昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(いいね順)

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ジョージ・ダンロップ・レスリーの「不思議の国のアリス」(1879頃)です。アリスの物語を読み聞かせているのは母ですが、少女の服装はアリスそのもの。目線はこちらに向いているものの、少女の心は不思議の国に飛んでいることでしょう。靴が脱げたまま放置された人形が何だか不穏ですね。
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大王が従者を従えぞろぞろやって来たとき、ディオゲネスは丁度日向ぼっこの最中でした。「私はアレクサンドロスである」と大王と名乗ると、ディオゲネスは面倒くさそうにこう言ったそうです。「日陰になるんで、ちょっとどいてもらえますか?」大王はそのひねくれっぷりに大いに関心したとか。
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妖精を描かせたら右に出るものなし。左にもいないというのがアイダ・レントゥール・アウトウェイト(豪・1960没)です。生涯で60冊以上の本を出版した彼女が得意としたのが妖精と小動物。優しいその絵柄が多くの子供達に愛されました。
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この事から、当時熱中症はポルードニツァのせいにされていたのでは?という説もありますが、私もその説に賛成です。ポルドニッツアの弱点が「水」とされていた事からも、ほぼその説は正しいでしょう。画像はEvgenyZemrahさんの作品です。puttyandpaint.com/projects/38340
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絵画に「解像度」という言葉を使うのはおかしい話なのですが、ウィリアム・ホルマン・ハント(英・1910没)は明らかに高解像度の絵画を描く人です。ラファエル前派に属する彼は徹頭徹尾基本に忠実。聖書や伝承などクラシカルな画題にこだわりました。光量の多い画風はデジタルでの鑑賞に向いてますね。
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画像は葛飾北斎の弟子、江戸川北輝の「本朝振袖之始素盞鳥尊妖怪降伏之図」です。女神稲田姫(櫛名田比売)が邪神らを稲田ビームで調伏させている図のようですが、気になるのが端にいる黄色い邪神のお二人。パプアニューギニアの仮面とシュモクザメという、江戸時代にしては攻めたデザインになってます
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何処のおば様?と思う人もいるでしょう。左画像は女スパイ「マタ・ハリ」です。これは1917年頃フランス政府に”ドイツのスパイ”として逮捕された時期の姿。妖艶な魅力で独仏両国の将校を魅了した彼女ですが、素顔はごく普通の中年女性だったようです。なお現在では彼女の容疑は濡れ衣との見方が強いです
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猫好きの猫の絵は愛が籠っている、と私は個人的に思います。スコットランドの画家エリザベス・ブラックアダー(2021没)もそんな愛ある猫絵を描く方。エディンバラ芸術大学で教鞭を執っていた彼女の猫絵は大変愛らしく切手にもなりました。日本を何度も訪れ禅を学んだりと、親日家でもあったとか。
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ませんでした。農家の番犬、ケップのアニキがジマイマの後を尾行。アニキは仲間と共に狐を撃退したのです。ジマイマは無事帰還、。しかし肝心の卵はアニキの仲間犬が食べてしまいました。 のちジマイマは一念発起して孵化にチャレンジしますが一部失敗。やはり彼女は子育てに向いてないのでした→続
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人は皆玉手箱を持っているのだそうです。 誕生日が来た。アニメや漫画や映画が急につまらなくなった。顔にしみが出来た。駅の階段がつらくなった。そんなささいなきっかけで人は自分の玉手箱を開けてしまい、自らが年老いたことを知るのだとか。私は出来れば一生開けたくないです。おやすみなさい。
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豪華絢爛です。ドレス、襞襟(首のビラビラ)、髪飾り、すべてが銀色に輝いています。特にドレスの質感は激エモ。この素晴らしい統一感と表現はやっぱり巨匠にしか出来ない技です。 画像はルーベンスの「侯爵夫人ブリジダ・スピノーラ=ドーリアの肖像」(1606)。夫人も衣装に負けず美しいですね。
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この絵は解釈が難しい。男性は怪訝な顔をしていますが女性二人は蠱惑的な表情で微笑んでいます。恐らく食事中に目の前の男を忘れちゃうほどのイケメンが店に来たのでは?そして女性陣は思わず流し目を送っちゃったのでは?と私は妄想します。Carl Blochの「In a Roman Osteria」(1866)です。
