現場で災害を直に感じる度に、自然と増えていった我が家の備蓄食料。賞味期限が迫った備蓄米の鉄板レシピは焼おにぎりです。べチャっとした食感もフライパンで表面を焼き上げると、「カリッモチッ」に変化。子供自身に握らせて、焼き上げにゴマ油と醤油を少量垂らすのがポイントです!
今日から6月、私達の制服も夏服に変わります。梅雨の時期になりますので部屋の掃除と合わせて災害が発生した時の備えを再確認しました。タンスの上の物を整理し、押入れの奥に入れておいた非常持ち出し袋を玄関へ、保存水の入替、就寝時には枕元に眼鏡と着替と靴。みなさんも一度確認してみて下さい。
瓶のふたが開かなくて困った時、瓶を逆さまにして手のひらで叩くという方法があります。瓶の底を叩くと振動が与えられ、それによって瓶とふたの間に空気が入り、あけやすくなるためです。原始的な方法ですが、災害時で手元に道具がないときには有効だと思いますので、一度試してはいかがでしょうか。
救助隊員として多くの被災地を見てきました。どのような災害現場でも、まずは自分を落ち着かせる必要があります。携帯電話は、家族や外部との連絡手段としてだけでなく、手元の明かりとして、落ち着きを取り戻すのにも有効であるとのことです。予備のバッテリーや充電方法まで考えておきたいですね。
都内を走るこんな車両をご覧になったことはありませんか?実は…警視庁特殊救助隊の出動車両なんです!!車両側面のシャッターを開くとたくさんの救助資器材が積載されており、さまざまな災害現場に対応できるように準備しています。私たち特殊救助隊の頼りになる相棒です。
皆さん、小学校で習ったテコの原理を覚えていますか?救助現場でも、このテコの原理を利用し、重量物を持ち上げることがあります。力点から支点までの長さや棒の強度にもよりますが、鉄パイプやバール1本で重量物を持ち上げることが出来ます。災害時の知識としてお役立て下さい!
非常持出袋に常備薬を入れている方もいると思いますが数種類の薬を箱のまま保管すると意外とかさばってしまいます。そこで100円ショップなどで売っているチャック付袋に品名、使用期限を記載し保管してはいかがですか。なお、使用上の注意書きも忘れずに保管し正しく服用して下さい。
備蓄していたあずき缶を買替えるタイミングで期限切れ近い乾パンとお汁粉を作ってみました!作ると言っても、お鍋にあずきと水を入れ少し煮立ったら乾パンを投入!グツグツ煮込んで15分。乾パンはやわらかくなったもの、芯が堅いままのもの、いろいろでした。個人的には「いいね!」な味でした!
母親が「非常持出袋の中に長めのスカートを入れているの」と妻に話していたので、私が「ズボンの方が動き易くない?」と言うと、母親が「スカートは履くだけではなく、避難所で頭から被って使うと衣服を着替えることもできるの」と答えたので、私は女性ならではの視点に「なるほどな」と感心しました。
土砂災害や突発的な風水害が発生し、家の2階に避難したものの、さて、そこから外に避難するための靴がない。どうする?そんな時に長袖の服で足を覆い、避難所までの臨時的な靴を作成することができます。また、足裏にタオルや新聞紙を当てれば、クッション性もアップします。
今年4月、立川市内に災害対策訓練施設が完成し、今週の月曜日に特殊救助隊と各機動隊の機動救助隊による合同訓練を実施しました。写真は、水害を想定したプール施設で行った、建物内に取り残された要救助者の救助状況の様子です。なお、要救助者は男性隊員、特殊救助隊は女性隊員です。
ツイッターを見ているまさにこの瞬間!大地震が発生したらあなたはどういった行動をとりますか?自分の命を守る?家族と連絡をとる?災害はいつ発生するか分かりません。命を守る方法や自宅へつながる道路を確認するなど、日頃からの備えがいざという時に役立つと思います。
台風や梅雨による出水期前の毎年5月(北海道は6月)は水防月間とされ、多くの自治体で水防訓練が実施されます。防災意識向上を目的とした展示型訓練のほか、土のう作り等を体験できる技術習得型の訓練もあります。各自治体のHPにアクセスして、目的に応じた訓練を選んで参加してみてはいかがですか。
家族の電話番号や会社の電話番号をスラッと言えますか?災害はいつ起こるか分かりません。携帯電話を所持していなかったりバッテリーが切れた際に公衆電話を使用することがあるかも。その時のために電話番号を手帳などに控えて持ち歩いておくと安心です。ただし紛失には十分ご注意を!
