昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(いいね順)

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今日は暑かった。リアルガチに暑かった。許されるものなら私は今この場所、サントリーニ島に逃げたいです。ギリシャ領であるこの群島は、幻の大陸アトランティス伝説のモデルともなったロマンあふれる場所。太陽熱を反射する白い塗装(石灰)のお陰で建物の日陰はびっくりするほど涼しいんだとか。
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「あなたと~越えたい。天城ぃー越えぇー-!」 キーが高すぎる時、右側二名のような顔になりますね。画像は「ヘントの祭壇画」(1432)の一部で合唱の天使。当時トップクラスの実力者ヤン・ファン・エイクとその兄の合作です。リアルな表情なので合唱のパートを誰がどう担当しているか解るそうです。
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リアルさに息を呑む思いがします。これはディルク・ボウツの「悲しみの聖母」(15世紀)です。マリアが嘆き悲しむ様はカトリック教会美術の定番テーマであり、数々の作品があるのですが、そこでの涙はやはり聖母様の涙。しかしこの充血した目から流れる涙は人間の母である女の涙のように感じます。
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アマプラでロードオブザリングの新作がスタートしましたね。この壮大な物語にはホビットが住む「ホビット庄」が出てくるのですが、アイスランドにはこのイメージのままの教会があります。「ホフス教会」がそれ。大工パル・パルソンの手で1884年に建てられたこの教会は屋根まで石で出来ているとか。
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襲撃者から我が子を守るため隠れる母。声を挙げぬように子の口を抑える母の表情は鬼気迫るものがあります。これはレオン・コニエの「罪なき者の虐殺」(1824)。ユダヤのヘロデ王が自分の地位を脅かすキリストがベツレヘムに誕生した事を知り、同地の幼児を皆殺しにしたという聖書の挿話を描いています
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花や蝶に夢中になって、目の前に迫る崖に気が付かない幼き兄妹。でもご安心を。彼等の背後にはALSOKの吉田沙保里さんのような存在が居ます。画像はBernhard Plockhorstの「Guardian Angel」(19世紀)です。因みに人には皆守護天使が一人付いており、その天使は生まれた曜日によって変わるそうですよ
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長澤まさみさんのドラマ「エルピス」。このエルピスは皆さまご存じパンドラの箱に最後まで残っていた「希望」の古代ギリシア語です。箱を開けちゃったパンドーラさんはギリシア神話における人類最初の女性。好奇心に勝てずやっていけないことを人間がやるのはどうやら昔話のテンプレみたいですね。
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この再会に「勝手に」運命を感じたダンテ。しかし彼女が好き過ぎて本心を出せません。苦しんだ揚げ句彼は他の女性にワケワカメ(古)な詩を送り付けました。この為彼は「チャラ男は嫌いよ!」とベアトリーチェに嫌われ、無視される羽目になったのでした。ダンテはかなりの恋愛弱者だったのです→続
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これはウォルター スコットの詩「ヘルベリン」に記録された出来事を描いています。登山に出掛けたご主人と犬。しかしご主人は高所より落下して亡くなってしまいます。そこから三か月間、犬はご主人の遺体から離れず、カラスやキツネから遺体を守り抜いたそうです。… twitter.com/i/web/status/1…
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壮大なテーマ。苦悶に満ちた表情。彫刻にはそういうものが多かったりしますが、この作品は解りやすくスカッと爽やかです。画像はジャン=バティスト・カルポー(仏・1875没)のナポリの漁師少年と少女。耳を貝殻に当ていたずらっぽく微笑む二人は無邪気そのもの。彫刻と思えない朗らかさですよね。
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最初は戸惑いながら彼女を囲んでいた観客は、時間経過と共に思わぬ加虐性を見せ始めます。彼女の衣類を切り裂き、胸に薔薇を貼り、体に落書きをし...。恐怖で彼女の目が潤み始めた時、遂に銃を突きつける者まで出ましたが辛うじて実演は終了します。人間は恐ろしい。彼女は芸術でそれを証明しました
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しかし、美男美女で知られる二人の結婚生活は幸福ではありませんでした。エゴをぶつけ合い、そのエゴのせめぎ合いを互いが小説として発表する。そんな生活で二人は疲弊していきました。そして1940年、夫はアル中で死亡。ゼルダも1948年に入院していた病院で火災に巻き込まれ死亡しました。
