皆さんは「階段」を使っていますか?東日本大震災の際、警視庁本部のエレベーターも一時停止しました。災害対策課は16階!体力には自信がありましたが、さすがに階段での行き来はきつかったです。それ以来、救出救助を専門とする私にとって、日常の階段の上り下りも重要な訓練の一つになっています。
災害時に備えて、飼犬を連れた避難訓練をしてみました。経路にある塀や看板など、注意が必要な危険箇所を確認しながら、犬に怪我防止の靴を履かせて歩きました。犬は慣れない靴を嫌がり脱ごうとするなど、実際に訓練してみて初めて気付くことがありました。愛犬を飼っている方は是非試してみて下さい。
最近、一歳を過ぎて何でも自分でやりたがる我が子。荷物も自分で持ちたがります。そこで風呂敷で子ども用のリュックを作ってみました。背負い心地も良いようでニッコリ。畳めば小さくなり、荷物の持ち運びにも便利な風呂敷。災害時にも我が家のお助けグッズになると思い、非常用持出袋に入れています。
子供たちは待ちに待った夏休みが始まりましたね。ママたちが頭を悩ませるのがお昼ご飯ではないですか。そこでたまには、非常食を子供と一緒に作って試食してみてはいかがでしょうか。子供にとって良い経験になると思いますし非常食のローリングストックにもなると思います。私も子供たちと試食します。
海水浴場でライフセーバーがオレンジ色等の旗(通称「津波フラッグ」)を振っているのを見た事がありますか。これは地震発生時に津波の危険性がある事を知らせる合図です。海に入る前には避難経路を確認しておきましょう。実は私も元ライフセーバー。これから夏本番、海のレジャーは楽しく安全に!!
「西日本豪雨」の被災地では、現在も行方不明者の捜索が続いています。発生直後の出動に引き続き、本日から再度、警視庁の救出救助部隊が現地での活動に向けて出発しました。ボランティアとして被災地に行きたくても行けない方々の分まで、ひとり一人が都民の代表として全力で捜索活動を行う覚悟です。
夏休みと同時に10匹のメダカを飼いはじめました。長女に地震がきた時、メダカさんが危なくないようにするにはどうすればいい?と聞いたら、水を少なくして蓋をちゃんと閉める。水槽をセロテープで壁に貼る等アイデアを出してくれました。正解は別とし、新しい命を通じて防災意識を持たせていきます。
先日、津波の危険性を知らせる旗について紹介しましたが、緊急避難フラッグ(U旗)についても紹介します。旗の色は赤と白で、津波を含めた緊急時に避難を促す合図です。海の危険性を知らせる旗は地域によって異なる場合があるので、ご遊泳される場合は旗の色等について確認して頂く事をお勧めします。
~救助隊の知恵袋~「西日本豪雨」による被害を受け風水害への対策が注目されています。そこで今回は2回に分けて、土のうの作り方と積み方について紹介します。1回目は「作り方」で方法は諸説ありますが、私たち警視庁特殊救助隊が実際に行っている方法やポイントなどについて紹介します。
~救助隊の知恵袋~前回の土のうの作り方に引き続き今回はその効果について検証してきました。隙間なく平らに積むことで防水の効果は上がります。さらにブルーシートで土のうを包むと効果的です。実際は列を増やすなどして補強が必要となりますが、ここでは一列で積んだものを紹介します。
西日本を襲った豪雨。都内もゲリラ豪雨や台風時期には警戒が必要です。豪雨で特に注意が必要なのは車で浸水場所に侵入しないことです。車が止まってしまうばかりか水嵩が増すと水圧で車から出られなくなってしまうからです。豪雨の際は高台等安全な場所に移動する等して運転は控えるようにしましょう。
非常食であるアルファ化米の賞味期限は一般的に3年から5年くらいのようです。我が家では、夏休みの思い出作りに、子供達に期限が迫っている非常食の試食会を行いました。チャーハンが最も気に入ったようで完食でした。子供達の長い夏休みの思い出の1ページになると思います。
