富士登山中のアメリカ海兵隊員が、高山病の女性をTシャツと杖で担架を作って救助したというニュースが出ていました。警視庁では、写真のように、毛布を四つ折りにして、折り目に長い棒を入れて担架を作る方法をご紹介しています。いざというときは、ある物で工夫することが大切ですね。
テスト期間でお昼前に帰宅する子供の昼食を準備せず出勤してしまいました。さぞかし怒っているだろうと思って帰宅したら、「非常食を食べた。簡単に作れて、割とおいしかった。」とのこと。緊急事態用の非常食ですが、子供にとっては‶お昼ご飯がない”という緊急事態に役立ったようです。
私が防災を意識し始めたのは1995年の阪神淡路大震災の時です。当時の私がそこで学んだことは「不断の備えの大切さ」でした。家族全員で一時避難場所の事前確認をする、突っ張り棒で家具の転倒防止をする、水や食糧の備蓄をする等、過去の教訓を踏まえ、まずは自らができることから始めましょう。
夏の水難事故。中学生以下では海よりも川の方がずっと割合が高いそうです。真水は浮きにくく、水流で体の自由が利きません。川の事故を未然に防ぐには、天候や水量等に注意するとともに、大人も含め、ライフジャケットを必ず着用しましょう。安全を第一に、楽しい夏休みにしたいですね。
災害時の節水、節ガスに役立つと紹介されていたスープパスタを作ってみました。フライパンで具材を炒め、水250ccにコンソメ1個を投入。沸騰後、パスタを1分茹で、火をとめ、蓋をして本来の茹時間放置。最後に牛乳を適量加えて完成。結構いける味でした。洗い物も少なくオススメです。
いよいよ明日から8月ですね。いわゆる「ゲリラ豪雨」が最も多くなる時期です。車でアンダーパスなどを通行していて急な豪雨に見舞われた場合、増水で水没する危険もあります。渋滞中に、その様な状況に遭遇した場合は、車を置いて一刻も早い避難を心掛けましょう。
「災害」の英訳は「disaster」。ちなみに「dis」は「逆、離れる」、「aster」は「星」を意味し、そこから「(良い)星から離れる→災い」になったようです。長男の英語の成績が上がることを星に願いながら、父親として少しでもいい所を見せるため、今後も辞書を引き続けます!(予定)
気象庁はこの時期、最高気温が概ね35度以上になると予想される場合、高温注意情報を発表します。激しい運動は避け、こまめに水分補給をするなどして熱中症に注意してください。十分な睡眠やバランスの良い食事で、夏バテ対策を万全に!
私が風呂場で「石鹸がないぞ~」と叫んだら、小6の娘が、夏休みの自由研究で作ったアイスキャンディー風石鹸を持ってきました。娘の力作なので当然使いませんでしたが、石鹸やシャンプーも色々で、水がなくても使えるものがあります。災害時は衛生管理も大切。用意しておくと安心ですね。
発災時、一番気になるのが家族の安否です。私は大地震等に備え、ネット上の災害用伝言板「Web171」を利用するよう家族と話し合っています。お互いの無事を確認し合えれば不安を和らげられます。発災時の連絡手段は他にもありますので、家族で一度話し合ってみてはいかがでしょうか。
キッチンペーパーで簡易マスクを作成。キッチンペーパーを蛇腹に折り両端に輪ゴムをつけホチキス止め。ホチキスの位置で大きさを調整でき、とても簡単に作ることができました。娘に着けてもらったところ「苦しくない。いい感じ。」とのこと。密閉性には少し欠けますが、砂ほこり等は十分に防げます。
32年前の8月12日、群馬県の御巣鷹尾根に旅客機が墜落し、520名もの方が犠牲になりました。その救助活動は非常に過酷であったと先輩から教わりました。警視庁は航空機や列車による大規模事故の現場においても救助活動に当たっています。いかなる現場でも全力で対処する決意を強くする8月です。
本日は東京都心において37度を超える今年一番の猛暑になりました。家を出るとあまりの日差しの強さに思わず「めまい」!今年買った日傘をさして通勤し日傘の効果を十分感じることができました。皆さんも直射日光を避け、日傘や帽子を使用してみてはいかがでしょうか?熱中症対策になると思いますよ!
