先週末の休みに両国に出掛けた際、都立横網町公園を通りかかりました。関東大震災の時、この界隈では多くの方が火災で亡くなられたということで、公園内には慰霊堂や復興記念館がありました。過去の記憶を現代に伝えつつ、今なお地域の大切な避難場所になっていることに、感慨深いものを感じました。
先日実家に帰省したところ、災害に対する備えがほとんどされていないことに気付きました。高齢になると自分で防災グッズを揃えたりするのが難しいとのこと。高齢者でも持ち出せる防災グッズの準備や連絡方法を両親らと確認しました。皆さんも帰省された際、一度実家の防災について確認してみて下さい。
最近日も短くなり、我が家の室内も、夕方にはカーテンを閉めてしまうと照明無しでは暗く、ドアの位置などが分かりずらくなりました。そこで蓄光テープで誘導用の目印を付けてみました。テープによって明るさや持続力はまちまちですが、簡易のものは100円ショップでも購入できるので、ぜひお試しあれ。
インターネット上に「タオルで抱っこ紐」が紹介されていたので試してみました。作り方も簡単で、体重約10キロの娘も長時間、楽に抱っこができたので、小さなお子様がいる家庭は災害時に役立つと思います。なお、抱いている間は大切なお子様に怪我をさせないよう必ず手を添えて下さい。
友人から旅行のお土産に紙石けんをもらいました。紙石けんは薄くてコンパクトで持ち運びにとても便利です。水さえあればいつでもどこでも手を洗うことができ、清潔に保つことができます。災害時には衛生管理も大切です。非常用持ち出し袋に入れておけば役に立つかもしれません。
主に登山道具として使われるカラビナ。百円均一で見てみると、キーホルダー用として様々な形状のものが揃ってます。散逸防止に小物を束ねたり、両手を空けたいときにとても便利です。非常用持出袋や通勤鞄、ズボンのベルト通しにいくつか吊るしておくといざという時に活用できそうです。
「子福桜(冬にも咲く桜)」が咲いていました。「それぞれに良いところがある」という意味で「桜梅桃李」という言葉がありますが、災害時の非常用持出品の中にも、様々なものがあり、悩みますね。でも、本当に必要なものを入れておきたいものです。皆さんも、是非、見直してみてはいかがですか。
みなさんは、東日本大震災のときに手に入りにくくなった物と言えばどんなものでしたでしょうか?ガソリン、水、乾電池といったもののほか、インスタント食品、ティッシュ、カイロ等が品薄でしたね。私は、乾電池で使用する携帯用充電器を探すのに苦労しました。過去の教訓を活かし災害に備えましょう。
ステンレスソープってご存知ですか?私は趣味の魚釣りをした後、餌や魚で生臭くなった手を洗う時に使用しています。ステンレスソープは消臭効果があり、軽くて持ち運びに便利で、いくら使っても減ることはありません。災害時にも石けんの代用品として使えるように我が家の非常持出袋に入れています。
12月14日の当課のツイートにご指摘をいただきました。ご指摘のとおり、ステンレスソープは消臭効果はありますが、殺菌等、通常の石けんが持っているような効果はなく「代用品」という表現は適切ではありませんでしたので訂正させていただきます。今後も正確な情報発信に努めます。
普段は自宅で保管している非常持出袋ですが、中身を分散し水や保存食の一部を別の袋に入れ、車のトランクで保管することとしました。車内なら地震で建物が倒れても取り出せますし、冬場なら保管にも問題ありません。季節や住まいの環境などに応じて保管場所を替えてみるのもいいかもしれませんね。
アウトドアでも活用されているという、少量の水で洗濯できる方法を実際に試してみました。ぬるま湯で溶いた重層を衣類の入ったビニール袋の中に入れてもみ洗いします。その後ぬるま湯で再度すすぎ洗いをして終了です。それほど時間を掛けず、気になる匂いも消え簡単に洗濯することができました。
今年も残りわずか、大掃除は進んでいますか?大掃除は大変ですが、掃除をするにあたり家具の転倒防止、避難路の確保、非常持出袋の確認・整理など防災を意識すれば、部屋もよりきれいになり一石二鳥です。掃除は福を招くとも言われています。身の回りを清潔に整えて、健やかな新年を迎えましょう。
日頃から音楽を聴くことが大好きな私ですが、ラジオから偶然に自分の聴きたい曲が流れた来た時の気分は格別です。そんなラジオは時に災害時の避難情報をタイムリーにもたらすなど、皆さんが迅速に避難するため、命を守るための重要なツールとなります。防災グッズに携帯ラジオは入っていますか?
