昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(いいね順)

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コロナ都内新規感染者2千人超。ごっつい数字ですね。もう病気関係の話は止めてという感じですが、あえて意識向上の為つぶやきます。画像は1920年代、日本赤十字社の衛生啓発ポスター。スペイン風邪の直後ですので、衛生観念の大切さが日本国民にも身にしみていた時期のものですね。手洗い、大事ですよ
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これは「Brothel Candles」。もしくは「Short-time Candles」と呼ばれるものです。19世紀から20世紀初頭に流通し、欧州の売春宿で使われました。要はこれに火をつけて燃え尽きるまでに事を致せよ、という事らしいですが、燃え尽きる時間は平均7~8分。短すぎるんじゃないかと思います🤔
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どうですかこの目力。画像はJean DESPUJOLSの「思考」(1929頃)です。彼女が開いているのは恐らく哲学書。ページには魂 、生命 、身体 、理性の頭文字が記されています。表情といい指の位置といいこれ以上ないほど「哲学的思考中」の表現にぴったり。私も今度スタバでこのポーズキメようと思います。
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これは室町時代のおとぎ話の一部。「雀の発心」または「小藤太物語」です。ある日、雀の小藤太夫婦が可愛がっていた赤ちゃんが蛇に食べられてしまいます。世を儚んだ夫婦は出家。妻雀は尼となり、小藤太は梟の僧のもと剃髪し諸国修行の旅に出ます。重いテーマですが、絵はことごとく可愛らしいです。
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ゲゲゲの鬼太郎のキャラ、バックベアードの元ネタはルドン(仏・1916没)の作品に出てくる目玉(右)だと言われています。この目玉は多分男子?だと思うのですが、実はルドンの手によって女子バージョンもちゃんと作られています(左)。どうでしょうこのサラサラヘアとつぶらな瞳。可愛いでしょう?
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少し酒が入っているのでお気入りシュール絵画をご紹介。画像は米国の現代アーティストErik Thor Sandberg氏の作品です。彼は日常と非日常が混じり合ったマジックリアリズムの旗手であり、その作品ではポップと不気味が混じり合った混沌とした世界を体験することができます。 erikthorsandberg.com/home.html
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なんというか異世界感のある見た目ですね。これはヒドラ・アフリカーナという植物。「日本紀行」を著した博物学者カール・ツンベルクが1774年に紹介し、以来西欧諸国に知られるようになりました。奇怪な見た目に相応しく寄生植物でアフリカ原産。ひどい臭いだそうですが動物の餌にはなるそうです。
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幼児はかわいいけれど、家庭内を蹂躙する破壊者でもあります。少し目を離している隙に恐ろしいことをする事もしょっちゅうです。そんなあるあるを描いたのが歌麿のこの作品。夏の午睡を楽しむお母さんの隣で、男児が金魚鉢に悪戯しています。哀れ金魚たちの命は風前の灯火です。お母さん気づいてー!
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子供時代の私は将来レインボーマンになるのが目標でした。変身の種類が多くてお得感があったのです。前置きはさておき画像はアメリカの良心ノーマン・ロックウェルの「Boy reading adventure story」(1924)。のび太くんぽい少年が脳内で騎士となりお姫様と冒険しています。子供の夢って美しいですね
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イブでありますがおっさんはイブなんて知ったこっちゃないので、肉まんのお話。画像は船橋駅前の中華料理屋「栄華光」の肉まんです。この肉まん(350円)中華街のお高い肉まんよりよっぽど美味しくて、ひょっとすると551より美味いかもと個人的には思います。でっかいので食べ応えも十分。お勧めです。
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箱舟でノアさん一家は助かりましたが、この絵は溺れ死んだその他大勢のお話です。男は父らしき老人を助けていますが、傍らでは妻子が溺れています。彼は老齢の父より妻子の命を助けるべきではなかったか?絵はそれを問いかけます。私がもし男の父であったなら孫と妻を優先して助けて欲しいです。
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1900年代、カリフォルニアの小さな小屋で宇宙と交信し続けた男が居ました。その名はGrant Wallace(1954没)。宇宙人や古代人とのテレパシー交信を信じた彼は大量の宇宙人のイラストとデータを残しましたが、誰にもその成果を発表することなく没しました。この資料が発見されたのはつい最近の事だとか
