昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(いいね順)

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イラストレーターDon Dailyの「ビロードのうさぎ」をご紹介。 いつか本物のうさぎになるのが夢のビロードのうさぎは、他の高級玩具に馬鹿にされてもぼうやを愛していました。ぼうやも毎日添い寝をするほど彼を愛しましたが、病気になってしまいます。そしてうさぎは不潔だとして捨てられるのです(続)
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世界猫の日でタイムラインは猫・猫・猫。このビッグウェーブに乗らない手はありませんね。画像は青山正治(1969没)の猫ちゃん版画。東京美術学校や帝室博物館に勤務する傍ら版画を学んだ彼はどうやら猫好きだったようで、作品に猫が登場することが多いです。ふわりとした描写に猫への愛を感じます。
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絵画と言うべきか、ペーパークラフトと言うべきか。何を言ってるのか解らないと思いますが、私はドイツの芸術家Simon Schubertさん(1976~)の作品のことを言ってます。ご覧の通り、彼が作品で使っている材料は紙のみ。これに彼が折り目などを付けるとアラ不思議。見事な絵画が出来上がります。
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画像はNikolai Belsky (1868-1945) の「At School Doors」(1897)。彼はロシアの画家で、かわいい子供達を描く事が多い方でした。下の画像は同じく彼の作品で「村の学校にて」です。
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全寮制の学校で学ぶ生徒の年齢は6~18歳。礼儀作法教育は厳しく、静かに、かつおしとやかに歩く為に彼女たちの靴は重く厚く作られていました。食事はかなり質素で薄いスープやお粥、そして固いパンと紅茶など。断食をする日もあったそうです。画像は1908~18年頃のもの。皆清楚な乙女ばかりですね。
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画像は「未来の女性像」というタイトルが付けられたフランスの1902年のトレーディングカードです。左は司令官、右は弁護士とジャーナリスト。右の職業は今普通に女性も就いているお仕事なのですが、この当時は「未来の話」とされていたことが伺えます。司令官ちょっとセクシーかも。おやすみなさい。
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二次大戦時のポーランド軍にはクマの兵隊が居ました。ヴォイテク と名付けられたそのクマは軍に引き取られ、兵士と一緒に寝たり相撲を取ったりと大変可愛がられました。ある戦いで彼は兵士の真似をして弾薬を運び、その功で正式な部隊章のデザインに。伍長まで昇進し、老後は動物園で余生を送りました
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1960年Bruce Davidsonがロンドン郊外で撮った少女と仔猫の写真です。彼女はよく見ると肩から寝袋のようなものを下げています。もし家出少女だとすれば、何故仔猫を拾ってしまったのか。行き場のない孤独な者同士、猫を放っておけなかったのかも。今は老人であろう彼女に真実を聞いてみたいです。
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「こっち向いてよぉ。面白いよぉ」と渾身の変顔でおっさんを誘うメデュウサ。しかしおっさんは完全無視。この斬新なメデュウサの戦法を描いたのはヤチェク・マルチェフスキです。メデュウサは目が合えば相手を石に出来ますが、見てくれないと勝負にならないみたいですね。腕力は無かったのかも。
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男子はブルーで女子はピンク。この概念は2つの絵が元であるとの説が有力です。画像は共に18世紀の作品で、ゲインズバラの「青衣の少年」とローレンスの「ピンキー」。本来2つの絵は関連が無いのですが、米の富豪ハンティントンが両方購入し対にして飾ったことから男女の色分けが定着したそうです。
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このグロいのは黒穂病に罹ったトウモロコシです。普通農作物の病気は農民を困らせるものですが、この場合は逆。「ウイトラコチェ」と名付けられたコレはその珍味故にメキシコで高値取引されています。アステカ文明の頃より伝わるこのウイトラコチェですが、味は癖のないキノコの味がするとか。
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どんな美しさも時間と共に失われてゆく。この絵はそんな諸行無常を象徴しています。 「やれ」と指さすのは恐らく時間の神クロノス。 「ラジャー!」と女性に手を伸ばす老婆は「老い」の化身です。 老婆は時間の命令によって、残酷にもこの女性の美を奪い取ろうとしている訳です→続く
