昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(いいね順)

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人が空を飛んだり布を被った男女がキスしたり。ルネ・マグリット(ベルギー・1967没)の世界は摩訶不思議です。一言で言えばシュルレアリスムという事になりますが、彼にはそれ以上の哲学を感じます、画像は「Sentimental Conversation」(1945)。さて二人?は何を話しているのでしょうか?
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マリリン・モンローのあの半開きのタレ目、非常に色っぽいです。では彼女が目を全開にしてみたらどういう感じになるか、というのがこの写真(左)です。同じ人物でも目の開き方ひとつで随分印象が変わって来るものですね。左のモンローならホームドラマのママ役で出ていても違和感ないです。
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油ギッシュのハゲ中年はスケベという謎定義、海外にもあるようです。画像はフェリックス・ヴァロットンの「貞淑なスザンナ」(1922)。これは人妻の裸を覗いた爺二人が最後は処刑されるという聖書のお話がベースで、要はこの二人が騙されて堕落するぞとこの絵は言ってます。見事なツルテカ頭ですね。
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画像はイギリスのイラストレーター、ルネ・ブル(1872年生)の作品。左は「ルバイヤート」、右は「アラビヤンナイト」です。ロマンチックな作風で御伽噺のイラストを多く手掛けた彼ですが、実は中々の冒険家。ボーア戦争の記録者として南アに行ったり、イギリス空軍で少佐の階級を得たりしています。
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1900年、コンスタンチン・ソモフ(露)の最高傑作「レディ・イン・ブルー」です。モデルは画家エリザヴェータ・マルティノワ。白い肌と深い青色が大変に美しいのですが、彼女の瞳は何故か悲しみと痛みに満ちているように見えます。その理由は彼女を描いたソモフとの関係性と、病気にあります→(続)
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アフロディーテの子ヘルマプロディートスは超美少年。その彼が泉に佇んている姿を見て妖精のサルマキスは一目ぼれします。服を脱いでうふーん❤と誘惑しますが彼はそもそも愛を知らない朴念仁。彼女はすげなくフラれます。しかし、西洋の肉食系女子はこんな事では簡単に引き下がりません→続く
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最強の勇気は何処に在るか。それは子を守る母の心に。画像はマクシム・フェーブルの「Two Mothers 」(1888)です。 見えにくいですが画像左下には熊がおり、蛮人?の母はこの熊から子供達を守っています。肌が綺麗すぎとか斧が近代的とか細かい事は無視して、母の愛と勇気を称えたいです。
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昭和の時代濃ゆーい外人顔の事を「バタ臭い」とよく表現していました。バターは舶来品でしたのでバター臭い=西洋臭いということだったのでしょう。そんなバタ臭い顔の代表格と私の親が認定していたのがソフィア・ローレン(1955撮)。確かに今見ても濃ゆい顔立ちで、むせ返るようなお色気を感じます。
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お腹が空いたのでお米の話。ご飯のお焦げって美味しいですよね。この美味しさを知るのは日本人だけだろうと思っていたら、イランにもお焦げの伝統料理があありました。「ターディグ」(鍋の底)という名前のこの料理、サフランとウコンをペルシャ米に混ぜて作るとか。羊肉料理に合いそうですね🐏
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お盆らしいちょっと変わり種の版画をご紹介。これは山本昇雲(明治3年生~昭和40年没)の「里の遊び」です。里でホタル狩りに興じる子供達を描いていますが、本来鮮やかな色彩が持ち味の版画にも関わらず使っているのはほぼ黒一色。しかしこの単純さが却って子供の躍動感と清涼感を引き出しています。
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そこへシヴァ神が帰宅します。妻の所へ行こうとすると見知らぬ子供が邪魔をするので武闘派の彼は子供の首をスパッ!後から妻にいきさつを聞いた彼は慌てて首を探しに行きますが、もう見つかりません。仕方ないので彼はそこら辺にいた象の首を切り、子供の体に乗っけたのでした。それでいいんかいな😩
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マリア様の像は時々赤い血の涙を流すそうですが、こちらの天使像はまるで黒い涙を流しているようです。画像はオハイオ州の墓地にある「勝利と死の天使」。1924年に実業家フランシス・ハセロットの墓石の上に設置されました。ブロンズの劣化により偶然このようになり、今では観光名所です。