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「店舗入口の消毒薬があまり減らない」とスーパー勤務の知り合いが申しておりました。去年はガンガン減ってしょっちゅうボトルを取り替えていたらしいですが、最近はそうでもないとか。非日常が日常になるってとっても怖いです。慣れは最大の敵ですね。
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アウグスティヌス(430没)はチョイ悪聖人。元々彼は善悪二元論のマニ教の信者で、若い頃から女性と同棲し「×××しまくった」(本人談)そうです。32歳でキリスト教に改宗したのですが、改宗直前に行った祈りがまた秀逸です。「主よ我に貞操を与え給え。でも、今はいいです」。気持ち痛いほど解りますよ
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明らかに日本版画のタッチなのですが、どう見てもインドの光景ですよね。これは巨匠吉田博の「ベレナスのガット」(1931)です。彼は20世紀初頭世界を巡遊しているので、その際の記憶によるものかもしれません。なおガットとは沐浴場の事。イントの河でも、彼の持ち味である水面の美しさは健在です。
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「ブルターニュの雌ライオン」14世紀の女海賊ジャンヌ・ド・クリソンの渾名です。彼女の夫はブルターニュ公国貴族。5人の子供を設けるほど彼女と夫はラブラブでした。しかし夫は英仏の紛争の中で仏王にだまし打ち(右)に遭います。夫の無残な死を知った彼女は激怒し、仏勢力に復讐を誓いました(続)
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白い肌と少し脂の乗った丸い肩、そして美しいうなじ。匂い立つような上品な色気を感じますね。画像は岡田三郎助の「あやめの衣」(1927)です。三郎助は洋画家であり版画家。美人画と風景画を得意とし、明治から大正にかけて新しい時代の女性美を絵画の世界に持ち込んだ方でした。
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幼い頃食べたカレーは黄色でした。小麦粉とカレー粉で作るとこの色になるそうですが、そんな絶滅寸前のカレーをいまだに出してくれるのが江戸川区一之江の「宝来」さんです。黄色のカレーに福神漬け。そこにソースをかけて頂くシステム。泣きそうに懐かしい味でした。大人気メニューだそうですよ。
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明日は祝日なので夜更かししている善男善女も多いはず。なので飛び切り綺麗な絵をおやすみ前にご紹介します。画像はシャーウッド ・ハンター(1919没)の「Jubilee Procession」。ヴィクトリア女王の在位60周年を記念したランタンパレードを描いていますが、まるで日本の提灯行列のようです。
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本日東京は一日冷たい雨が降りました。大好きな秋はあっという間に立ち去りもう冬がやってきます。画像は笠松紫浪の「夜雨・不忍池」(昭和13年)。紫浪はあの鏑木清方の門人で近代化される東京の姿を多く版画に残しました。モダンな街灯の下、雨の中を一人行く和服姿の女性。静かで落ち着く絵です。
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ただもうカッコイイ!特に左の白スーツ集団のかっこ良さは尋常じゃないです。画像はミード・シェーファー(米・1896生)の作品。ノーマン・ロックウェルともマブダチだった彼は多くの雑誌や小説のイラストを手がけました。左のお題は「The White Brigand」。右は「Blue Roadster」。色つながりですね。
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「mene, mene, tekel, upharsin」(メネ、メネ、テケル、ウファルシン?)。この謎の言葉、西洋ではそこそこ知られるフレーズだそうです。 画像はレンブラントの「ベルシャザルの饗宴」。バビロニア王ベルシャザルが開いた宴会で突如神が現れ、誰も読めない文字で上記の言葉を書きつけた様子です→続
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映画「時計じかけのオレンジ」を彷彿とさせますね。これは1930年代に米で使用された「ビューティキャリブレータ」です。顔のパーツの凹凸を測定し、その人の顔が「美しいとされる基準値」からどの位外れているか測定した上、化粧で矯正するというもの。美容の神様マックスファクター氏が発明しました。
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中々に特殊なシチュエーションですが、画像はルーベンスの「ローマの慈愛」(17世紀)です。これはローマの孝行話で、餓死の刑に処せられた父キモンを娘ペローが母乳で助けるというもの。執政官はこの孝行娘に感動しキモンを開放したんだとか。尊い行為ですが日本人には思いつかない救助法ですよね。
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鮮明かつ美麗なイラストのこれは「奇跡の本」と言われています。何が奇跡なのかというと、この本が1550年頃のものであるから。アウグスブルクで作成されたこの本はつい最近発見され、その保存状態の良さから人々を驚かせました。169ページに渡り、水彩画と文で自然・宗教にまつわる事柄を語っています