昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(いいね順)

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マイケルジャクソンの「スリラー」にこんなシーンがあったような気がしますが、これはゾンビではありません。画像は 「海底二万里」で有名なジュール・ヴェルヌ(1905没)のお墓。不死と永遠の若さに向かい手を伸ばす様子を描いているそうです。奇想天外な物語を紡いだ彼らしい墓石ですね。
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今晩はヘンゼルとグレーテルの元ネタのお話です。 1600年初頭、ドイツにカタリーナという女性が居ました。彼女が営む店のお菓子は大人気。同業者ハンスはこれを羨み、菓子のレシピを盗むためカタリーナへ求婚しました。しかし彼女は拒否。逆恨みしたハンスは彼女を魔女として告発しました。(続)
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童話では悪い子によくバチがあたります。その中でも、なかなか過激なバチの当たり方をする作品が「もじゃもじゃペーター」です。これは独のハインリッヒ・ホフマンが19世紀末に発表したもの。火遊びした子が焼死。好き嫌いをした子がやせ細って餓死。など本の中で子どもたちは散々な目に遭っています。
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「キャプテン・マーガレット」。人は彼女の事をそう呼んだとか。彼女は米独立戦争の英雄マーガレット・コービン(1800没)です。 米国側の砲兵として独立戦争に出兵する事になったマーガレットの夫ジョン。マーガレットは夫の身を案じ、「看護師」という名目で無理やり夫に付き添い出兵します→続く
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ムンクといえば😱←ですね。人を不安にさせる作風は彼の特徴ですが、この絵はとても悲しい気持ちにさせられます。画像は「The Sick Child」。結核により14歳で早世した姉ヨハンナを描いた作品です。嘆く母を、総てを諦めた優しい表情で見詰める姉。ムンクはどんな気持ちでこの絵を描いたのでしょうか
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ぜひ大きな画面で見て欲しい。乙女に差す影も綺麗ですが木肌の質感が素晴らしいです。これはマックスフィールド・パリッシュ(米・1870~1966)の「Hilltop」。商業誌の表紙や挿絵を手がけた彼の作品は木々と人間を描いたものが多く、その絵柄は非常に精緻かつ美麗。現代人向けのタッチだと思います。
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メヂーュサの首を取って英雄となったペルセウス。画像はその首が後にとても役立ったというお話。 メヂーュサ退治を終え意気揚々と凱旋するペルセウス。途中、ついでとばかりに怪物の生贄にされそうな美女アンドロメダを助けます。美男美女ですからすぐデキちゃう訳で、二人は結婚と相成りました→続
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私は由緒正しいド平民ですが、先祖には凄い人が居たかもしれません。そんな夢を描いたのがノーマン・ロックウェルの「ファミリーツリー」(195)です。一番上に居る少年の想像では、彼の祖先は何と海賊。悪い役回りを演じることが多い海賊ですが、少年にとっての海賊はきっとヒーローなのでしょう→続
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本日は「中秋の名月」だそうです。8年ぶりの満月状態ということですから、是非夜空を見上げましょう。画像は国芳の「卯のだんごや」 。兎が団子を食べながら月を愛でています。団子屋が「月ぬきだんご」とあるのは、串が団子を貫いていることから「突き抜きだんご」に掛けているそうです。
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死者に見えます。画像はHugues Merleの「洞窟のマグダラのマリア」(1868)です。彼女はキリストに唯一「女として」愛されたと言われる女性。キリストの磔刑後33年間洞窟で一人余生を過ごしました。彼女の心は、愛するキリストの昇天と共に死んだのではないか。この絵を見るとそう思えてなりません。
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パリの夜の女王になったバーベットは、ジャン・コクトーやマン・レイら有名人とも交流。コクトーはエッセイの中でこう評しました。「彼の中に女性を見る人、彼の中に男らしさを見る人。その皆に彼は愛される」。 しかし1970年、彼は慢性的に体を襲う痛みの症状に耐えられず自殺しました。
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19世紀、英国の一部刑務所にはトレッドミルという踏み輪がありました。囚人が輪に付いた枠を踏むことでドラムが回転。ドラムは脱穀したり水を組み上げたりすることに役立ったのです。しかし一旦これに乗ったら囚人は立ち止まることが不可能。監督官が止めるまでノンストップの拷問労働が続きました。
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有名なエドゥアール・マネには同じく画家であるウジェーヌ・マネという弟がいます。その弟マネと女流画家ベルト・モリゾの間に生まれたのがジュリー・マネ。まるで絵画の結晶体のような娘ですが、その娘をルノワールが描いたのがこの画像です。娘の優しげな瞳と至福の表情を浮かべる猫。素晴らしいです