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フィレンツェの高級な建物には中世の昔から「ワインの窓」と呼ばれる小窓がありました。生産者が酒屋などを通さずワインを直接消費者に販売するもの。ペストが流行った時などは接触を避けるのに大いに役立ったとか。遺跡となっていたこの窓、皮肉にも今回のコロナで再び現役復帰し始めているそうです。
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悪玉・善玉というよく聞くフレーズは戯作者・山東京伝が確立しました。以後歌舞伎に取り込まれた悪玉・善玉の概念は「悪玉踊り」として大ブレーク。北斎はこの悪玉踊りを完璧に踊れるマニュアルを残しています。人を悪の道へいざなう悪玉踊りですが、画像を見ると悪の道を歩む気にはなれません。
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小洒落たカフェを見回せば、40%位の確率で飾られているのがミュシャの絵です。言わずと知れたアール・ヌーヴォーの旗手でありますが、この方は写真家の面も持ち合わせていました。彼が専用スタジオで撮影した写真は1万枚以上にも及び、その一部は彼の絵の写真モデルとして活用されたようです。
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「笑うべき事を笑い、笑っていけないものは笑わないことを覚えたとき、あなたは知恵と理解する力を身につけた事になるのです」 モンゴメリの「アンの愛情」からの言葉です。名古屋の若者がホームレス女性を笑いものにしたニュースを見てこの言葉が頭に浮かびました😡
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もうテッカテカですね。おピンクのシーツは綿か絹か。いずれにせよサテン織りによる光沢でしょう。この派手派手しい裸はホアキン・ソローリャの「Female Nude」 (1902)です。彼はスペインの熱い太陽と青い海を好んで描いた方でした。よく見るとこの女性、肩やお尻までテカってます。テカりは正義ですね
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明治の日本の風景を西洋画、しかも水彩で残してくれた有り難い女性芸術家がエラ・デュ・ケイン(英・1943没)です。19世紀末、彼女は作家の妹フローレスと中国、日本、エジプト等を旅行。その風景をまとめました。ビクトリア女王は彼女の絵を気に入り、20点以上をコレクションしていたそうです。
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「May(5月)The force(4日)be with you」 この名台詞にちなんで5/4はスターウォーズの日です。画像は1984年、ep4~ep6に使われた全セットに囲まれるジョージ・ルーカス。デススターやスノーウォカーなどファンが泣いて喜ぶブツが勢揃いしてます。若者よ、昔の特殊効果はCGじゃなかったんだよ!
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尖ってます!今で言えばマドンナに似合いそうなファッションかも。画像は1933年パリに休暇に来た女優マレーネ・デイトリッヒの雄姿です。 ドイツ出身ながら米で活躍していたマレーネは大のナチス嫌い。彼女はヒトラーの帰国要請もキッパリ断ったと言います。一本筋が通った人はカッコイイですね。
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乳粥娘スジャータさんのお話です。 苦行でHPがほぼゼロになった仏陀になる前の修行僧シッダールタ。ヘロヘロになって菩提樹の下で休んでいる所に村長の娘スジャータさんがやって来ます。彼女は菩提樹の神様に「男子を生ませて」と願い事をしており、その通りなったのでお礼参りに来たのでした→続
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犯人は、お・ま・え・だ~♪ ミュージカルの一番面のような過剰演技!これはジョゼフ・ウェールツの「マラーの暗殺」(1880)です。フランス革命指導者マラーが美人アサシンのシャルロット・コルデーに暗殺された瞬間を描いていますが、みなリアクション盛りすぎ!兵士などは犯人を見てもいませんw
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今日はコロナの影響か一日うつらうつらしてました。先ほど風呂に入るように起こされたのですが、その時私は左画像のような顔をしてたでしょう。これは名絵師小林清親の新版三十二相(明治15年)。「いねむりをおこされ」「あつい湯」「おおすっぱい」の三面相です。おばあちゃん本当にすっぱそう!
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1935年、太平洋戦争前の尋常小学校一年生向け算術教科書です。算術と言いますがこの教科書に出てくる数字や文字はほんの少し。大部分は子供が好きそうな可愛いニャンコやワンコ、おもちゃのイラスト等で占められています。戦前とはいえ、子供の視点に立った優しい配慮を感じますね。
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画像はFirmin Girard(仏)の「The Japanese Toilette」(1873)です。トイレといってもこれは化粧室のことで「トワレ」と発音するのが正しいかも。作者は訪日の経験は無い方なのですが、小物などがかなり細かく描かれて勉強熱心。でもマッパでの髪結いは、サービスショットかもしれませんね。