昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(いいね順)

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絵と猫は妙に相性が良いようで、猫大好きな画家さんは沢山います。テオフィル・アレクサンドル・スタンラン(スイス・1923没)もその一人。フランスの雑誌等で活躍した彼は猫、特に黒猫を画題として愛しました。左の「ピエロと猫」という作品、黒猫の”捕まっちゃった~”という表情が可愛らしいです。
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「ママとあそぼうピンポンパン!」。このタイトルの元ネタはプッチーニのオペラ「トゥーランドット」です。ピンとこない人でも荒川静香さんがトリノで使った曲「誰も寝てはならぬ」のアレ、と言われればすぐ解るでしょうね。このお話の中で出てくる中国の3大臣がピンとポンとパンなのでした。
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AI画像作成サイト「Midjourney」が面白すぎてずっと遊んでいます。任意のキーワードを入れるとAIが自動で絵を作成してくれるというもの。私はクリムト風ヴィーナスの誕生と(左)とミュシャ風モナ・リザを作成してみました。キーワードを沢山入れるともっと精密な絵を作成してくれるみたいですよ!
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花咲く草原で舞い踊る青の乙女達。しかし、明らかに場違いな服装をした都会的な男性はこの光景を無視して通り過ぎて行きます。画像はマクシミリアン・レンツの「世界」(1899)。芸術の神ミューズにも見えるこの乙女達のアピールを拒絶する男は、レンツ自身なのかもしれません。
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何しとんじゃい!と怒り心頭な左の爺さんは火の神ヘファイトス。彼は美の女神ヴィーナスを妻に迎えましたが、美人の妻に不細工夫ですから妻は浮気をしまくります。画像はヴィーナスが戦神アレスと浮気中の所を押さえられた現場。二人はヘファイトスの投げた網にかかり、裸を晒しものにされるのでした
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絵画に於いて目がいかに多くを物語るか。それがよく解るのがJoos Cleveの「ルクレティアの死」(16世紀)です。左右の絵は同じ画題の別バージョン。諸事情により自死を遂げるルクレティアを描いていますが。左は諦念を、右は無念を表しているように見えます。幽霊画にもこんな上目遣い多いですね。
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「何しとんじゃオラ?」 「ヒイッ!お許しを(泣)」 二人の会話はこんな感じ?画像はボッティチェッリの「パラスとケンタウロス」です。パラスは学問や貞潔の女神パラス・アテナ。お相手ケンタウロスは獣性や肉欲を表します。こんな関係性ですから、ケンちゃん多分エロいことしちゃったのでしょう。
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画像は中村屋印度カレーの開発者ラース・ビハーリー・ボースとその妻です。大正まで日本のカレーは小麦粉とバターを使った欧風が主流でした。彼は「本当の印度カレーは辛くて甘くて酸っぱいの調和」と主張し中村屋のカレーを監修。そして昭和二年、中村屋喫茶部にて純印度カレーが提供されるのです。
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昭和初期の学生隠語を見つけたのでご紹介します。画像は高畠華宵です。 ●アイスクリーム 継母の意。甘いけど冷たい ●消炭 怒りんぼの先生の意。炭はすぐ熾る(怒る)から ●オステーキ おお素敵! ●インタロゲーンヨンマーク あの方最近怪しいわの意。 これは訳がわかりませんねw
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大して為にならない昔話「山姥の黒焼」(明治32)をご紹介。ブリを運んでいた馬子は恐ろしげな山姥に「ブリ寄越せ。馬も寄越せ」と脅迫されます。カツアゲで全てを失った馬子は山姥の家に侵入。釜をベッドにして寝始めた山姥を黒焼きにし、それを疱瘡の薬として販売。財産と美人妻をゲットしたのでした
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亀井至一作「東京芸妓松子」(1877)です。彼は幕末から明治中期にかけて活躍した洋画家であり石版画家。内国勧業博覧会の第1回に「上野徳川氏家廟之図」を出品して大いに名を上げました。石版は非常に精緻な線を描くことが可能で、この作品も写真のようなクオリティ。着物の美しさにご注目を。
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これを見て私が真っ先に思い浮かべたのがエドガー・ドガの描いたバレエダンサーです。画像はアルフレッド・アイゼンスタット(1898-1995)の作品。ドイツ系ユダヤ人として米国に移住した彼は報道写真を芸術の域まで高めたと言われています。確かに彼女らの姿は写真というよりまるで絵画で芸術的です。