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19世紀後半、NYの上流社会は富豪のアスター夫人に牛耳られていました。大富豪ヴァンダービルト夫人は上流社会入りを熱望しましたが、新参者は門前払い。怒りのヴ夫人は「おのれアスター!」と1883年超超特大規模の仮装パーティを開催。この力技にアスター夫人は膝を屈します。画像はその時のものです。
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ミレービスケットの話。これは元々明治製菓の製品でしたが、1967年に名古屋の三ツ矢製菓が製造を継承しました。以後同社が生地を作成し、加工各社に卸販売。なのでミレーの名が付いた製品は複数の会社が扱ってます。私が差し入れで貰ったこのミレーは、豆を揚げた油で揚げてあるので激ウマでした。
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霧にけぶるパリの街。深夜なのでしょう。広場には男が唯一人広告塔の下に立っているきりです。画像はブラッサイ(1899生)の撮った1930年代のパリの夜。彼はこの時代のパリの頽廃的な文化を余すところなくカメラに収めました。そういえばエクソシストのポスターこんな感じでしたね。
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《補足》 この写真が撮影された経緯については諸説あり、上記でご紹介させてもらったのはその説のひとつです。年代は1951年頃撮影されたと言われています。
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まるで音楽家のようなこの細身の人物、男っぽいですが女性です。彼女はジナイーダ・ギッピウス (露・1869生)。ロシア象徴主義の詩人・作家でありました。彼女のジェンダーは謎ですが「蛇のように冷たい人」と彼女を評する人もいた模様。彼女自身も「冷たい情熱で火傷する」と自らを評しています。
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何故処女でなければいけないのか理由がちょっと判りませんが、さんざん国中を探し回って見つかったのが少女アビシャグ。王の冷え性は彼女のおかげで大幅に改善したそうです。画像はペドロ・アメリコの「老王ダビデを温めるアビシャグ」(1879)です。
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コンプライアンスが問われる時代ですが、余りに人の声に敏感なのもいかがなものか、というお話です。ロバを売りに街に出た父子。途中通行人Aに「何で誰もロバに乗らんの?」と言われます。なるほど!と子がロバに乗りますと、今度はBが「親を歩かせるなんて」と意見。父子は交代します→続く
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青白い顔とかやせ細った体とか骸骨とか。ともかく不健康そうなイメージの死神。そんなありきたりな概念を吹き飛ばす怪作がベアードの「Power of Death」(1890)です。虎にネックハンギングツリーを仕掛け象を足蹴にする死神は正に暴力の権化。当時のサーカスでの動物虐待を風刺したとも言われています
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猩々(しょうじょう)。もののけ姫に出てきたあのゴリラみたいな生き物の名です。日本では類人猿の総称として使われる事もありますが、元々は中国の架空生物。高い知能を持つも心は獣というアンビバレントな存在であります。能の演目では赤ら顔の酒好きUMAとして登場。ここでは福をもたらす善玉です。
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インスタ女子が群れ歩く渋谷区恵比寿。そんなハイセンスエリアで心温まる洋食屋さんを見つけたので寄ってきました。お店の名は「ハチロー」。時代に取り残されたような木造家屋の一角にあり、二階に上がると座敷で洋食が食べられるそうです。ハンバーグと冷奴とお味噌汁とおしんこ、どれも美味でした。
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中世欧州で頻繁に食べられていたコレはメドラー(セイヨウカリン)と言います。当時主流の果物でしたが、熟成というか腐らせないと食べられない為、やがてリンゴや梨にとって代わられました。面白いのはこれのあだ名でその名も「open ass」。今でも欧州では公園や森でメドラーを見られるそうです。
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かわいいは正義。そしてイケメンも正義であります。画像左は仏のポール・グランオム(1944没)。右は彼の作品です。エナメル加工の職人で、エナメル絵画を多数作成。パリ万博で金メダルをゲットし、あのギュスターヴ・モローとも組んで仕事をしました。才能と容姿両方に恵まれたのですね。
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オモチャの人形のような子供達が、オランダ伝統衣装を着て兵士を先導しています(1944)。場所はフーンスブルーク城の外堀。兵士は米国兵で、子供達はドイツ占領下から開放されたオランダ人です。兵士は子供達の可愛さに皆ニコニコ。この後彼らはドイツでの決戦に向かいました。皆無事だといいのですが