昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(いいね順)

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きらびやかな絵ですがその背景は重いです。画像はエドワード・オクンの「私たちと戦争」(1923)。彼は一次大戦より続くポーランドの混乱をこの一枚に閉じ込めました。美しい蝶の羽の間を歩くのは画家と妻。豪華絢爛でありますが蝶の正体は邪悪な蛇です。コートの裾から顔を出している老婆は飢餓の象徴… twitter.com/i/web/status/1…
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twitter閲覧制限の為か、大事なフォロワー様が100人以上減りました。この画像の少年のようにムキィとハンカチを噛みしめて泣きたい気持ちです。画像はGeorge O'Neillの「The Naughty Boy」(1867)。解けない宿題のノートを破って泣く少年の元に、優しい妹か姉がおやつを持って慰めに来た場面かな。
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女王エリザベス2世が亡くなられました。二次大戦を経験し英国女子国防軍に入隊もしたこの方、歴史の生き証人だと思います。残念です。 画像はピエトロ・アニゴーニ作のエリザベス二世(1955)。批評家には「権威的」と不評でしたが、大衆には熱く支持された肖像画です。凛としてお美しいですよね。
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最近不倫だらけですが、この「トリスタンとイゾルデ」も悲しい不倫のお話です。 マルケ王の妻イゾルデは船に同乗しているマルケ王の甥トリスタンに恨みを持っていました。かつて彼に婚約者を殺されたのです。そこでイゾルデは彼を殺し自分も死のうと毒薬を用意。しかしその薬はなんと媚薬でした→続
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15万枚以上の写真を撮影していたのに、その作品を全く世に発表しなかった写真家。それがヴィヴィアン・マイヤー(2009没)です。乳母を本業にしつつ、彼女はニューヨークやロスを中心にして生涯写真を撮り続けました。大量のネガが見つかったのは彼女の死の直前。その死によって彼女は伝説となりました
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1927年頃、銀座カフェーの女給さんの制服をまとめたイラストです。これを作ったのは今和次郎(1973没)。和次郎はその時代の生活文化をまとめる「考現学」の創設者で、大正から昭和初期の庶民ファッションや建築を記録しました。個人的には画面左側「銀座交差点・ばんぢゅう」の制服が可愛いと思います
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メリークリスマス! 画像は英国サウスウェールズ州で今でもクリスマスに続けられているという奇習「Mari Lwyd」です。馬の頭蓋骨を掲げた一団が村の家屋を一軒ずつ襲撃。住人と詩歌バトルを行います。住人が負けたら一団は家に侵入し、さんざん飲み食いして去ってゆくというもの。怖いけど楽しそう!
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「女性は生物学的に64km走るのは不可能ですよ」というもの。信じられませんがこれが当時の常識でした。 「舐めんなコラ!」。怒りMAXの彼女は大会当日スタート地点の茂みに潜みます。そして開始の合図と共に飛び出して激走。見事平均以上の成績でゴールしました。観客は拍手喝采だったそうです。
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この痩身の麗人はアンネマリー・シュワルツェンバッハ(スイス・1942没)です。写真家でジャーナリスト。性別は女性ですが両性愛者で、男性も女性も彼女の美しさに魅了されました。反ファシストであった彼女はナチスの台頭を嫌いベルリンを離れ海外を流転。事故により僅か34才で亡くなりました。
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女性は今大後悔中。何を後悔しているかというと、恐らく昨夜のワンナイトラブです。彼女の靴や服から見るに昨夜はパーティだった模様。部屋の乱雑さから激しい夜であったことが解りますが、もう男は居ません。男はきっと誠実な人間ではないのでしょう。Gabriel von Max の「Wilted」 (1870)でした。
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何とマリエットの夫です。 夫はオルレアン公の侍従長でしたが、彼の妻マリエットはルイ1世の愛人でもありました。ルイは夫に妻の下半身だけ見せて「これだーれだ?❤」とやった訳です。恐ろしいまでにゲスいですね。「民衆を導く自由の女神」のドラクロワは、こんなお仕事もしていたという話でした。
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上野公園をお散歩していたら石畳にパンダさんが!見ると年配の男性がバケツに入った水で動物を描いていました。リクエストに応えて様々な動物をさっと描く技はかなりのもの。いつか仕事を引退したらこんなボランティアもいいなと思いました。でも絵心はゼロなので「思うだけ」ですが。
