駅やショッピングセンターなどでよく見かけるようになったAED。もしもの時に威力を発揮するものなので、通勤通学経路、職場やよく出かける場所の「どこにあるか」を確認したり、講習を受講するなどすれば、いざという時にきっと役に立つはずです。私の妻も先日、講習を受けてきました。
これから水遊びが楽しい時季がやってきます。川など流れがある場所では、水面が白く変色している部分があります。これはホワイトウォーターと呼ばれ、水に空気が含まれているため通常の半分程度しか浮力が無く、流れが穏やかに見えても危険です。水辺で遊ぶ際はライフジャケットを着用しましょう。
最寄の避難場所・避難所をご存知ですか?避難場所は地震による火災等の危機から命を守るための公園等のオープンスペースで、都内約200ヶ所が指定されています。避難所は家屋を失った人の一時的な生活の場となる学校等の建物で、都内約3000ヶ所が指定され食料等の備蓄があります。下のマークが目印です
家族の電話番号や会社の電話番号をスラッと言えますか?災害はいつ起こるか分かりません。携帯電話を所持していなかったりバッテリーが切れた際に公衆電話を使用することがあるかも。その時のために電話番号を手帳などに控えて持ち歩いておくと安心です。ただし紛失には十分ご注意を!
台風や梅雨による出水期前の毎年5月(北海道は6月)は水防月間とされ、多くの自治体で水防訓練が実施されます。防災意識向上を目的とした展示型訓練のほか、土のう作り等を体験できる技術習得型の訓練もあります。各自治体のHPにアクセスして、目的に応じた訓練を選んで参加してみてはいかがですか。
ツイッターを見ているまさにこの瞬間!大地震が発生したらあなたはどういった行動をとりますか?自分の命を守る?家族と連絡をとる?災害はいつ発生するか分かりません。命を守る方法や自宅へつながる道路を確認するなど、日頃からの備えがいざという時に役立つと思います。
今年4月、立川市内に災害対策訓練施設が完成し、今週の月曜日に特殊救助隊と各機動隊の機動救助隊による合同訓練を実施しました。写真は、水害を想定したプール施設で行った、建物内に取り残された要救助者の救助状況の様子です。なお、要救助者は男性隊員、特殊救助隊は女性隊員です。
土砂災害や突発的な風水害が発生し、家の2階に避難したものの、さて、そこから外に避難するための靴がない。どうする?そんな時に長袖の服で足を覆い、避難所までの臨時的な靴を作成することができます。また、足裏にタオルや新聞紙を当てれば、クッション性もアップします。
母親が「非常持出袋の中に長めのスカートを入れているの」と妻に話していたので、私が「ズボンの方が動き易くない?」と言うと、母親が「スカートは履くだけではなく、避難所で頭から被って使うと衣服を着替えることもできるの」と答えたので、私は女性ならではの視点に「なるほどな」と感心しました。
備蓄していたあずき缶を買替えるタイミングで期限切れ近い乾パンとお汁粉を作ってみました!作ると言っても、お鍋にあずきと水を入れ少し煮立ったら乾パンを投入!グツグツ煮込んで15分。乾パンはやわらかくなったもの、芯が堅いままのもの、いろいろでした。個人的には「いいね!」な味でした!
非常持出袋に常備薬を入れている方もいると思いますが数種類の薬を箱のまま保管すると意外とかさばってしまいます。そこで100円ショップなどで売っているチャック付袋に品名、使用期限を記載し保管してはいかがですか。なお、使用上の注意書きも忘れずに保管し正しく服用して下さい。
皆さん、小学校で習ったテコの原理を覚えていますか?救助現場でも、このテコの原理を利用し、重量物を持ち上げることがあります。力点から支点までの長さや棒の強度にもよりますが、鉄パイプやバール1本で重量物を持ち上げることが出来ます。災害時の知識としてお役立て下さい!
