昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(いいね順)

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「付喪神記」から物は大事にという話。ある日人間が道具たちをポイ捨てします。「ウラミハラサデオクベキカ!」。怒りに燃えた道具らは妖怪にミューテーションしますが、高僧の召喚した御法童子にあっさり敗退します。謎の数珠おばけ「一連上人」(右下)の勧めもあり、彼らは出家し仏となったのでした
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こんな前振りをされたら見ない訳にはいきません。ソフィーが好奇心に負けて地下室を開けると血だらけで死んでいる6人の女性が。折悪しくそこに青ひげが帰って来ますが、彼は遊びに来たソフィーの兄らに無事退治されるのでした。一枚目はグスタフ・ドレ、二枚目はウオルター・クレーンのイラストです。
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画題は「死の島」(1883頃)。アルノルト・ベックリン(独)の非常に有名な作品で、本の表紙などで見た方もいるかも。 島は死国への入口で白い棺の前に立つ白い影は死神。漕ぎ手は冥途の渡し守カロン。という見解が一般的にはなされています。しかしベックリンはこの絵について何ら語っていません。
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日本の浮世絵と版画は世界に誇る文化であります。画像はそんな日本文化に魅了された画家、ポール・ジャクレー(仏・1960没)の「 Danses d’Okesa. Sado」です。父と共に来日した彼は池田輝方らに師事。日本や中国等の風景を版画に納めました。最後は母国ではなく日本の軽井沢で亡くなったそうです。
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かつてない大規模な台風が発生しています。皆さんくれぐれもご用心下さい。画像はGeorge Augustus Holmes(1911没)の「The Coming Storm」。悪ガキが紙袋を居眠りする祖母?の耳元で破裂させようとしています。この後祖母の怒りの嵐が吹き荒れるのは避けようがないでしょうね😆
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マリアとキリストを描いた母子像。ルネサンス期以前のそれは大概赤ちゃんキリストが可愛くないです。中でも13世紀の「フィエーゾレ大聖堂のマドンナ」はかなりイノヴェイティブ(この言葉使ってみたかった)でして、0歳にして早くもハゲ始めた(生え始めた?)キリストがピースサインでキメています。
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いたとか。 しかしこの化粧品、鉛ですから体にいいわきゃありません。鉛の影響で発疹→発疹を隠すため鉛厚塗り→鉛中毒で死亡。このような悲劇的サイクルが繰り返されました。エリザベス1世の死の遠因もこれにあるとかないとか。画像は同じく鉛中毒で死亡したマリア・コベントリー伯爵夫人です。
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自撮りで要注意なのがアングル。うっかり下方から撮って自らの二重顎に戦慄した方もいるのではないでしょうか。あの美女しか描かないミュシャも実は1902年に珍しく二重顎を描いています。お体は綺麗なので多分丸顔なだけでしょうし、お美しいのですが、この顎の線は比較的レア。タイトルは無題です。
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赤穂浪士討討入の日なのでゆるーい「仮名手本忠臣蔵七段目」(耳鳥斎・19世紀初頭)をご紹介。復讐計画を悟られぬため放蕩生活中の由良助へ密書が!ヘラヘラ顔を装い密書を見る彼ですが、縁の下にはスパイが待機。垂れ下がった密書を見られ復讐計画がバレます。緊張の一瞬ですが何故かほのぼのしてます
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戦前の陸軍幼年学校は13~15歳未満の少年が受験対象。その問題の一部を抜粋です。 ○鋼鉄針に磁力を付与する方法を説け ○酸素、水素、窒素の製法及び理化学的性質を説け ○次の文を英訳せよ「今朝は好天だが正午前に雪降れり」 どうでしょう。出来ましたか?私は全然でした😫 ※写真はイメージです
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板橋で初仕事。板橋宿で縁切り榎を見物しました。江戸時代から有名で、悪縁やら悪癖やらを断ち切る事が出来るとか。「ちょっと切りすぎちゃったー」なんて美容院帰りみたいなことを言う人も心配は無用。板橋駅前には「むすびのけやき」という縁結びの木があります。ここで良縁がゲットできます。
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Top Gun評判がいいですね。画像のイケメンは二次大戦時の戦闘パイロット、ピアース・マッケノンです。米生まれの彼はパイロット志望でしたが船酔いがひどく落第。止む無くカナダ、英国で実績を積み米軍に返り咲き、12の空中戦と9の地上戦で勝利を得ました。後ろは彼の愛機「リッジランナー」です。
