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アフロディーテの子ヘルマプロディートスは超美少年。その彼が泉に佇んている姿を見て妖精のサルマキスは一目ぼれします。服を脱いでうふーん❤と誘惑しますが彼はそもそも愛を知らない朴念仁。彼女はすげなくフラれます。しかし、西洋の肉食系女子はこんな事では簡単に引き下がりません→続く
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彼女はなんと泉に入ったヘルマプロディートスに抱き付き神に乞います「合体せさて!」。神はこれをどう解釈したものか二人は文字通り合体。お陰で雌雄同体となり、以後この泉は人が入ったら雌雄同体になる呪いがかけられました。画像はスプランヘルの「Hermaphroditus and Salmacis」(16世紀)です
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美人の基準は時代によって結構変わるもの。でも潮流なんてすっ飛ばしてどの時代に存在しても明らかに美人!という人もいるもんです。そんなストロングスタイルの美人だと思うのが米の Frances Virginia Lee Harrisさん(1903)。ごく普通のお嬢さんですが、とても綺麗で澄んだ目をして居ます。
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いかれた一枚を紹介。ブロンズィーノの「愛の寓意」(1545頃)です。接吻するのはヴィーナスとキューピッド。二人は母子の筈なのですがヴィーナスはベロチューです。しかも彼女は愛の矢で息子を刺そうとしておりかなり背徳的。左の老人は「嫉妬」ですが、この絵はいかれてるとの警告なのかもしれません
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メリクリ! サンタクロースの原形と言われるシンタクラースには、ズワルトピートと言う二人の黒い従者がいます。一人は良い子におもちゃを与え、一人は悪い子を白樺の棒でブッ叩くのが役割。サンタと違いシンタはスパルタなのです。しかしこのズワルトピート、昨今のポリコレで存続が危うい様です。
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イブでありますがおっさんはイブなんて知ったこっちゃないので、肉まんのお話。画像は船橋駅前の中華料理屋「栄華光」の肉まんです。この肉まん(350円)中華街のお高い肉まんよりよっぽど美味しくて、ひょっとすると551より美味いかもと個人的には思います。でっかいので食べ応えも十分。お勧めです。
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「おちゃっぴい」を存じでしょうか?デュエル・マスタズのモンスターなどに使われているこの言葉は、口のよく回る出しゃばりな女の子の事を指しています。 この語源ですが、「お茶引き」がソレにあたるとか。お茶引きは遊女が客を取れない状態の隠語。つまり喋ってばかりで役立たないという事ですね。
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旧約聖書のお話。兄との確執に悩むヤコブの元に謎の男がやってきます。「敗北が知りたい」と男が言ったかどうか知りませんが、男はヤコブにいきなり格闘を挑みます。男は実は神(天使とも)なのですが、ヤコブは神の予想を超えるグラップラー。神は必殺技「関節外し」を使うまで追い詰められます→続
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足の関節を外され苦しむヤコブ。しかしそれでもヤコブは止まりません。彼は神に腕ひしぎ十字固め的な技を極めつつ叫びます「私を祝福するまで絶対離さんッッ!!」。神はヤコブの強さを認め、彼にイスラエル(神と格闘する者)という名を与えたのでした。やっぱり旧約聖書ってマッチョな世界ですよね。
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1935年、太平洋戦争前の尋常小学校一年生向け算術教科書です。算術と言いますがこの教科書に出てくる数字や文字はほんの少し。大部分は子供が好きそうな可愛いニャンコやワンコ、おもちゃのイラスト等で占められています。戦前とはいえ、子供の視点に立った優しい配慮を感じますね。
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迫力ありますねぇ。1941年、米ニューイングランドで開かれた共和党支持女性団体のパーティの様子です。酒飲んで葉巻ふかしてギャンブルでバカ騒ぎ。女だってたまにはそんな楽しい事してみたいぜ!という訳で開かれたのがこの会である模様。皆さん解放感のあるいい顔をしております😄
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リリー・フランキーの「東京タワー」読了。この一節で今年亡くなった母を思い出してしまいました。 「オトンの人生は大きく見えるけど、オカンの人生は十八のボクから見ても 小さく見えてしまう。それはボクに自分の人生を切り分けてくれたからなのだ」 凄いなぁ、こんな言葉を紡ぐ人になりたいです