都内を走るこんな車両をご覧になったことはありませんか?実は…警視庁特殊救助隊の出動車両なんです!!車両側面のシャッターを開くとたくさんの救助資器材が積載されており、さまざまな災害現場に対応できるように準備しています。私たち特殊救助隊の頼りになる相棒です。
救助隊員として多くの被災地を見てきました。どのような災害現場でも、まずは自分を落ち着かせる必要があります。携帯電話は、家族や外部との連絡手段としてだけでなく、手元の明かりとして、落ち着きを取り戻すのにも有効であるとのことです。予備のバッテリーや充電方法まで考えておきたいですね。
瓶のふたが開かなくて困った時、瓶を逆さまにして手のひらで叩くという方法があります。瓶の底を叩くと振動が与えられ、それによって瓶とふたの間に空気が入り、あけやすくなるためです。原始的な方法ですが、災害時で手元に道具がないときには有効だと思いますので、一度試してはいかがでしょうか。
今日から6月、私達の制服も夏服に変わります。梅雨の時期になりますので部屋の掃除と合わせて災害が発生した時の備えを再確認しました。タンスの上の物を整理し、押入れの奥に入れておいた非常持ち出し袋を玄関へ、保存水の入替、就寝時には枕元に眼鏡と着替と靴。みなさんも一度確認してみて下さい。
現場で災害を直に感じる度に、自然と増えていった我が家の備蓄食料。賞味期限が迫った備蓄米の鉄板レシピは焼おにぎりです。べチャっとした食感もフライパンで表面を焼き上げると、「カリッモチッ」に変化。子供自身に握らせて、焼き上げにゴマ油と醤油を少量垂らすのがポイントです!
自宅に非常持ち出し袋を用意していらっしゃいますか?外出先で災害が発生した場合に備えて、簡易の防災グッズを携帯することをお勧めします。私は、過去の震災時に電車が止まり徒歩で移動した経験から、モバイルバッテリーや災害ラジオ等をポーチにまとめ、鞄に入れて持ち歩いています。
梅雨の季節となり蒸し暑くなってきました。これからの季節は熱中症が心配されます。今は塩飴や経口補水液、冷却シートなどの様々な熱中症対策グッズが販売されており、災害用の備蓄としてこれらを準備してはいかがでしょうか。また飲料用としての水も多めに用意しておくと安心です。
先日、災害時に子どもを迎えにいくことを考え、職場から保育園まで実際に歩いてみました。歩車道の区別のない道や中央分離帯で横断できないなど地図で見ただけでは気付かないことばかり!目的地に着いてホット一息つきましたが、実際に歩いてみて一番気付かされたのは日頃の運動不足かもしれません。
3歳の娘と1歳の息子がいる我が家の必需品、それは「赤ちゃん用のおしり拭き」です。おしり拭きは、低刺激かつ大判で厚手のシートなので災害時、大人の人も身体などを拭くのに役立ちます。さらにひと工夫!蓋を付けると出しやすくなりますし、乾燥防止にもなります。私の鞄の中の1つのアイテムです。
梅雨のシーズンとなり、豪雨や連日の雨により様々な災害が発生するおそれがあります。市区町村が公表する洪水ハザードマップや土砂災害危険箇所等の事前確認をお願いします。また、自宅近くの排水溝の掃除なども備えの一つです。身を守るために十分な注意が必要な時期ですので、くれぐれもご留意を。
【どなたでも見学可能!】7月6日(金)13時30分から江戸川区篠崎1丁目地先江戸川河川敷において、「警視庁災害警備総合訓練」を行います。レスキュー隊や警備犬による救出救助活動のほか、特殊車両、ドローン、ヘリコプター等を活用した訓練を実施します。興味のある方はぜひ!!
6日に関東甲信越地方の梅雨入りが発表されました。この季節雨量が増えるので土砂災害(土石流、地滑り、がけ崩れ)には注意してください。前兆として崖から小石が落ちる、普段出ないところから水が湧く、湧水が濁る、木の根が切れる音がする等があります。異常を感じたら警報を待たず避難しましょう。
ダンボールで「椅子」を作ってみました。東日本大震災では多くの方が避難所生活を余儀なくされました。避難所となる体育館等は、床が固く冷たい場所が多く、さらには直接床に座ると埃を多く吸い込むことにもなります。厚手のダンボールがあれば簡単に作れますので、一度お試しください。