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こんな風に言われたら、芸人でなくてもやる事は一つ。オルフェウスは冥界から現世への出口で振り返ってしまい、妻は結局冥界より出られませんでした。日本神話でもイザナギがおんなじ事をしてましたね。画像はGeorge de Forest Brushの「オルフェウス」(1890)。兎の愛らしさがお気に入りです。
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西洋画に比べ、浮世絵は陰影のバリエーションが乏しいと言われます。しかし探してみれば陰影表現を試みている浮世絵も結構あるわけで、19世紀中盤の初代歌川国貞の「難有御代ノ賀界絵」などはかなり頑張っている様子が伺えます。ただ、現代絵画の陰影に慣れた目にはやや不自然な表現に見えますね。
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「おちゃっぴい」を存じでしょうか?デュエル・マスタズのモンスターなどに使われているこの言葉は、口のよく回る出しゃばりな女の子の事を指しています。 この語源ですが、「お茶引き」がソレにあたるとか。お茶引きは遊女が客を取れない状態の隠語。つまり喋ってばかりで役立たないという事ですね。
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「事が済めば殺されてしまう!」それを知っているシェヘラザードは王に心踊る物語を語り、夜明けにピタリとお話を途中で止めます。そして彼女は言います。「明日のお話はモアベターよ❤」 お話が千日に及んだ時、二人の間にはベビーが誕生。王は彼女を正妻にし、以後二人は幸せに暮らしたそうです。
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アロンソ・カノの「聖ベルナルドゥスの奇跡の授乳」(1650)です。ベルナルドゥスはある日マリア像の前で「貴女がキリストの母であることをお示し下さい」と祈ります。するとあら不思議、像が動き出し母乳をピュッ。勿体ないとベルナルドゥスは口で母乳を受け止めるのでした。かなりマニアックです。
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今日は両国でお仕事でしたので、有名な街中華「菜来軒」に寄ってみました。大変な繁盛店で、細長いお店は客で一杯。五目チャーハンを頼むとおかみさんがズドンバコンと大音量で作ってくれました。その出来上がりがこれ。卵と海老とチャーシューと蒲鉾?がゴロンと乗ったワイルドな仕上がりに痺れました
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最近筋肉とお尻の絵画が続いたので、今日はゆるく行きます。これは19世紀出版の「寺社境内名物集」。日本各地の寺社名物を集めたイラスト集です。左は京都祇園「田楽姉さん」。右は場所を書いてないですがネーミングが可愛い「狸のポコンポコン」です。田楽姉さんちょっと私のタイプかもしれません。
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飲みすぎたようじゃ。う、オエェー。などという場面である筈もなく、これはメルヒオール・ブローデルラム(仏)の「受胎告知と訪問」(14世紀頃)です。画面左で読書するマリア様の元に天使ガブリエルが告知に参上。左上では父なる神がご懐妊の黄金シャワーをマリア様の頭上に浴びせています。
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お高いけどみんな大好きティファニー。この会社の工房で働くデザイナーは「ティファニーガール」と呼ばれますが、19~20世紀初頭の彼女らは結婚が許されませんでした。理由は当時の社会的習慣の為。とはいえ独身になれば働いても問題ない訳で、画像のクララは夫と死別した後に復職する事が出来ました。
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その猫の持ち方ヤメレ! 非常に個性的タッチですね。画像はルシアン・フロイトの「Girl with a Kitten 」(1947)です。彼は高名な精神分析医フロイトの孫で、ややキュビズムの影響を受けた画風の持ち主でした。ケイト・モスのヌードを描いた作品には7億円以上の値段が付いたそうです。
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いい年なのに物事がはかどらず焦ってます。でも夏目漱石が芥川龍之介に寄せた手紙を読んではっとしました。 牛になる事が必要です。世の中は根気の前に頭を下げる事を知っていますが、火花の前には一瞬の記憶しか与えて呉れません。うんうん死ぬ迄押すのです はい先生、死ぬまで頑張ろうと思います。
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ビスケット一枚あったらジョリィと僕とで半分こ♫ 懐かしのNHKアニメ「名犬ジョリイ」は女優セシル・オーブリー(右下)の「ベルとセバスチャン」が原作。ベルという名前で分かる通り、このわんちゃん原作では雌のようです。あのフランダースの犬とは違い、こちらの犬と少年は幸せになります☺️
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仕立屋が病に伏せっている間にも納期は迫ります。いよいよ明日が納品となった時、逃された鼠たちが立ち上がりました。彼らは数の力で極上品の服を朝までに完成。仕立屋はピンチを切り抜け、同時に仕事の細かさから名声も得ました。ピーターラビットの絵本「グロースターの仕たて屋」(1903)です。