昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(いいね順)

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This isアールデコ!画像はデミトリ・チパルス (1947没)の作品です。ロシアやフランスのダンサーの影響を受けた彼はブロンズで布の質感と躍動感を大胆に表現。象牙で人物の表情と肉体を切り取りました。この象牙とブロンズの組み合わせは非常に好評で、オークションでは常に高値を付けています。
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ジュール・バスティアン=ルパージュ(1848生)はフランスの画家。写実主義の申し子のような方で実力は同時代では屈指です。例えばこの作品「PasMèche」を拡大して少年の顔を見てみましょう。きめ細やかな肌、黒真珠のような目、そして短く切った髪の一本一本。驚くほどの精緻さで描き込まれてますね。
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ウフフキャッキャとじゃれ合いながら、ひとつのグラスに二つのストローを落としてレモンスカッシュを相飲み❤死ぬまでにしたい10の事の一つですが、こんな昭和的カップルは19世紀にも居たようです。画像は「カフェ・ア・ポルタの外にて」(1882)。ヴィルヘルム・ローゼンスタンドの作品です。
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「魔法使いの弟子」はゲーテの詩により纏められたおとぎ話。ある日風呂桶を一杯にしておけと師匠に言われた弟子は、作業効率化の為箒に魔法を掛け桶をいっぱいにさせます。ところが作業を止めさせる魔法を知らなかったバカ弟子。箒は果なく水を運んで来てしまい、床が水浸しになります→続く
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なお聖職者の妻帯は、当時絶対の禁止事項では無かったようです。
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戦うバレリーナというのは斬新!画像はニコラース・ヴァン・デル・ウェイの「バレリーナのストライキ」(20世紀初頭)です。ギャラの問題なんでしょうか。アムステルダム・カレ劇場の踊り子がオーナーに詰め寄ってます。修羅場なんですが、光の使い方の巧みさと踊り子の美しさにうっとりします。
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「千夜一夜」のお話。シャフリヤール王は妻の不倫が原因で女性を憎んでいました。このため処女を連れてきては一晩を共にし、翌日処刑するという言語道断な蛮行を繰り返していたのです。この蛮行を止めるため敢然と立ち上がったのが大臣の娘シェヘラザード。彼女は自ら王との結婚を志願しました→続く
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もし異次元があるならば、その世界はこのような虚無が支配する場所ではないでしょうか?画像は現代芸術家Zacharie Gaudrillot-Roy(仏)の作品。写真をデジタル処理することで建物を削り表面だけ残しているようです。この「からっぽの世界」は見ているだけで心細くなります。zachariegaudrillot-roy.com/en/home
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昭和の固いプリン、若い人にも人気だとか。しかしあの時代の喫茶にはプルプルしたメニューがもう一つありました。それはババロアです!そんな忘れられた存在を今でも提供してくれているのが東京・船堀の「フルーツハウス・れもん」さん。オレンジソースのかかったババロアは甘さ控えめの優しい味でした
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しかし、木の前に居たのは神ではなく小汚い僧侶。それでも彼女は「こういう神様もアリね♪」と富裕層特有の鷹揚さで乳粥を捧げます。彼女の乳粥を食べた事でシッダールダは苦行を放棄することになりますが、これをきっかけに彼は苦行の無意味さを知り、悟りを開くのでした。流石「褐色の恋人」です。
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ポール・ドラローシュ(仏・1856没)の「Louise Vernet on Her Death Bed」です。横たわる女性は彼の妻。31歳で亡くなりました。深い悲しみの中彼は妻の亡骸をスケッチしこの作品を完成させます。頭上の輪は妻が死を超越した事を表しているとも。ロラーシュは生涯妻のことを想い悲しみ続けたそうです。
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立川にお住まいのあの方はおばさんぽいですが、こちらは大変な美形です。画像はセントルイス美術館に収蔵されているブッダ像の頭部。5世紀キダーラ朝のものと言われています。ローマ、ペルシャなどの文化が混合されたお顔はどこか憂いを帯びたような表情。ジェンダーを超越した色気を感じます。
