未曾有の被害をもたらした東日本大震災から今日で4年が経ちました。亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りするとともに、この大震災を風化させないためにも、今一度、ご家族と共に地震への備えや対応について話し合い、防災について考える一日にしましょう。
昨日、東京に桜の開花が発表されました。桜並木といえば、川岸に多いと思いませんか?これは冬に氷結等で緩んだ土手を梅雨前に花見に集まった大勢の人に踏み固めてもらい、自然に土手のメンテナンスをするという目的があるそうです。楽しみながら防災対策ができる先人の知恵には驚かせられますね。
災害が起きると、人間と同様にペットも被災します。可愛いペットのために、食べ慣れているフードやトイレシート、医薬品等を入れたペット専用の非常持ち出し袋を準備しておくと、いざという時に安心ですね。ペットが家族と一緒に安全に避難できるように、日頃から準備をしておきましょう。
あさって、4月17日は、ピーポくんの誕生日。名前は、人々の「ピープル」と警察の「ポリス」の頭文字をとり、都民と警視庁の架け橋になることを願って「ピーポくん」と名付けられました。写真は、今年1月に行われた防災イベントでのひとこまです。
昨日発生した、ネパール中部における大震災に伴い、警視庁は国際緊急援助隊員15名、警備犬4頭を派遣しました。一人でも多くの被災者を救出するため、全力を尽くします。
団結式を終え、搭乗口に向かう当庁の国際緊急援助隊員。
今朝、新宿駅近くの大きな交差点で、ちょっぴり恥ずかしそうに手をあげて横断歩道を渡っている小学生の女の子を見ました。「交通安全教育を受けたばかりなんだな」と思いましたが、素直に実行してくれている姿に感動し、「防災教育も頑張ろう」と決意を新たにしました。子供って素晴らしいですね。
【警備犬紹介①】国際緊急援助隊の一員としてネパール大地震の被災地に警備犬4頭が派遣されています。写真はそのうちの「アッシュ」号(ジャーマンシェパード、5歳、毛色ブラックタン)で、平成25年大島土砂災害の救助活動などでも活躍しました。
【警備犬紹介②】国際緊急援助隊の一員としてネパール大地震の被災地に警備犬4頭が派遣されています。写真はそのうちの「セブン」号(ラブラドールレトリバー、4歳、毛色ブラック)です。平成26年広島県土砂災害や山岳遭難捜索などで活躍しました。
【警備犬紹介③】国際緊急援助隊の一員としてネパール地震の被災地に警備犬4頭が派遣されています。写真は、ジャーマンシェパードの「アイク」号(7歳、毛色ブラックタン)で、山岳遭難者捜索をはじめとし、各種警備で活躍しております。
【警備犬紹介④】国際緊急援助隊の一員としてネパール地震の被災地に警備犬4頭が派遣されています。写真はそのうちの「アレー」号(ラブラドール・レトリバー、4歳、毛色ブラック)です。山岳遭難時の捜索活動などで活躍しています。
先日、子供に持たせる非常持ち出し袋を準備しました。保存期間の長いお菓子や玩具等の他に、万が一、離ればなれになった場合に備えて、住所・氏名・生年月日・非常の連絡先を記入した家族の写真を入れておきました。今日は、こどもの日。子供の成長に合わせた、防災対策を考えてみてはいかがですか。
ネパール大地震に伴い、国際緊急援助隊として派遣されていた当庁職員は、本日、無事帰国しました。皆様の温かいご声援、ありがとうございました。
強い台風6号は、明朝に沖縄本島に接近し、12日の夜遅くから、13日にかけて本州の南海上を北上する見込みです。また、続けて台風7号も発生しており、この時期に7号発生は過去最速です。台風の影響で強風や大雨となる所もありますので、排水溝掃除等の事前対策と気象情報に十分注意してください。
明日、午前7時20分から明治神宮外苑絵画館前で「警視庁機動隊観閲式」が実施されます。観閲式には、ネパール大地震で活動した特殊救助隊や警備犬も参加します。観覧席等はございませんが自由に観覧できるますので、興味のある方はお立ち寄りください。最寄り駅~JR信濃町駅、大江戸線国立競技場駅
キッチンにあるラップが災害時に役立つことは知っていますか。例えば、身体に巻けば防寒対策、お皿に巻いて使用すれば節水もできます。また、携帯電話や貴重品にラップを巻けば防水対策にも。この様に、家庭で日常的に使っている物の中には、災害時に役立つ物がたくさんあるんですよ。
30日20時23分頃、東京都で最大震度5強を観測する地震がありました。震源地は小笠原諸島西方沖、M8.5。この地震による津波の心配はありません。
明日からもう6月。去年の同時期、都内のある地域で、観測記録を更新するほどの雨が降りました。最近の雨は、急に激しく降り、浸水被害が出ることがあります。今のうちに区市町村で出しているハザードマップをチェックしたり、近くの排水溝のゴミを取り除いたりしておいてくださいね。
昨日、関東でも梅雨入り。川の下流で雨が降っていなくても、上流で多量の雨が降れば、下流の水位が急激に増すことがあり、川遊び中に流されたり、中洲に取り残されることがあります。河川敷で遊ぶときは、上流域の天候にも注意して、サイレンがなったりしたときは、早めに避難するようにしてください。
あちっ!!「春巻き」を揚げていたら突然破裂、中の具が一気に放物線を描きながら私の左腕に飛来し、火傷を負ってしまいました。この「春巻き破裂事件」の様に、地震を初めとする「自然災害」も、いつ起きるかわかりません。「春巻き」を揚げる時には長袖を!「自然災害」には日頃からの備えを!
67年前の今日、私の故郷、福井県をマグニチュード7.1の大地震(福井地震)が襲いました。現在88歳になる祖母に当時の話しを聞くと、「新築したばかりの家が倒壊し、2日間野宿したんだ」と涙ながらに語ってくれました。過去の震災を風化させぬよう次世代に語り継ぐのも、私たちの使命ですね。
先日、娘が乗らなくなったピンク色の自転車を、100円ショップで買ったスプレー塗料でカラフルに塗装して、息子用にアレンジしました。次は、賞味期限が迫った非常食をアレンジして食べてみようと思います。
普段何気なく見かける避難口誘導灯は、停電になっても蓄電池等により20分以上点灯する仕組みになっています。万が一、商業施設等で停電により真っ暗になっても、まずは焦らず避難口誘導灯を捜しましょう。
環状7号線の交差点には「防災対応型」信号機が設置されている所があります。これは大震災(震度6弱以上)が発生した際、都心方向への車両通行を禁止し、救助や消火活動を行う緊急自動車を円滑に通すために、普段とは違う特殊な表示を行う信号機です。
災害で避難生活が長引いたりすると、子供は機嫌が悪くなったり、飽きてしまうと言われています。お子さんのために、非常持ち出し袋の中に折り紙などの玩具やお菓子を入れておくと良いですね。これは、私の作品です。