夏場の避難所では、衛生管理が重要ということで、東京都発行の『東京防災』にも紹介されている簡易ハエ取り器を作ってみました。日本酒70cc、酢50cc、砂糖100gをペットボトルの中で混ぜ、ハエの進入口を開ければ完成です。もしもの避難所生活に備えて覚えておくと役に立つかもしれません。
1枚目は台風5号が通過する前の自宅周辺の道路に溜った落ち葉の様子です。道路の側溝に落ち葉やゴミが溜ってしまうと、2枚目のように道路が冠水することがあります。台風や大雨の予報が出たら、自宅周辺の掃除をすることはもちろんですが、日頃からゴミのない町づくりが、減災につながると思います!
この写真の資器材は、鳶口(とびくち)と言います。私が従事した阪神・淡路大震災や東日本大震災の救助現場で活躍した資器材の一つで、ものを引っかけたり引き寄せたりするのにとても便利です。私の自宅の自治会の防災倉庫にもあり、いざという時に備え、正しい使い方をみんなで確認しています。
夏の花の代表に「ひまわり」がありますね。東日本大震災復興のシンボルにもなりました。太陽に向かって咲く花からは、勇気と希望をもらえる気がします。福島県では「福島ひまわり里親プロジェクト」といった復興支援活動が今も続いています。過去の災害から学ぶとともに、風化させないで伝えましょう。
災害時を想定して一度やってみようと思っていた『水でカップ麺作り』に挑戦!麺に味がついたカップ麺を用意し、水を注いで15分。麺は少しかためでしたが、スープもちゃんとしみ出して味もイイ感じ(驚)!試食した息子たちから「冷やしラーメンみたいでありだよ、あり!」と感想が出ました!
期限の切れた保存水、慌てて処分するのはちょっと待って!飲料水としてはダメでも生活用水として十分使えます。今年何度も発生した土砂災害では片付けの後、泥の付いた手を洗う水の確保にも苦労したと聞きます。重くてかさばるのが難点ですが、ラベルをはがして備蓄すれば、期限切れの目印になります。
発災時、道路上には釘やガラスなど鋭利で危険な物も散乱しています。気付かずに踏みつけると思わぬ怪我をしてしまいます。そこで、ステンレスなど強固な板が入っている「安全中敷き」を避難用の靴に入れておけば踏み抜き防止に効果的です。ホームセンター等で千円前後で購入できます。
【イベント情報】9月3日(日)に多摩川河川敷で東京都・調布市合同総合防災訓練が行われます。警視庁は特殊救助隊による救出救助訓練や航空隊ヘリコプターや警備犬が出動するほか子供用レスキュー服の試着体験等を行います。ぜひご家族でいらしてください。
子供の頃、おやつとしか思っていなかったゼリーが、今ではゼリー飲料として、長期保存が可能な非常栄養食となっています。私自身も東北や熊本の被災地で活動した際に重宝しました。「食」は、生きていくうえでかかせないもの。災害時のために試行錯誤してくださる食品業界の方に感謝ですね。
国土交通省の防災に関するポータルサイトが開設されました。身の守り方などの防災情報や実際に災害が起きた際に必要な情報を一括して調べることができるサイトです。見やすくまとめられていますので、災害対策の参考にされてはいかがでしょうか。(bit.ly/2wa7yaF
最近、公衆電話を使わなくなりましたね。でも、災害時につながりやすく、停電時でも使える優れた通信手段。その存在を忘れがちですが、自宅近くや通勤通学経路で「そういえば、あそこにあったはず」と思ったら確認しておくと良いですね。なお、停電時にはテレカは使えず硬貨での使用となります。
停電時に活用できる簡易ランプを作成しました。耐熱ガラスのコップにサラダ油を入れ、キッチンペーパーで着火する紐を作り、アルミホイルで固定します。1時間使用しても油の量はほとんど減らず、火の勢いも衰えませんでした。火は何度でもつけられます。火から離れる際は必ず・絶対消して下さい。