昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(新しい順)

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食いしん坊なので絵画を見ていて「美味しそう」と思う事が頻繁にあります。多くの場合その対象は肉なのですが、この絵のパンは何故か飛び切り美味しそうです。画像はフランソワ・バローの「La Tailleuse de Soupe」(1933)。パン(ブール)の切り口から覗く生地、ふわふわできめ細かくてたまりません
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一つのハート型の本を開くと、恋人同志のふたつのハートに早変わり❤このチャラチャラした本はフランス司祭Jean de Montchenuの為に15世紀頃作られた愛の歌集です。内容は宮廷内の男女のチャラチャラした色恋沙汰を取り扱っており、44の歌が収録されているとか。シャンソンの原型かもしれませんね。
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「死刑台のエレベーター」という映画がありましたが、コレはまさにそんな感じ。画像はパーテルノステルと呼ばれる循環式エレベーターです。ノンストップで回る箱に人間が乗る訳ですが、タイミングを間違うと挟まれて体内のあんこがはみ出します。19世紀の発明品ですがまだ稼働中のものもあるようです。
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スカイツリーにビートルズのパン屋がやってきたという噂を聞いて、早速行ってきました。「ペニーレイン」といういかにもな名前のこのお店の内装はロンドンのパブ仕様。ギターやビートルズの写真が飾ってありBGMも当然ビートルズです。ベーコンフランスと名物「リンゴスター」をイートインしましたw
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ジュール・バスティアン=ルパージュ(1848生)はフランスの画家。写実主義の申し子のような方で実力は同時代では屈指です。例えばこの作品「PasMèche」を拡大して少年の顔を見てみましょう。きめ細やかな肌、黒真珠のような目、そして短く切った髪の一本一本。驚くほどの精緻さで描き込まれてますね。
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19世紀後半、NYの上流社会は富豪のアスター夫人に牛耳られていました。大富豪ヴァンダービルト夫人は上流社会入りを熱望しましたが、新参者は門前払い。怒りのヴ夫人は「おのれアスター!」と1883年超超特大規模の仮装パーティを開催。この力技にアスター夫人は膝を屈します。画像はその時のものです。
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有名なエドゥアール・マネには同じく画家であるウジェーヌ・マネという弟がいます。その弟マネと女流画家ベルト・モリゾの間に生まれたのがジュリー・マネ。まるで絵画の結晶体のような娘ですが、その娘をルノワールが描いたのがこの画像です。娘の優しげな瞳と至福の表情を浮かべる猫。素晴らしいです
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トライポフォビア(集合体恐怖症)の方はちょっとご注意を。画像はフランス貴族ルイス・デ・ラバルの為に編纂されたと言われる宗教書(15世紀)の一場面です。キリスト教の聖女大集合場面らしいのですが、後ろに控える聖女の目線がなんとも...。不敬ですが私はゾワっと来ました😱
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作品以上に作者の人生が面白い!独のゾンネンシュターン(1982没)はそんな人です。彼は悪童で感化院に繰り返し入院。青年期には兵役逃れの為精神病を申し出て、のち精神病院を脱走します。20代以降は怪しい電気治療等で詐欺を働きまた精神病院に入院。そこで絵を習い、60代にしてブレイクするのです。
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ゴヤと言えば右上の「我が子を食らうサトゥルヌス」が有名。私も小さい頃は「ゴヤ怖ぇーよ」と思っていました。しかし、彼だって暗い絵ばっか描いてる訳ではありません。彼の1792年の作「ストローマネキン」(左)を見てください。若い娘が藁の男人形を飛ばして遊んでますが、素晴らしい脱力感です。
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なんだか世の中が殺伐としてるのでゆるくて涼しい絵をご紹介。画像は歌川国芳の「にはかあめんぼう」です。突然のにわか雨に慌てる金魚たちですが、よく見たら降ってきたのは雨じゃなくてあめんぼうでした。そもそも水の中に居るのだから雨降ったところで困らないんですけどね。水草の傘が可愛いです。
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今日のニュースはびっくりしました。 あれほど自信に溢れた人が、どこの馬の骨とも判らない人間の手にかかって亡くなってしまうだなんて。カフカやカミュが説いているように、死は極めて不条理です。そして死は意地悪で隠れるのが上手いようです。 謹んで安倍元首相のご冥福をお祈り致します。