チョコレートを非常食として準備している方もいると思いますが、夏の時期はどうしても溶けてしまいます。でも、チョコレートペンなら大丈夫!そのままでも食べられるし、カンパン等にデコレーションすれば、ちょっとしたスイーツに。小さくて収納に便利なので、非常食のアイテムに加えてはどうですか。
~救助隊の知恵袋~先日、土のうの作り方やその効果について紹介しましたが、今回は身近で手に入れやすい物を使っての浸水対策を実験してみました。これはあくまでも土のうに代わる一時的な物です(子どもたちの夏休みの自由研究に使えるかも!?)。
今年の夏は地震に豪雨、台風と各地で災害が発生しています。明日は我が身かもしれないと思い、改めて自宅の保存食を確認しました。私は台所の戸棚に1週間分のフリーズドライビスケットを入れてます。味はどうか気になるところですが、いざという時に困るので、泣く泣く試食はあきらめました。
平成7年の阪神・淡路大震災の直後、真っ暗な室内で母親が割れたビンを踏み、足の裏を怪我しました。足の怪我の有無は、その後の避難行動を大きく左右するもの。枕元近くに靴を用意しておくのがベストですが、より手軽なスリッパでもOK。緊急用に新しいスリッパを用意しておけば衛生的にも問題なし。
先日、都内で大規模な災害が発生した場合に備え、ツイッター社様にお邪魔して色々と勉強してきました。公共政策本部の方、大変お世話になりました。早速ですが、アンケートを募集します。災害発生直後、ツイッター上で知りたい情報はなんですか?ご協力をお願いします。#災害情報 #アンケート調査
最近は風水害の被害対策が注目されていますね。これからの季節は台風が多くやってきますので当然です。しかし地震にも注意して下さい。屋根の瓦は、地震のときは落下してくるおそれがあります。身の回りの危険個所を再度見直しましょう。画像は東日本大震災で実際に瓦が落下し、散乱した様子です。
【おいしく熱中症予防】まだまだ暑い日が続いていますが熱中症対策には水分・塩分補給が大切!ということで我が家では、自家製経口補水液を準備しています。果汁100%のオレンジジュース200ml、水800ml、塩小さじ1杯、砂糖大さじ2杯を混ぜるだけ。オレンジジュースベースで子どもたちにも好評ですよ。
出勤時にどのような靴を履いていますか。私は仕事がら、動きやすいようにヒールの低いフラットな靴を履くようにしています。会社のロッカーにもスニーカーを常備しています。災害時に階段の昇り降りや長時間歩いて帰宅する時には歩きやすい靴が機能的です。普段から備えておけば安心ですよね。
「西日本豪雨」で広島県に派遣された際、活動中の食事としてツイッターで紹介した「水で作るカップ麺」をカップそばで実践しました。保存水を注ぎ、約15分で完成。連日の猛暑で食欲もあまりありませんでしたが、スープが冷たいのでのどごしが良く、味もしっかり。おいしくいただけました。
期限切れ間近の乾パンを使った料理をご紹介!今回は「お好み焼き」。乾パンを粗めに砕き、小麦粉、キャベツと混ぜて焼くだけ。息子たちから「乾パンがモチモチしていておいしい!」と感想が。乾パンのサクサクが残ると思いましたが、生地を作る際に入れた水を吸って絶妙な食感になったようです(驚)!
9月2日午前9時から中央区の浜町公園等で東京都・中央区・港区合同総合防災訓練が行われます。警視庁からはレスキュー隊等が参加し、倒壊家屋からの救出救助、ヘリコプターによる救助訓練を実施します。また、広報パネルや子どもレスキュー服試着体験などを行います。ピーポくんにも会えますよ。
災害時にも利用できる簡易寝袋の作り方をご紹介します。準備する物は、毛布とブルーシート、ガムテープです。毛布をブルーシートの上に敷き、四方をガムテープで留め、中央に一人分の空間を取って端の部分を折り曲げれば完成です。保温性にも優れており簡単にできますので試してみて下さい。
暑い日が続いていますね。まだまだ水遊びを楽しむ子供たちも多いと思いますが、今年も海や川、プールで水の事故が起きています。水に入る前の準備運動や急激な雷雨など天気の変化に気をつけてもらうのはもちろんのこと、お父さん、お母さんは子供たちから目を離さないようにしてくださいね。