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想いを果たせないままやがてダンテは許嫁と結婚。ベアトリーチェもまた他の人と結婚しますが、彼女は僅か24歳で病死します。大変悲しんだダンテは彼女を作中に登場させ永遠の命を与えたのでした。画像作品は一枚目からヘンリー・ホリデー、アリ・シェフェール、ジョゼフ・ノエル・ペイトンの順です。
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3月ももう終わり。4月から新天地で生活を送る若者も多いでしょう。そんな子の旅立ちを見送る夫婦の光景を描いたのがAdolph Tidemandの「末っ子との別れ」(1867)です。末っ子ともあって父母は既にかなり高齢。伸ばした母の手と、息子の手を握りしめ離せない父の姿が切ないです。解るな~その気持ち
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不穏な雰囲気を感じますが、これは60年代のドナルド(ロナルド)・マクドナルドです。演じるのはタレントのウィラード・スコット。彼はドナルドの生みの親として知られますが、マック=太るというイメージを避ける為にのち降板しました。でも私は単純に怖かったから降板したのでは?と思ってます。
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ツタに覆われた激薄喫茶「世茂利奈」(鶯谷)でナポリタンを頂きました。激薄というのは味のことではなくお店の建物の事。このお店間口は広いですが奥行というものがほぼ無く、キャパはせいぜい8人です。しかし味の方は確かで、カレーには色鮮やかな野菜がゴロゴロ。パスタに入った海老も立派でした。
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「おばあちゃんボク達の演奏聞いてくれる?」 「おお、ありがとねぇ☺️」(ニコニコ) 「ボエーーーッ!!!」 「ヒイイッ😱」 こんな感じでしょうね。でも子供達の善意は汲んであげたい所です。ゲオルギオス・ヤコビデス (1932没)の「Children's Concert」という作品でした。
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でっかい銃を持って記念撮影に臨む一同。特に右端の女性の眼光にはただならぬ光があります。彼女らは米・ドレクセル大学の女子ライフルチーム(1920年代)で、設立当初はほぼ銃の未経験者ばかり。しかし他大学の男子チームに全くひけを取らず「ホット・ショット」のあだ名で呼ばれたそうです。
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城に戻った王子と姫。しかし王子の母である王妃は実録ネット漫画もビックリするド外道姑でした。彼女は実は食人鬼で、姫と二人の子供を食べようと狙っていたのです。しかし料理長の機転でこの悪事は露見。「バレちゃ仕方ねえ!」と王妃は毒虫や蛇の蠢く鍋に身を投げ自殺しました。めでたしめでたし。
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では深夜にいったい何をしていたのか?これは庶民なら家内作業を、上流階級なら主にお祈りとピロートークを行っていた様子。そして上流下流関係なく行われていたのはやっぱりチョメチョメ❤だったそうです。しかしこの二度寝の習慣は、照明技術の発達によって消えて行ったと言われています。
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熱病の合間に見る夢のような光景だなと思いました。画像はオーストリアのアルフレッド・クビン (1877生)の作品。神経衰弱に悩まされていた彼はムンク、アンソール、ルドンの作品に出合いシュールの世界に目覚めます。オリジナル版画の他、ポオやドストエフスキーの小説の挿絵等を手がけました。
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「牛乳を注ぐ女」がお馴染みフェルメールの作品は世界に35点しか残っていません。その希少な作品群の中でずっと真贋が疑われているのが「フルートを持つ少女」です。タッチの違いが問題となっている様ですが、今年10月ついにワシントンナショナルギャラリーが真贋の結論を出してくれる模様。要注目です
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画像のヘンテコリンな楽しい人達はペルシア人の法学者、ザカリーヤー・カズウィーニー(13世紀)の論文に登場する生き物をイラスト化したものです。彼の論文というかトンデモ話は中々の人気で、世界レベルで本となっている模様。これは17世紀インドのバージョンだそうです。亀女、斬新ですね。
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これは人類最初の殺人と言われており、その後カインは「エデンの東」へ追放。それでも彼は生き続けます。絵はウィリアム・アドルフ・ブグローの「The First Mourning」(1888)。なお、ブグローはこの絵を完成させる直前に次男を亡くしています。悲しむアダムはブグロー自身なのかもしれません。
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右の頬を打たれたら左の頬を出しちゃうほど平和主義である筈のキリスト様。しかし優しい人ほど本当は怖いという言葉どおり、怒った彼は半端ではありません。画像は神殿を荒らす商人を追い出すキリスト様。手に持つ鞭をうならせキレるその姿に皆が恐れ慄いています。意外と武闘派だったのですね。