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情熱の国スペインで、黒い髪と黒い目を持つ美女を描き続けた男。それがフリオ・ロメロ・デ・トーレス(1874生)です。彼が描く美女達はいつもこちらを見ており、その瞳は何か言いたげ。トーレスはかなりのイケメンでしたので、ひょっとするとモデルさん達は彼に惚れてたのかもと思いました。
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「パンがないならケーキを食べれば?」。マリー・アントワネットのこの台詞は濡れ衣。そして濡れ衣ついでに「cake」という言葉も英語と仏語では違っています。元ネタの仏語ではこの部分がcakeではなくブリオッシュなのです。バターと卵を使った贅沢品なので英語でケーキと意訳されたのでしょうか。
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あけおめです🎍 新年はお正月のツイートばかりでしょうから私は関係ないことを呟きます。画像は1970年頃の米国女性漫画家リズ・ベルーベの作品。ローティーン向け雑誌に掲載された美容情報のイラストです。レモンのジュースを飲め、杏オイルを使えなどハイセンスに解説。今でも十分通用する絵柄です。
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【訂正】 フルマラソンは42.195kmです。訂正致します。
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悲劇の恋人といえばロミジュリ。彼らのデビューは16世紀ですが、それより前にも「元祖悲劇の恋人」という銘菓の名前みたいな響きを持つ方々が居りました。その名は「パオロとフランチェスカ」です。 乙女フランチェスカ(13世紀)は政略結婚によりリミニ領主ジョヴァンニに嫁ぐ事になりました→続
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ジョージ・クラウゼンの「Youth Mourning」(1916)です。翻訳すると「青春の弔い」となります。クラウゼンの娘には愛する婚約者が居ましたが、残酷にもその婚約者は第一次大戦で戦死しました。自らの青春を捧げた婚約者の死を嘆き悲しむ娘。クラウゼンはその姿を描かずに居られなかったのでしょう。
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情報量が多すぎて訳がわかりません。画像はランドシーア (1873没)の作品。「真夏の夜の夢」の一場面です。 妖精の女王ティターニアが魔法でロバにされた職人に惚れた場面なのですが、それよりムキムキ露出狂の小人に目が行きます。またこの白兎は不思議の国のアリスの兎のヒントになったそうです。
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松涛美術館「異性装の日本史」で展示されている東京日日新聞の記事です。妻が男である事を世間に隠しつつ暮らしていた夫婦。事が露見して婚姻は無効とされ、妻はザンギリ頭にされてしまいます。我関せずの猫は可笑しみがありますが、髪を切られ俯きながら針仕事をする妻の表情には胸が痛くなりました。
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「叫び」で有名な画家ムンク。かれの作品に常に付いて廻るのは不安感です。この「思春期」(1895)という作品は初々しい少女の裸身を描いているのですが、後ろの影にやはり何か禍々しい不安を感じます。一説によると彼女は15歳で早逝したムンクの姉であるそうです。
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「芸能人は歯が命!」なんて言葉が昔ありましたが、顔のパーツでかなり重要なのは歯より目だと思います。画像はPedro Américoの「ジャンヌダルク」(1883)。彼女が神託を受けた瞬間を描いていますが、彼女の瞳は絵画ではちょっと珍しいレベルの大きさです。射貫かれるような視線とはこの事でしょうね
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病院で見かけた「控えたい食品」と「摂りたい食品」の番付表です。鶏卵、うなぎ蒲焼、牛タン、ししゃもは大好物。どうやら私は脳溢血や痛風まっしぐらの体質のようです(´;ω;`)。頑張って納豆食べなくちゃ。
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40~50年ほど前の日本は55歳が定年の主流でした。今考えると有り得ない話ですが、それだけ皆老けるのが早かったのかも。そして現代、死ぬほど元気なお年寄りが街に溢れています。そんな元気老人をコミカルに描いているのがオランダのMarius van Dokkum(1957生)です。 mariusvandokkummuseum.nl
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それはこのハエが「ドッキリ企画」で描かれたのではないかと言うもの。 「この絵ハエが止まってるよ」 「だーまさーれたー😆。これも絵なんですゥー🤣」 なんてやりとりを期待した、という事ですね。全部がそうではないにせよ、私も一部のハエはドッキリ期待で描かれたのではと思ってます。