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1926年、ミシュランの宣伝カーとミシュランマンの勇姿です。ミシュランマンのイメージはミシュラン兄弟の弟エドワールが考案したもの。1898年に公式キャラとして世に出ました。今と違いグラサン着用で鼻があり、謎のおちょぼ口が付いてます。しかし笑顔はありません。子供が見たら泣きそうです。
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画像は「アンリ2世の暗号本」と呼ばれるものです。アンリ2世は16世紀の仏王。彼が暗号機として実際これを使ったかどうかは不明ですが、美しいですね。 ちなみに彼の妻カトリーヌ・ド・メディシスは預言者ノストラダムスの信奉者。彼もうそうしたオカルトに傾倒していた可能性はあります→続
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昔話にトラウマ描写は付き物。スウェーデンの良い子に今でもトラウマを与え続けている作品がIvar Arosenius の 「The Cat's Journey」(1905)です。これは猫に乗った少女の冒険譚。二人は王様にご馳走になるのですが、猫は食べで過ぎで内蔵が破裂します。この姿が今でも怖い人が多いんだとか→続
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悪い奴にはお仕置きよ!と思って作られたのかどうかは知りませんが、画像は1941年に米で発売された針刺し「Hotzi Notzi」です。ヒトラーのお尻にブスリと針を突き立てるというこのアイテムは、フランクリン・ルーズベルト大統領の机に置かれてから大ヒット。今でも古物商などで取引されています。
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「またこんな所で油売っとるんか🤬行くぞ!」 「固いこと言うなよ~www」 放蕩息子と父という風情ですが、これはかの有名な哲学者ソクラテスとその弟子アルキビアデスです。アルキビアデスはアテナイの政治家。頭が切れる上に超美男で細マッチョ。男女問わずモテモテの方でした→(続)
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華麗で、美麗で、そして端麗。画像はJohn Duncanの「Saint Bride」(1913)です。キリスト生誕に立ち会うため、聖ブライドが天使によってベツレヘムに運ばれる姿を描いています、彼女はアイルランドの守護聖人で聖ブリジッドとも呼ばれる方。天使の衣装の豪華さと、アザラシの可愛さにも注目ですね。
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12~16世紀、西欧では馬上槍試合が盛んに行われました。長い木製槍で突き合う光景を映画で見た人も多いでしょう。でも槍片手だと重いし、ゆらゆら安定しないし。そうだ!最初から鎧に槍を嵌めちゃえばイインジャネ?そんな発想で作られたのが神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世のこの鎧(15世紀)です。
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花が似合うのはやっぱり若い女性だよなぁ、と改めて思わされるこの絵はウワディスワフ・チャコルスキ の「A lady in a lilac dress with flowers」(1903)です。花瓶にライラックは無いのでドレスがライラックの色という意味でしょう。モデルの目が大きく描いてある為、現代的な美人に仕上がってます
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ジュリアス・シーザーは何故いつも冠を被っているのか。それは「ハゲを気にしていたから」が正解だそうです。凛々しい容姿で描かれている彼ですが実際はハゲ散らかしており、しかも難産のため頭蓋骨が変形していたとか。右は2018年に再生された彼の顔。顔の部品が中央に集中して地獄のミサワっぽいです
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ゲームやアニメに出てくるモンスターの定番ゴーレム。この怪物はユダヤ教に由来すると言われています。 ゴーレムはご存じの様に土人形。ラビ(宗教的指導者)が「emeth/真理」と書いた羊皮紙を人形の額に貼る事で動き出します。彼等は本来物言わず従順な存在ですが、時間経過と共に徐々に→続
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おわかり頂けただろうか? 画像はピカソ青の時代の代表作「老いたギター弾き」(1904)ですが、この作品の中にはある人物が隠れています。右画像、老人の耳の上を穴が空くほど見て下さい。女性の両眼がじわりと見えてくる筈です。貧乏で失敗作のキャンバスを流用したのではないか、と言われています。
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埋葬された人が地中で息を吹き返し。苦しんだ挙げ句窒息死。この生埋めの恐怖は多くの有名人を悩ませました。アンデルセンもノーベルも、そしてショパン(右下)もこの恐怖症の罹患者でした。ショパンなどは「死んだ後に蘇生しないよう心臓を切り離せ」と遺言し、遺族は実際その通りにしたそうです。