昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(リツイート順)

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世界に認識される日本語は色々ありますが、意外な単語も昔から海外で認識されていたようです。画像はAdolphe Piot(仏・1910没)の「Jeune Fille aux oiseaux en origami」。訳すると折り紙の鳥を持つ少女となります。この時代既に「折り紙」という言葉が仏で存在したという事でしょうか。
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レオポルト・シュミュッツラー(1864生)の描く「サロメ」です。これは女優リリー・マーベルグが演じた一幕を切り取ったもの。踊りの褒美にヨカナーン(洗礼者ヨハネ)の首をゲットしたサロメの姿を描いています。首に喜ぶ彼女の目は正に狂気。演じた女優、描いた画家の両方に卓越した才能を感じます。
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なんというか異世界感のある見た目ですね。これはヒドラ・アフリカーナという植物。「日本紀行」を著した博物学者カール・ツンベルクが1774年に紹介し、以来西欧諸国に知られるようになりました。奇怪な見た目に相応しく寄生植物でアフリカ原産。ひどい臭いだそうですが動物の餌にはなるそうです。
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映画「時計じかけのオレンジ」を彷彿とさせますね。これは1930年代に米で使用された「ビューティキャリブレータ」です。顔のパーツの凹凸を測定し、その人の顔が「美しいとされる基準値」からどの位外れているか測定した上、化粧で矯正するというもの。美容の神様マックスファクター氏が発明しました。
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マイケルジャクソンの「スリラー」にこんなシーンがあったような気がしますが、これはゾンビではありません。画像は 「海底二万里」で有名なジュール・ヴェルヌ(1905没)のお墓。不死と永遠の若さに向かい手を伸ばす様子を描いているそうです。奇想天外な物語を紡いだ彼らしい墓石ですね。
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ジュリアス・シーザーは何故いつも冠を被っているのか。それは「ハゲを気にしていたから」が正解だそうです。凛々しい容姿で描かれている彼ですが実際はハゲ散らかしており、しかも難産のため頭蓋骨が変形していたとか。右は2018年に再生された彼の顔。顔の部品が中央に集中して地獄のミサワっぽいです
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「あ、これはあのマンガの!」と思う人も多いのではないでしょうか。画像はアントニオ・ロペス(1987没)の作品です。ファッションイラストレーターとして活躍した彼はVOGUEやELLEなど錚々たる媒体で活躍。ジェシカ・ラングやグレイス・ジョーンズなどの大物モデルを発掘しました。
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オードリヘプバーンの映画「マイフェアレディ」。この元ネタがバーナード・ショウの「ピグマリオン」だというのはそこそこ有名なお話です。ではその「ピグマリン」の元ネタはというと、この話「The King and the Beggar-maid」だと言われています。 昔々、暑い国にコフェトゥア王子が居りました→続
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おどけた格好ですが、なんて邪悪な笑顔なのでしょう。画像はEduard von Grütznerの「メフィスト」(1895)。16世紀頃のファウスト伝説またはゲーテの「ファウスト」に登場する、悪魔メフィストフェレスを描いています。人を翻弄し魂を奪うこの悪魔は、しかし自分自身もまたルシファーの奴隷なのです。
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「キャプテン・マーガレット」。人は彼女の事をそう呼んだとか。彼女は米独立戦争の英雄マーガレット・コービン(1800没)です。 米国側の砲兵として独立戦争に出兵する事になったマーガレットの夫ジョン。マーガレットは夫の身を案じ、「看護師」という名目で無理やり夫に付き添い出兵します→続く
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見事な織物を完成させ自信満々のアテナ。しかしアラクネの織物は神のそれさえも超えた出来栄えでした。負けを自覚したアテナは神様のくせに大人げなく逆切れ。アテナは「神に対して敬意が足りないのよ!」とアラクネの織物をビリビリに破り捨て、彼女を棒でボコボコにするという暴挙に出ました→続く
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注意喚起の為つぶやいておきます。最近何人かのフォロワー様から「buboo」という悪質サイトにリンクされたDMが届いてます(下の画像がソレ)。どうやらこれを踏むと勝手に人様へDMを送ってしまう模様。お気をつけください。なお下の画像はただの画像なので危害はありません。ご安心を。