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東日本大震災より12年目の今日、奇しくも関東地方で地震がありました。天災は思わぬ時にやってくるもの、と改めて認識させられました。画像はソフィー・アンダーソンの「After the Earthquake」(1884)。これは二千人以上の犠牲者を出したイスキア島(伊)での大地震を描いたと言われています。
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魔法の絨毯の飛ぶ原理は無論魔法。でもヴィクトル・ヴァスネツォフは「魔法の絨毯」(1880)でちょっと違う解釈をしました。中心にあるでかいランプに注目。この中には火の鳥(フェニックス?)が入っています。作者は恐らくこれで浮力を得ていたと言いたかった模様です。王子の衣装がカッコイイですね
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あんなに好きだったのに、今は顔を見るのもイヤッ!この絵画はそんな「時の残酷さ」を表しているそうです。白髭のおっさんは時の神クロノス(ゼウスの父とは別人)。彼は愛の象徴キューピッドの羽を絶つことで、愛は時間に抗えない事を証明しているとか。でも痛そうだから取り合えず止めて欲しいです
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「死んだキリストへの嘆き」の全体像はこれ。皆悲しんではいますが御覧の様にマグダラのマリアにだけ強風が吹いており、彼女の悲しみの表現は突出しています。マリアは信者としてキリストを敬愛していただけでなく、女として深く愛していたのではないか。そう作者は言いたかったのかもしれません。
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トライポフォビア(集合体恐怖症)の方はちょっとご注意を。画像はフランス貴族ルイス・デ・ラバルの為に編纂されたと言われる宗教書(15世紀)の一場面です。キリスト教の聖女大集合場面らしいのですが、後ろに控える聖女の目線がなんとも...。不敬ですが私はゾワっと来ました😱
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乙女の水浴び風景という画題はどうしてもセクシーになってしまうもの。ところこのセクシー画題を全くセクシーじゃなくしちゃったのがあのムンクでした。画像は「Bathing Girls」(1897頃)。池で水浴びをする女性を描いているのでしょうが、真ん中の謎生物がどうにも不気味。色気も爽やかさもゼロです
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ネガティブな思考は堂々巡りに陥りがち。そんな思考の悪循環を断ち切るのに昔から有効なのが「止めろ!」と声に出す事だそうです。耳を通しての命令は脳に対する働きかけが強いのだとか。また「止めろ」を何回言ったか自覚することで、自分がどの程度の頻度でネガティブになっているか解るそうです。
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「内臓見えちゃってるじゃん。怖ッ!」。多分こう言ってるかも。画像はカラバッジョの「聖トマスの不信」です(17世紀)。 キリストの復活を今一信じられない聖トマス。傷を確かめさせて、と言って指を突っ込むと確かにキリスト様には槍で突かれた穴が。聖トマスは自分の不明を大いに恥じるのでした
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小屋で卵を産み終えたジマイマに狐は言います。「出産祝いにご馳走しましょう。セージやタマネギを持ってきて下さい」。これらはオムレツや鳥の丸焼きに最適の調味料ですが、純粋というかアホウ鳥な彼女は気が付きません。いそいそと材料を持って狐の元へ向かいます。しかし、神は彼女を見捨て→続
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卯年ですねー。というわけで兎の絵です。画像はドイツのFelix Schlesinger(1833-1910)の「遊び友達」。愛らしい兎をこれまた愛らしい少女が見詰めています。農家で兎を飼う目的は食べるかまたは愛玩動物として売るの二択なのですが、こうなるともうこの兎さんを手放すことは難しいでしょうね🐰
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さすがおフランス。オシャレです。画像はフランスの大衆紙「La Vie Parisienne」 (パリの生活) の1910~20年代の表紙です。同誌はお色気から生活情報まで取り入れた総合誌で、アールデコとアールヌーボーの影響を強く受けていました。退廃的との理由でお偉方には不評でしたが庶民には大ウケでした。
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18~19世紀、米英では「Pedestrianism」という地味なスポーツが大人気でした。ただ競技場をぐるぐる歩くだけ。しかし内容は平均総歩行距離が600キロ以上、所要時間は6日以上と超ハードでした。賭けの対象ともあって会場は毎回満員御礼。現代の価値で8千万以上の優勝賞金を貰えた大会もあったとか。
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コープスクイーンの伝説のお話。14世紀、ポルトガルの王子ペテロはカスティーリャのコンスタンスと結婚しました。しかし彼はコンスタンスの侍女としてやって来たイネスにビビビと一目ぼれ。嫁ほったらかしでイネスに入れ込みます。やがてお嫁さんは死亡。王子はイネスと結婚しようと試みます→続く