像は1953年、LIFEに掲載されたモンローです。昔の女優さんついてはランダム呟いているつもりなのですが、気が付くといつもモンローに注目している自分がいます。飛びぬけた魅力を持つ方ですよね。
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「そんときワシがやっつけた熊っつたらよ、こーんなでかかったんよ!」。 酔った爺さんはこんなほら話をしているのかも。画像はGaetano Belleiの「The joker」(1920年頃)です。楽しそうな婆さんはきっと爺さんのバカ話にいつも笑ってあげているのでしょう。こんな素敵な老夫婦、憧れてしまいます。
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女性の水着ピンナップは思春期男子の友。古代の殿方も水着は好きだったようで、イタリアの遺跡「Villa Romana del Casale」にはモザイクガールズと呼ばれる水着の女性(4世紀頃)が描かれています。思い思いのスポーツに励む彼女らはとても健康的。右画像の女性、ダンベルを持ってるように見えますね。