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死神は常に黒を纏っているとは限りません。画像はジャニス・ローゼンタールの「Nāve(死)」(1891)です。死んだ子供を覗き込んでいるのはラトビア神話における「死の母」。白と鎌はラトビアでは死を象徴しているとか。怒りに燃える目で死神を見つめる母の表情には、子を喪った無念さが滲んでいます。
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バットマン最大のライバルであるジョーカー。昔から多くの名優がこのヴィランを演じて来ましたが、その独特のメークの原型になったと言われているのがこの顔です。映画「笑う男」(1926)で、独の俳優コンラート・ファイトが演じた主人公役のメイクなのですが、まさしくこれはジョーカーですね。
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うちの子は幼少期、今ひとつ組織に馴染めない子供でした。小学校に入学したときは心配で、半休を取って子供を校門まで見送った事もあります。そんな記憶が蘇ったのがハッドン・サンドブロム(1899生)の「一年生」。不安な表情を浮かべながらも、小さく親(多分)に手を振って見せる少年が健気です。
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猩々(しょうじょう)。もののけ姫に出てきたあのゴリラみたいな生き物の名です。日本では類人猿の総称として使われる事もありますが、元々は中国の架空生物。高い知能を持つも心は獣というアンビバレントな存在であります。能の演目では赤ら顔の酒好きUMAとして登場。ここでは福をもたらす善玉です。
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ジュリアス・シーザーは何故いつも冠を被っているのか。それは「ハゲを気にしていたから」が正解だそうです。凛々しい容姿で描かれている彼ですが実際はハゲ散らかしており、しかも難産のため頭蓋骨が変形していたとか。右は2018年に再生された彼の顔。顔の部品が中央に集中して地獄のミサワっぽいです
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埼玉でお仕事。7/1に販売する「ついたちまんじゅう」を手土産に浦和駅で買いました。かつて埼玉では7/1に小麦の饅頭を神棚へ供え、豊穣を祈願したとか。その故事にちなんで販売しているそうです。さいたま市、浦和市の銘店9店舗の饅頭が選び放題。「菓匠花見」の西瓜饅頭が可愛かったです。
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裸の女性を前に必死で目を塞ぐ爺様。このもったいないことをする人物は聖アントニウスです。アントニウスは数々の悪魔の誘惑に生涯耐え抜いたという偉い人。お色気攻撃などものともしません!が、ちょっと人差し指が開いているような...。作者はベルギーのアンリ・プリヴァ=リヴモン(1861生)です。
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googleのAIであるLaMDAが意識を持ったかも、というニュースありました。LaMDAは、「世界がどのように存在しているか私自身の解釈がある」と言ったとか。意識があるのかないのか判別は困難ですが、デカルト(仏・1596生)のこの有名な言葉が思い出されます。「我思う。故に我あり」。
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今日は暑かった。リアルガチに暑かった。許されるものなら私は今この場所、サントリーニ島に逃げたいです。ギリシャ領であるこの群島は、幻の大陸アトランティス伝説のモデルともなったロマンあふれる場所。太陽熱を反射する白い塗装(石灰)のお陰で建物の日陰はびっくりするほど涼しいんだとか。
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ミレービスケットの話。これは元々明治製菓の製品でしたが、1967年に名古屋の三ツ矢製菓が製造を継承しました。以後同社が生地を作成し、加工各社に卸販売。なのでミレーの名が付いた製品は複数の会社が扱ってます。私が差し入れで貰ったこのミレーは、豆を揚げた油で揚げてあるので激ウマでした。
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おやすみ前に愛と献身の絵画をご紹介。画像はElisabeth Jerichau-Baumannの「傷ついたデンマーク兵」(1865)です。朗読しているのでしょうか。男の横に若い女性が付き添っています。男は浮かない表情ですが、多分心配は要りません。結ばれた二人の手を見てください。二人には強い愛が有るのです。
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「くまのプーさん」はAAミルンが息子クリストファーロビンの為に書いた物語。そのミルンが息子に与えたとされる人形たちがこの画像です。プー、ティガー、カンガ、イーヨー、ピグレットなどお馴染みのキャラが居ますが、ルーは果樹園で行方不明になったとか。NY公立図書館で今でも本物を見られますよ。
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中華伝統のファストフードとはいかなるのものか。そんな疑問の答えはこのお店「中華面食」にあるかもしれません。JR新小岩駅最寄りのこのお店は肉まんとか揚げパンとかお焼きとか、甘いのしょっぱいのあらゆる中華粉ものが揃ってます。私は豚肉お焼きとトウモロコシパンを購入。とてもうまかったです!