「やってみたいことを何でもできる」ではなく「“試みる”ことができる」と言っているところがポイントだと個人的には思っています。日常生活とは違う物語の場で、キャラクターを介して、能動的に「トライ&エラー」が体験できるのが、TRPGの特徴であり利点の1つだと思います。
以前TRPGに参加したASD中学生は「やってみたいことを何でも“試みる”ことができる」ことを、TRPGの魅力として挙げていました。確かに彼は、洞窟の入口で焚火してミノタウロスを燻し出そうとしたり、ゴブリンを泥団子で手懐けようとしたり、寝ているオーガの顔に落書きしたり…色々と“試みて”いたな😅
以前、TRPGで関わっていた中学生女子の感想で「TRPGは(ネットのゲームと違い)相手の表情が分かるから良い。顔が見えない相手と協力し合ったり一緒に戦いたいとは思いにくい」というのがあった。(オフラインの)TRPGやアナログゲームを子どもと遊ぶ際のメリットの1つとして、たまに紹介している。