昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(リツイート順)

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「芸能人は歯が命!」なんて言葉が昔ありましたが、顔のパーツでかなり重要なのは歯より目だと思います。画像はPedro Américoの「ジャンヌダルク」(1883)。彼女が神託を受けた瞬間を描いていますが、彼女の瞳は絵画ではちょっと珍しいレベルの大きさです。射貫かれるような視線とはこの事でしょうね
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ヴェニスの河を背中に立つすらりとした姿。黒と赤のファッション。そしてシルクの手袋には高価な宝石。この素晴らしくハイセンスな方はマドレーヌ・ボナール(モンゴメリー伯爵夫人)です。1939年頃のお姿ですが正に麗人という佇まい。しかし彼女の資料は余りに少なく、これ以上の事は解りません→続
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ムンクといえば😱←ですね。人を不安にさせる作風は彼の特徴ですが、この絵はとても悲しい気持ちにさせられます。画像は「The Sick Child」。結核により14歳で早世した姉ヨハンナを描いた作品です。嘆く母を、総てを諦めた優しい表情で見詰める姉。ムンクはどんな気持ちでこの絵を描いたのでしょうか
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イブでありますがおっさんはイブなんて知ったこっちゃないので、肉まんのお話。画像は船橋駅前の中華料理屋「栄華光」の肉まんです。この肉まん(350円)中華街のお高い肉まんよりよっぽど美味しくて、ひょっとすると551より美味いかもと個人的には思います。でっかいので食べ応えも十分。お勧めです。
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画像はジャン=レオン・ジェロームの「アレオパゴス会議のフリュネ」(1861)です。フリュネはあだ名で本名はネサレテ。彼女が許されたいきさつについては様々な説があります。
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お綺麗ですよね。ピシッと決まったファッションも素敵です。画像はハーバート・ジェームズ・ガン(英・1893~1964)の「Pauline Waiting」(1939)。ポーリーンはガンの愛妻で、彼女をモデルにした絵はどれも高い評価を得ました。この絵では焦点が彼女に集中し、後はぼんやり。愛ゆえの手法でしょうね
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「千夜一夜」のお話。シャフリヤール王は妻の不倫が原因で女性を憎んでいました。このため処女を連れてきては一晩を共にし、翌日処刑するという言語道断な蛮行を繰り返していたのです。この蛮行を止めるため敢然と立ち上がったのが大臣の娘シェヘラザード。彼女は自ら王との結婚を志願しました→続く
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迫力ありますねぇ。1941年、米ニューイングランドで開かれた共和党支持女性団体のパーティの様子です。酒飲んで葉巻ふかしてギャンブルでバカ騒ぎ。女だってたまにはそんな楽しい事してみたいぜ!という訳で開かれたのがこの会である模様。皆さん解放感のあるいい顔をしております😄
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箱舟でノアさん一家は助かりましたが、この絵は溺れ死んだその他大勢のお話です。男は父らしき老人を助けていますが、傍らでは妻子が溺れています。彼は老齢の父より妻子の命を助けるべきではなかったか?絵はそれを問いかけます。私がもし男の父であったなら孫と妻を優先して助けて欲しいです。
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フィンランドの伝説では、死者は「トゥオネラ」という幽界に行くそうです。悪人でも善人でも行き着く先はそのトゥオネラ。そこは世界の最北端に有り「暗き川」で現世と隔てられているとか。画像はアクセリ・ガレンの「トゥオネラ川のほとり」(1903)。皆裸になって川を渡り、幽界へ行くのでしょうね
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《補足》 この写真が撮影された経緯については諸説あり、上記でご紹介させてもらったのはその説のひとつです。年代は1951年頃撮影されたと言われています。
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本日東京は一日冷たい雨が降りました。大好きな秋はあっという間に立ち去りもう冬がやってきます。画像は笠松紫浪の「夜雨・不忍池」(昭和13年)。紫浪はあの鏑木清方の門人で近代化される東京の姿を多く版画に残しました。モダンな街灯の下、雨の中を一人行く和服姿の女性。静かで落ち着く絵です。
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恵比寿でベビーカーのお母さんに因縁を付ける老人の動画を見ました。前後の事情はどうあれ、人様の赤ちゃんの乗ったベビーカーを掴むなど言語同断!😡コナン・ドイルの言葉を引用します。 「粗野な若者は嫌なものだが、粗野な老人はこの世で最も不快なものだ」