東日本大震災の際、哺乳瓶を清潔に保つのが大変だったそうです。そこで哺乳瓶を使わずコップでミルクをあげることができるかやってみました。7ヶ月のうちの子の口元に紙コップを近づけるとこぼしながらも飲んでくれました。紙コップであれば縁の一部を折ってあげると飲みやすくなるかもしれませんね。
気象庁の3か月予報によると、今年の冬は平年並みの寒さだそうです。数年暖冬が続いていましたが、今年は冬らしい寒さが戻ってきそうですね。冬に注意しなければならないのが、積雪による転倒事故防止や暖房器具による火災などですが、雪かき用スコップや消火器などの準備は大丈夫でしょうか?
大手ハウスメーカーの研究所が今年7月に行った「防災について」のアンケート調査において、「この一年間で新たに防災対策を行ったか」の問いに全国20~60代の男女の約9割が「いいえ」と回答したとのことです。当課では防災に関する情報などを引き続き発信していきますので、ぜひご覧ください。
年末年始に実家に帰省される方も多いと思います。ぜひその機会に、ご家族の災害発生時の避難場所・方法、安否確認方法等を再確認してください。なお、本日はいわゆる仕事納めにつき、ツイートは今年最後になります。来年も正確で有用な情報発信に努めてまいります。どうぞ良いお年をお迎えください!
あけましておめでとうございます。剣道一家の我が家では、毎年、武道の神様が祀られている茨城県にある「鹿島神宮」と千葉県にある「香取神社」へお参りしています。ご存知ですか?鹿島神宮と香取神社は地震封じの要石も祀られているのを?今年も様々な情報を発信しますので、よろしくお願いします。
一昨年の熊本地震で問題となった車中泊。考えを変えて車を簡易倉庫として利用してみませんか?トランク等の有効スペースを活用し、非常食や水、ブランケット、ティッシュペーパー等を積んでおけばいざという時に役に立つかも知れません。もちろん自宅での備えも忘れずに。。。
キャンプ好きの知人から「太陽とアナログ時計を使って方角を知る方法」を教わりました。不慣れな土地での大地震や山で遭難した場合、自宅や目的地までに辿り着くためには方角を知ることが重要です。この方法は、季節や場所で多少誤差がでますが、非常時の知識として役立ちますのでご活用下さい。
使用済みのオムツやペットの排泄物など臭いの強いものを処理するための『防臭袋』をご存知ですか?この袋に入れて密閉するとしばらくは臭いません。避難先での環境向上にも一役買います。ドラッグストア等で購入できますので、防災グッズの1つとして加えてみてはいかがでしょうか。
大正3年(1914年)の今日、鹿児島県桜島の大正大噴火が始まりました。約1か月続いた噴火は甚大な被害をもたらし、海に流れた溶岩で桜島と大隅半島が陸続きになりました。桜島周辺では毎年1月に噴火を想定した避難訓練が行われています。過去の災害を風化させないことが防災への第一歩です。
災害発生時は学生ボランティアや語学支援ボランティアの活動が必要になります。「自分ができることから始めればいいんだ」と思ってもらえるような内容の動画(主演:のんさん)を製作しましたので、警視庁のHPやYouTubeで是非ご覧下さい!bit.ly/2CTnIGh
今シーズン最強寒波の影響で全国的に寒い日が続いていますが、そんな時に欠かせないのが使い捨てカイロ。日本気象協会のHPによれば、写真の様に背中の「風門」といわれるツボの位置にカイロを貼ると効果的で風邪予防にもなるそうです。まだ寒い季節が続きますので、やってみてはいかがでしょうか。