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破天荒画家と言えばカラバッジオ。では破天荒彫刻家と言ったら?私はベンヴェヌート・チェッリーニ(伊・1571没)の名を挙げたいです。画像のペルセウス像で有名な彼はその自伝で数々の悪行を自白しており、お陰でディアボロ(悪魔)なんてあだ名も付けられています。 その彼の破天荒とは→続
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参勤交代で江戸に駐在する武士を江戸勤番と呼びます。江戸時代の単身赴任者といった所ですが、そんな人々の日常を描いたのが「久留米藩士 江戸勤番長屋絵巻」です。故郷を想い物思いにふけったり、宴会でハチャメチャしたり、真面目に茶の湯に親しんだり等々。いかにも平和な時代の武士の姿が伺えます
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みすぼらしい身なりの爺さんに抱かれた子猫。この猫は手前の老婆から爺さんが買うか貰うかしたのでしょう。周りの女達はその可愛らしさに見惚れています。 これはカール・グッソーの「老人の宝物」(1876)。恐らく貧しいであろう爺さんにとって、この子猫は唯一の宝物になるのではないでしょうか。
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この天使のような少年はメキシコの皇帝、マクシミリアーノ1世(マクシミリアン)です。オーストリアのハプスブルク家に生まれた彼は快活、聡明。その碧色の目で誰からも愛されました。紆余曲折の後ナポレオン3世の後押しでメキシコ皇帝の位に。善政を敷きますが、1867年メキシコ革命軍に処刑されます。
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目は口ほどに物を言いという言葉がありますが、今日は本当に目が印象的な女優さんをご紹介。画像はベアトリス・チャンラー(ミニー・アシュリーという芸名も)さんです。1880年生まれの彼女は米国の舞台女優。後年は映画にも出演しました。非常に現代的な顔立ちでくりくりした目がこぼれそうです。
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「上手くやったわよねーあの子」と右側の娘たちは噂しているのでしょう。画像は「嫉妬のない愛は無い」というタイトルの作品です。作者はオイゲン・フォン・ブラース(1843生)。イタリア庶民の生活を描くことが多い画家でした。イケメンをゲットした黒髪の娘、ドヤ顔のお手本みたいな表情です。
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おもちゃみたいで可愛いですね。1962~65年まで英国で生産された一人乗り自動車「peel・50」です。最高速度は約60km。価格は199ポンド。現在の価値感覚だと100万円位でしょうか?この車バック機能は付いていませんでしたが、車体が軽いため右画像のように持ち上げて方向転換する事が出来ました。
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時代によっていい男のトレンドは変わりますが、明治はこんな職業の男が格好良かったようです。画像は水野年方の「開化好男子」(明治23)。官吏、法学博士、代議士など堅い仕事に並んで、何故か若旦那というふんわりした職業が入ってます。博士のゴージャスさと若旦那が無駄に粋なのが目立ちますね。
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日を浴びて気持ち良さそうにお昼寝するわんちゃん。目の前の雀たちが自分のご飯をついばんでも彼は全く気にしていません。一見平和に見える光景ですが犬小屋の下をご覧あれ。そこには目を爛々と光らせるハンターが...。ヘンリエッタ・ロナー=クニップ(1821生)の作品。雀達の無事を祈ります。
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メメント・モリ(死を想え)。この思想に基づいて14~16世紀にかけて多く作られたのが「トランジ墓」です。これは人の死体が朽ちてゆく過程を描いた像を墓に使うもので、画像のフランソワ・ド・サラの墓(15世紀)は、カエルやミミズに食われる死体の様子を墓石にしています。諸行無常、ですね🙏
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童話の皮を被ったサイコホラー。それがシャルル・ペロー原作の「青ひげ」です。6人の妻に先立たれた貴族青ひげに嫁いだ新妻。青ひげが留守にするというので彼から屋敷の鍵を借り兄を呼ぶ事にします。鍵を貸す際青ひげは言います。「いいか、小部屋は見るんじゃないぞ。絶対見るなよ!」(続く)
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子供時代は一日が長かった。それはほんのちょっとした事でも楽しむことが出来たからかもしれません。画像はソフィー・アンダーソンの「 Touch And Go To Laugh Or No」(1857)。草でくすぐられて、笑ったら負けという遊びなのかな。二人が微笑まし過ぎておじさんは涙がでそうです。
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美人の基準は時代によって結構変わるもの。でも潮流なんてすっ飛ばしてどの時代に存在しても明らかに美人!という人もいるもんです。そんなストロングスタイルの美人だと思うのが米の Frances Virginia Lee Harrisさん(1903)。ごく普通のお嬢さんですが、とても綺麗で澄んだ目をして居ます。