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この色合い。この構図。なんてモダンな洋画なのだろうと一瞬思ってしまいますよね。画像は吉田博の版画「光る海」(1926)です。この海は瀬戸内海周辺。欧州各地を訪れた彼は西洋絵画の手法をふんだんに版画へ取り入れました。この版画はあのダイアナ妃が執務室に飾っていたことでも知られます。
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美貌はただ天から与えられるものにあらず!かのモンローでさえ日々の努力を怠らなかったと解るのがこの画像です。1952年にホテルでトレーニングに励む姿ですが、当時はこのように筋トレに励む女性はかなり少数派でした。何でこんな事するの?と聞かれ彼女はこう言ったとか。「私は重力と戦ってるのよ」
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おどけた格好ですが、なんて邪悪な笑顔なのでしょう。画像はEduard von Grütznerの「メフィスト」(1895)。16世紀頃のファウスト伝説またはゲーテの「ファウスト」に登場する、悪魔メフィストフェレスを描いています。人を翻弄し魂を奪うこの悪魔は、しかし自分自身もまたルシファーの奴隷なのです。
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妖精はどこから生まれるか、なんて私は50年以上考えた事も無いですが、今日偶然ピーターパンの中で最適解を見つけた気がするのでご紹介です。「赤ちゃんが生まれると、その最初の笑い声が弾けて妖精になります。だから総ての子供に一人、妖精が居るのです」。ジェームズ・バリー師匠、良い事言うなぁ😭
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魔法の絨毯の飛ぶ原理は無論魔法。でもヴィクトル・ヴァスネツォフは「魔法の絨毯」(1880)でちょっと違う解釈をしました。中心にあるでかいランプに注目。この中には火の鳥(フェニックス?)が入っています。作者は恐らくこれで浮力を得ていたと言いたかった模様です。王子の衣装がカッコイイですね
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聖アントニウスは聖人界一のいじめられっ子。悪魔から暴力を受けボコボコにされるなんて事はしょっちゅうでしたが、時には悪魔からのお色気攻撃を受けることもありました。画像はポール・ドラローシュの「聖アントニウスの誘惑」(1832)。爺さん困った顔してますが、女性を追い払う気はなさそうですね
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深夜なのでやや下ネタです。画像は18世紀ドイツ・マイセンの女性用おまるです。「Bourdaloue」と呼ばれるこれは貴族の女性が使うもの。大きなスカートとドレスでトイレに行けば服が汚れるし、第一脱ぐのが大変。そういう理由でおまるは大変重宝されました。中身は召使が外へポイしたそうです。
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八つ当たりというのは良くありません。画像はリチャード・サージェントの「怒りの転移」(1954)です。お父さん→お母さん→子供→子猫と八つ当たりの連鎖は続く訳ですが、靴下の穴くらいで怒るお父さんが一番ケ〇の穴が小さいと思います。猫の困り顔がかわいそうだけどカワイイです。
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油ギッシュのハゲ中年はスケベという謎定義、海外にもあるようです。画像はフェリックス・ヴァロットンの「貞淑なスザンナ」(1922)。これは人妻の裸を覗いた爺二人が最後は処刑されるという聖書のお話がベースで、要はこの二人が騙されて堕落するぞとこの絵は言ってます。見事なツルテカ頭ですね。
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マヨネーズでお馴染みキューピーさんの誕生は1909年。米国のイラストレーター、ローズ・オニールが生み出しました。カブ頭と赤ホッペのこのキャラはすぐに人気爆発。1922年にはキユーピー株式会社が商標登録します。なお、キユーピー株式会社のユは小文字ではなく大文字で「キユーピー」だそうです。
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上野公園をお散歩していたら石畳にパンダさんが!見ると年配の男性がバケツに入った水で動物を描いていました。リクエストに応えて様々な動物をさっと描く技はかなりのもの。いつか仕事を引退したらこんなボランティアもいいなと思いました。でも絵心はゼロなので「思うだけ」ですが。
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騙し絵ですね。画像はペレ・デル・カソの「Two Laughing Girls」(1880)です。少女の肘が額縁から出ているように見せる事で立体感を出しています。そしてこの絵、もう一つ見る人を試す部分があります。指さす少女を見て「笑われている」と思った人はいませんか?そう思ったら心が疲れている証拠です。