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アロンソ・カノの「聖ベルナルドゥスの奇跡の授乳」(1650)です。ベルナルドゥスはある日マリア像の前で「貴女がキリストの母であることをお示し下さい」と祈ります。するとあら不思議、像が動き出し母乳をピュッ。勿体ないとベルナルドゥスは口で母乳を受け止めるのでした。かなりマニアックです。
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死者に見えます。画像はHugues Merleの「洞窟のマグダラのマリア」(1868)です。彼女はキリストに唯一「女として」愛されたと言われる女性。キリストの磔刑後33年間洞窟で一人余生を過ごしました。彼女の心は、愛するキリストの昇天と共に死んだのではないか。この絵を見るとそう思えてなりません。
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ラスボス感があります。画像はルドルフ・シュリヒター (独)の「 Blind Power」(1937)です。剣とハンマーを持ち無敵の戦士と化しているように見える男。しかし兜により視界は狭まり、体中に魔物が張り付いている事にさえ男は気付いていません、しかも足元は千尋の谷。危機はいつも側にあるのですね
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画像は中村屋印度カレーの開発者ラース・ビハーリー・ボースとその妻です。大正まで日本のカレーは小麦粉とバターを使った欧風が主流でした。彼は「本当の印度カレーは辛くて甘くて酸っぱいの調和」と主張し中村屋のカレーを監修。そして昭和二年、中村屋喫茶部にて純印度カレーが提供されるのです。
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厨二的用語として時々聞く言葉「デウス・エクス・マキナ」。これはラテン語で機械仕掛けの神を意味します。古代ギリシア劇で使われたハリボテの神が由来で、オペラ等では「最後に突然現れて窮地を救う神や人物」をこう表現しています。ご都合主義の演劇脚本を揶揄する時もこの言葉が使われるそうです。
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今日は中秋の名月です。私の住むゴミゴミした下町の空にもまんまるで大きなお月様が綺麗に浮かんでいます。お団子をお供に、たまには夜空を見上げてみませんか?画像は川瀬巴水の作品です。
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画像のヘンテコリンな楽しい人達はペルシア人の法学者、ザカリーヤー・カズウィーニー(13世紀)の論文に登場する生き物をイラスト化したものです。彼の論文というかトンデモ話は中々の人気で、世界レベルで本となっている模様。これは17世紀インドのバージョンだそうです。亀女、斬新ですね。
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おわかり頂けただろうか? 画像はピカソ青の時代の代表作「老いたギター弾き」(1904)ですが、この作品の中にはある人物が隠れています。右画像、老人の耳の上を穴が空くほど見て下さい。女性の両眼がじわりと見えてくる筈です。貧乏で失敗作のキャンバスを流用したのではないか、と言われています。
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伝統食紹介サイトtasteatlasの「世界の不味い料理top100」で第5位に輝いたのが、写真の「Anis de Flavigny」です。アニス種子のエッセンスを砂糖で固めたこのキャンディは、かの太陽王ルイ14世も大好物だったとか。現代でも販売されており可愛い包装で大人気です。逆にちょっと食べてみたいですね。
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ウフフキャッキャとじゃれ合いながら、ひとつのグラスに二つのストローを落としてレモンスカッシュを相飲み❤死ぬまでにしたい10の事の一つですが、こんな昭和的カップルは19世紀にも居たようです。画像は「カフェ・ア・ポルタの外にて」(1882)。ヴィルヘルム・ローゼンスタンドの作品です。
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画像はラファエル前派屈指の実力派、ミレーの「花嫁介添人」(1851)です。有名な絵ですが注目して欲しいのは介添人の手元。解りにくいでしょうが、彼女は指輪にウェディングケーキの欠片を通しています。これはヴィクトリア時代のおまじない。欠片を九回指輪に通すと真の恋人の夢が見られるそうです。
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女性の体は美しい。そんなことは百も二百も承知ですが、ただドバァ~ッとアップで美しい裸を描けば”美しい絵”になるかというと、そういう訳でもありません。このハロルド・ナイト(1961没)の「Dosmare Pool 」は「裸体の描き方」がいかに大切かを教えてくれます。見てくださいこの上品な美しさを。