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ゲイシャ、スシ、スキヤキ!少し前の欧米人の日本に対する印象はこんなものでしょう。その「こんなもの」的感覚で怪しい芸者を描きまくったのがラファエル・キルヒナー(1875生)です。イラストレーターとして活躍した彼はかなり適当な芸者を量産してくれています。でも私はこの適当さ嫌いじゃないです
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寝ようと思ってましたがあまりに楽しい作品を見つけたのでご紹介。これはフランスのシモンさんが中世ヨーロッパ写本風に味付けした現代映画のポスターです。「マトリックス」(左)、「シャイニング」(右上)、「タイタニック」(右下)となってますw instagram.com/simondethuilli…
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メリクリ! サンタクロースの原形と言われるシンタクラースには、ズワルトピートと言う二人の黒い従者がいます。一人は良い子におもちゃを与え、一人は悪い子を白樺の棒でブッ叩くのが役割。サンタと違いシンタはスパルタなのです。しかしこのズワルトピート、昨今のポリコレで存続が危うい様です。
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「上手くやったわよねーあの子」と右側の娘たちは噂しているのでしょう。画像は「嫉妬のない愛は無い」というタイトルの作品です。作者はオイゲン・フォン・ブラース(1843生)。イタリア庶民の生活を描くことが多い画家でした。イケメンをゲットした黒髪の娘、ドヤ顔のお手本みたいな表情です。
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バットマン最大のライバルであるジョーカー。昔から多くの名優がこのヴィランを演じて来ましたが、その独特のメークの原型になったと言われているのがこの顔です。映画「笑う男」(1926)で、独の俳優コンラート・ファイトが演じた主人公役のメイクなのですが、まさしくこれはジョーカーですね。
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華麗で、美麗で、そして端麗。画像はJohn Duncanの「Saint Bride」(1913)です。キリスト生誕に立ち会うため、聖ブライドが天使によってベツレヘムに運ばれる姿を描いています、彼女はアイルランドの守護聖人で聖ブリジッドとも呼ばれる方。天使の衣装の豪華さと、アザラシの可愛さにも注目ですね。
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画像はかのマリー・アントワネットの愛犬「ポンポン」ちゃんだそうです。犬種は狆(チン)ともプードルとも言われています。18世紀の仏画家ジャック・バルテルミー・ドラマール の手になるもの。ポンポン(房飾り)という名に相応しい可愛さですが、カットの仕方が微妙でお尻が寒そうです。
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目は口ほどに物を言いという言葉がありますが、今日は本当に目が印象的な女優さんをご紹介。画像はベアトリス・チャンラー(ミニー・アシュリーという芸名も)さんです。1880年生まれの彼女は米国の舞台女優。後年は映画にも出演しました。非常に現代的な顔立ちでくりくりした目がこぼれそうです。
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戦隊ものに出てくる怪人にしか見えませんね。画像は1910~20年代に作られた前衛ダンス用衣装です。製作者は独のダンサー女性、ラビニア・シュルツとその夫ウォルター ・ホルト。彼女等はこのような奇抜な衣装を15種類以上制作しましたが、1924年シュルツは夫を射殺。同じ銃で自らの頭も撃ち抜きました
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美人の基準は時代によって結構変わるもの。でも潮流なんてすっ飛ばしてどの時代に存在しても明らかに美人!という人もいるもんです。そんなストロングスタイルの美人だと思うのが米の Frances Virginia Lee Harrisさん(1903)。ごく普通のお嬢さんですが、とても綺麗で澄んだ目をして居ます。
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二枚の写真は同一人物。彼は超破天荒型詩人アーサー・キャラバン(1887生・1918失踪)です。芸術は自己表現にありとの信念を持つ彼はパリで権威的芸術に噛み付き、アナーキーな講演会を開いては観客と殴り合います。一次大戦が始まると兵役逃れの為パリ脱出を計画。米国への渡航費用の為なんと→続
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ラファエル前派屈指のゲス画家ロセッティ。彼は女性にだらしない人でしたが、動物を愛する意外な一面もありました。特にお気に入りだったのはウオンバット。飼っていたウォンバットが死んだ時、彼は右のイラストを描き哀悼の言葉を寄せました「あのピンホールのような目が、私を喜ばせたのです」。
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クリスマスなのでジンジャーブレッドマンの昔話。食べられる事に嫌気が差した彼はある日台所を脱出します。ジジババ、牛、馬などの猛追を受ける彼ですが暴走天使と化した彼には誰も追いつけません。しかし突然彼の前に大きな川が。諦めかけたその時狐が現れて言います「オレの背中に乗りな!」→続