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令和5年歌会始が開かれたようです。毎年素晴らしい作品揃いなんですが、今回は特に刺さる歌があったのでご紹介。 「友だちはゐないんだよと言ふ君の瞳の中にわたしを探す」(新潟県・相川澄子さん) この”友だち”を”恋人”にしたら...と若い頃の自分を思い出しました。 news.yahoo.co.jp/articles/819c0…
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その猫の持ち方ヤメレ! 非常に個性的タッチですね。画像はルシアン・フロイトの「Girl with a Kitten 」(1947)です。彼は高名な精神分析医フロイトの孫で、ややキュビズムの影響を受けた画風の持ち主でした。ケイト・モスのヌードを描いた作品には7億円以上の値段が付いたそうです。
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人形町でお仕事。帰りに「人形町麻辣湯」に寄りました。まず入口でボウルを取り、麻辣湯に入れたい具をピックアップ。店員さんにボウルを渡すとその具が乗っかった麻辣湯が出てくる仕組み。なかなか面白い。麺は春雨でかなり触感は軽いですが、しっかり辛かったです。ご馳走様。
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古道具には魂が宿ると言われます。妖怪とも付喪神とも呼ばれるそれらを楽しく描いたのがこの「大新板化物飛廻双六」(19世紀)です。たらい、湯桶(ゆとう)、ぜに、すりばちと個性的な面々が活躍。個人的には湯桶のスンとした佇まいが好きですね。
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今日は両国でお仕事でしたので、有名な街中華「菜来軒」に寄ってみました。大変な繁盛店で、細長いお店は客で一杯。五目チャーハンを頼むとおかみさんがズドンバコンと大音量で作ってくれました。その出来上がりがこれ。卵と海老とチャーシューと蒲鉾?がゴロンと乗ったワイルドな仕上がりに痺れました
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暗闇に浮かぶ少女の瞳は何を捉えているのか。彼女の網膜に写っているものは、彼女の心にまで届いていない気がします。この70年代少女漫画的絵画の作者はモイズ・キスリング(1953没)。いわゆるパリ派に属する方で、ユダヤ人である故に苦労をしましたが画家としては大きな成功を収めました。
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「笑うべき事を笑い、笑っていけないものは笑わないことを覚えたとき、あなたは知恵と理解する力を身につけた事になるのです」 モンゴメリの「アンの愛情」からの言葉です。名古屋の若者がホームレス女性を笑いものにしたニュースを見てこの言葉が頭に浮かびました😡
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ツタに覆われた激薄喫茶「世茂利奈」(鶯谷)でナポリタンを頂きました。激薄というのは味のことではなくお店の建物の事。このお店間口は広いですが奥行というものがほぼ無く、キャパはせいぜい8人です。しかし味の方は確かで、カレーには色鮮やかな野菜がゴロゴロ。パスタに入った海老も立派でした。
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戦隊ものに出てくる怪人にしか見えませんね。画像は1910~20年代に作られた前衛ダンス用衣装です。製作者は独のダンサー女性、ラビニア・シュルツとその夫ウォルター ・ホルト。彼女等はこのような奇抜な衣装を15種類以上制作しましたが、1924年シュルツは夫を射殺。同じ銃で自らの頭も撃ち抜きました
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あんなに好きだったのに、今は顔を見るのもイヤッ!この絵画はそんな「時の残酷さ」を表しているそうです。白髭のおっさんは時の神クロノス(ゼウスの父とは別人)。彼は愛の象徴キューピッドの羽を絶つことで、愛は時間に抗えない事を証明しているとか。でも痛そうだから取り合えず止めて欲しいです
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日本列島は明日あたりから激サム。公園の雀達が凍えないか心配ですが、昔の人によると心配要らないらしいです。「雀蛤となる」との秋の季語の通り、雀は寒くなると蛤に入って(又は成って)寒さを凌ぐんだとか。歌川芳員は浮世絵でその様子を描いています。貝殻からちょこんと顔を出す雀可愛いですね。
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どうですかこの目力。画像はJean DESPUJOLSの「思考」(1929頃)です。彼女が開いているのは恐らく哲学書。ページには魂 、生命 、身体 、理性の頭文字が記されています。表情といい指の位置といいこれ以上ないほど「哲学的思考中」の表現にぴったり。私も今度スタバでこのポーズキメようと思います。
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象さんの顔で人気のガネーシャ。その誕生譚です。シヴァ神の妻パールヴァティーは暫く入浴をサボっていました。ボリボリ体を搔いていると垢の塊が。そこで彼女はその垢に命を吹き込み息子にします。 「じゃあいい加減お風呂入ろうかしら。覗かれないよう見張ってて」彼女は垢息子に命令します→続く