最寄の避難場所・避難所をご存知ですか?避難場所は地震による火災等の危機から命を守るための公園等のオープンスペースで、都内約200ヶ所が指定されています。避難所は家屋を失った人の一時的な生活の場となる学校等の建物で、都内約3000ヶ所が指定され食料等の備蓄があります。下のマークが目印です
これから水遊びが楽しい時季がやってきます。川など流れがある場所では、水面が白く変色している部分があります。これはホワイトウォーターと呼ばれ、水に空気が含まれているため通常の半分程度しか浮力が無く、流れが穏やかに見えても危険です。水辺で遊ぶ際はライフジャケットを着用しましょう。
駅やショッピングセンターなどでよく見かけるようになったAED。もしもの時に威力を発揮するものなので、通勤通学経路、職場やよく出かける場所の「どこにあるか」を確認したり、講習を受講するなどすれば、いざという時にきっと役に立つはずです。私の妻も先日、講習を受けてきました。
大学生、専門学校生の皆さん、現在、一泊二日の宿泊防災サバイバル体験の参加者を募集中です!災害対策課からのミッションをクリアしながら、楽しく防災について学んでみませんか。この防災サバイバルには女性警察官の私もご一緒します。女性の方も安心してご参加ください!→keishicho.metro.tokyo.jp/about_mpd/welc…
使わなくなったオムツを処分しようとしていた矢先に、妻が防災講習会でオムツを使った簡易トイレの作り方を教わってきました。作り方はレジ袋の中に開いたオムツを入れれば完成!災害時やゴールデンウィークでの渋滞中の車内などでも使えそうです。オムツの代わりにペット用のシーツでも代用可能です。
犬を飼っている皆さん、愛犬に犬鑑札や迷子札を付けていますか?過去の震災では、犬鑑札や迷子札を付けていないため、飼い主が見つからなかった例がたくさんあったそうです。災害時には、犬とはぐれることがあるかもしれません。犬鑑札の装着は義務付けられてもいますので必ず付けましょう。
『古い肌着で【備えあれば憂いなし】』。肌着は本来肌触りの良いものが多いのが特徴です。小さく畳んで『雑巾』に。ハサミで切れば止血用の『包帯』に。赤ちゃんを優しくくるんで『防寒』に。知恵を絞れば着用以外でも大活躍!災害時に備えて、ぜひ古い肌着も防災セットに仲間入りさせましょう!!
ガラスには様々な種類がありますが、災害発生時に窓ガラスが割れれば負傷する危険性もあります。ガラスには万が一割れても破片が粒状になる強化ガラス、ガラスの間にフィルムが入っていて破片の飛散防止をする合わせガラス等。減災のためにも窓ガラスを交換する際に検討してみてはいかがでしょうか?
今月 から災害対策課員となったKです。これを機にさらに家族に防災意識の向上をしてもらおうと、妻と小学生の息子と避難所までの経路を再確認したり、非常持出袋の整理をしました。今後は、皆さんに一つでも多くの有益な情報が提供できるよう、自分自身も災害対策の能力向上に努めていこうと思います。
最近スマホのバッテリーの減りが速く、鞄の中にモバイルバッテリーを携行しています。モバイルバッテリーは災害時にも強い味方になるはず!災害発生時は余裕もなく持ち出し忘れるかも知れません。非常持ち出し袋の中に乾電池式のモバイルバッテリーと予備電池をあらかじめ備えてはいかがでしょうか。
【学生限定・無料宿泊防災イベント続報】6月30日(土)~7月1日(日)そなエリア東京で開催する一泊二日の防災サバイバル!いよいよ参加者の募集を開始します!君は災害対策課からのミッションをクリアできるか。イベント情報、申込み要領等はこちら→keishicho.metro.tokyo.jp/about_mpd/welc…