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アウグスティヌス(430没)はチョイ悪聖人。元々彼は善悪二元論のマニ教の信者で、若い頃から女性と同棲し「×××しまくった」(本人談)そうです。32歳でキリスト教に改宗したのですが、改宗直前に行った祈りがまた秀逸です。「主よ我に貞操を与え給え。でも、今はいいです」。気持ち痛いほど解りますよ
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花咲く草原で舞い踊る青の乙女達。しかし、明らかに場違いな服装をした都会的な男性はこの光景を無視して通り過ぎて行きます。画像はマクシミリアン・レンツの「世界」(1899)。芸術の神ミューズにも見えるこの乙女達のアピールを拒絶する男は、レンツ自身なのかもしれません。
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初夢は一富士二鷹三茄子!ということで、再掲ではありますが私の一番大好きな富士の版画をご紹介。画像は笠松紫浪の版画「富士吉田」です。凍てつく街で夕方まで遊んでいた坊やを、赤子を背負う母が家に帰るように促しています。「ごはんが出来たよ。さあ帰ろ」という優しい声が聞こえるようです。
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あけおめです🎍 新年はお正月のツイートばかりでしょうから私は関係ないことを呟きます。画像は1970年頃の米国女性漫画家リズ・ベルーベの作品。ローティーン向け雑誌に掲載された美容情報のイラストです。レモンのジュースを飲め、杏オイルを使えなどハイセンスに解説。今でも十分通用する絵柄です。
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卯年ですねー。というわけで兎の絵です。画像はドイツのFelix Schlesinger(1833-1910)の「遊び友達」。愛らしい兎をこれまた愛らしい少女が見詰めています。農家で兎を飼う目的は食べるかまたは愛玩動物として売るの二択なのですが、こうなるともうこの兎さんを手放すことは難しいでしょうね🐰
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可愛くな...いや非常に個性的な絵柄ですね。これは米のジョシュア・ジョンソン(1824没)の作品です。彼はなんと奴隷出身の独学の画家。二十歳を超えて自由の身を獲得し以後芸術の道を邁進しました。没後忘れ去られていましたが1940年頃再評価。今では様々な美術館が彼の作品を展示しています
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1900年、コンスタンチン・ソモフ(露)の最高傑作「レディ・イン・ブルー」です。モデルは画家エリザヴェータ・マルティノワ。白い肌と深い青色が大変に美しいのですが、彼女の瞳は何故か悲しみと痛みに満ちているように見えます。その理由は彼女を描いたソモフとの関係性と、病気にあります→(続)
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グリム版「眠れる森の美女」は王子様のチューでお姫様が目ざめてメデタシのお話。しかしシャルル・ペロー版にはまだその先があります。 目覚めた姫と王子様は王子様の実家に黙って同棲をスタートします。やがて子供が二人誕生。止む無く王子は出来ちゃった婚を実家の王と王妃に認めてもらいます(続)
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城に戻った王子と姫。しかし王子の母である王妃は実録ネット漫画もビックリするド外道姑でした。彼女は実は食人鬼で、姫と二人の子供を食べようと狙っていたのです。しかし料理長の機転でこの悪事は露見。「バレちゃ仕方ねえ!」と王妃は毒虫や蛇の蠢く鍋に身を投げ自殺しました。めでたしめでたし。
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板橋で初仕事。板橋宿で縁切り榎を見物しました。江戸時代から有名で、悪縁やら悪癖やらを断ち切る事が出来るとか。「ちょっと切りすぎちゃったー」なんて美容院帰りみたいなことを言う人も心配は無用。板橋駅前には「むすびのけやき」という縁結びの木があります。ここで良縁がゲットできます。
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マイケルジャクソンの「スリラー」にこんなシーンがあったような気がしますが、これはゾンビではありません。画像は 「海底二万里」で有名なジュール・ヴェルヌ(1905没)のお墓。不死と永遠の若さに向かい手を伸ばす様子を描いているそうです。奇想天外な物語を紡いだ彼らしい墓石ですね。
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ネトフリの「ウェンズデー」大人気ですね。これは1960年代に制作されたドラマ「アダムスファミリー」のキャラ、おさげ髪の女の子ウェンズデーに焦点を当てたお話。そして彼女の名前は童謡「 Monday's Child」が元ネタです。「水曜の子供は災いに満ちている」とありますが彼女なら大丈夫でしょう。
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大きな椅子の上で頼りなげにお座りするパグの子犬。たまらん可愛さですね。画像はトーマス・ハイネの「ジークフリート」(1921)です。ハイネはドイツ生まれのユダヤ系の画家。ナチの迫害を受けスウェーデンに移住し亡くなるまで母国に戻りませんでした。このわんちゃんの名前がジークフリートなのかな