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1940年「支那に於ける有害植物」から抜粋です。この本は中国大陸で有害と思われる動植物(害虫も含む)をまとめたもの。熊の表情がかなりいい味を出しています。チョウセンアサガオ(右)は幻覚作用を引き起こす植物。別まんだらげと言いますが、中野ブロードウェイにそんなお店がありますね。
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1944年、ドイツ軍対連合軍の「バルジの戦い」でカメラに微笑む連合軍兵士です。彼のヘルメットに貼ってあるのはレースカーテン。一見戦場には不釣り合いな品ですが、これは立派なカモフーラジュでした。雪に覆われた地面に伏せれば、このカーテンのお陰でヘルメットが敵に見えなくなるという訳です。
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今日は関ケ原合戦の日。画像は月岡芳年の描いた小早川秀秋です。秀秋は豊臣方の武将で秀吉に大変お世話になりましたが、最後に汚い裏切りをして西軍を敗北させ、名将大谷吉継らを死に至らしめました。絵のお化けはその吉継。秀秋は21で早逝しますが、その原因は吉継の呪いだとも言われています。
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痛そう!画像は17~18世紀頃使われたドイツのマンキャッチャー、刺股ですね。囚人に使われたとの説もありますが、むしろ戦闘で使われたケースが多かった模様。鎧で固めた騎士をこれで引っ掛け馬上から引きずり下ろし、捕虜にして身代金をせしめるという訳。鎧があればこの棘もギリ大丈夫だったのかな。
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映画で知名度が上がった悪神ロキ。実はこのおっさん出産経験者です。ある日ロキの手引で巨人が神の国アースガルズに現れます。巨人は女神フレイヤを嫁に寄越せば砦を建ててやろうと提案。神々は「工期を遵守すればOK」と返事します。神々はどうせ間に合わないとタカをくくっていたのです(続く)
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なお猫は急遽呼ばれた裁縫係によってお腹を縫ってもらい、その後何事もなかったかのように少女と旅を続けますのでご安心を。このお話、日本でも絵本が発売されているようなので、気になる方は探してみてください。
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川口でお仕事中巨大なジミヘンにエンカウント。正体は「くれよん」という立体看板の会社でした。会社の壁には楽しいキャラがいっぱい。敷地内にはお菓子の家も建ってました。見学してみたいなー。
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「仕上がりはいかがでございますか?」 「うむ。もうちょっとヒゲを整えてもらえる?」 こんな会話をしてそうです。画像はフェルディナント・ファン・ケッセル(フランダース・1696没)の「The barber monkey」。彼は小動物を画題にしたコミカルな作品を主に手掛けました。猫さんの表情真剣ですね。
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桜島が噴火警戒レベル5だそうです。桜島が煙をあげるのは「いつものこと」と思って居たのですが、今回はなかなか深刻であるようです。画像は川瀬巴水の「鹿児島桜しま」(1922)。この時代の穏やかな桜島はとても美しいですね。事態の速やかな収束をお祈りします。
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乙女は身だしなみが大事とは言いますが、こんな時までスカートにお帽子とは!画像は1908年に結成された「Ladies' Scottish Climbing Club」のメンバー。ソールズベリー・クラッグスという45メートルの断崖でロッククライミングしている所だそうです。当時世間の目は女性の服装に厳しかったのですね。
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巨大化していくという恐ろしい性質を持っています。この為ラビは彼等の額の"e"の文字を削り「meth/死」という文字にして、制御できなくなる前にゴーレムを滅するのだとか。伝説にはゴーレムの体で圧死したラビの名も残っているそうです。他人をタダ働きさせるとろくな事にならないという事ですね。 twitter.com/i/web/status/1…
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80年代、日本には内田善美という天才漫画家がおりました。絶頂期に突然筆を絶って以来彼女の現在の消息は杳として知れませんが、ご存命ではあるようです。そんな彼女が影響を受けたのでは、と私が思っているのがフェルナン・クノップフ(1921没)。左画像「スフィンクスの愛撫」は非常に有名ですね。
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令和5年歌会始が開かれたようです。毎年素晴らしい作品揃いなんですが、今回は特に刺さる歌があったのでご紹介。 「友だちはゐないんだよと言ふ君の瞳の中にわたしを探す」(新潟県・相川澄子さん) この”友だち”を”恋人”にしたら...と若い頃の自分を思い出しました。 news.yahoo.co.jp/articles/819c0…