西日本での豪雨災害に伴い、7月7日より、第一次広域緊急援助隊として、警視庁から約130名の特殊救助隊員らが現地に派遣され、救出救助作業等に従事しています。現地は想像を絶する被害で、活動には多くの困難を伴っていますが、引き続き全力で活動を続けていきます。
非常用備蓄食と言えば缶入り乾パンを思い浮かべる方も多いと思います。非常時には缶を器代わりにして牛乳や水を入れ乾パンを浸せば10分位で即席離乳食ができます。柔らかくなるので高齢者の方にもお勧めです。缶の切り口で怪我をなさらないように気をつけてお召し上がり下さい。
ズボンの裾を結び、浮き輪を作る方法を知ってますか?あくまでも簡易的なものですが、海や川で溺れた人を救助する際に役立つと思います。ただし、写真の様に溺者が胴部分に空気を入れる必要があります。これからの時期は水のレジャーにお出かけになる機会も増えると思います。水の事故に気を付けよう。
非常持ち出し袋に手袋は常備していますか。被災後に瓦礫の撤去などをする時に、怪我予防の観点からも手袋は重要です。私は機動隊の時に使用していた自分の手に馴染んだ破れにくいケブラー製手袋を常備しています。皆さんも用途や安全性を考慮して自分に合った手袋を常備されてはいかがでしょうか。
災害時の避難用の靴は選んでますか。新品や履き慣れない靴は靴擦れが起きやすいほか、靴は履いていないと劣化が早まり、靴底がボロボロと剥がれたりします。できるだけ普段から履いている自分にあった動きやすい靴をわかりやすい場所に置いておきましょう。踏み抜き防止の鉄板もあるとより安全ですね。
私は特殊救助隊で勤務していた経験から災害に備えて食品や生活用品を1週間分備蓄しています。備蓄で重要なことは品もそうですが何が入っているか直ぐ分かることです。透明ケースに入れ区分けをしていれば簡単に分かります。家族で定期的に必要なものを話し合い内容を変えてみてはいかがでしょうか。
雨の日濡れた路面で滑って転びそうになった経験があると思いますが身近なもので滑りにくくすることができます。それは靴底に絆創膏を貼る方法です。靴底のつま先とかかと付近に貼るだけで滑りにくくなります。水に濡れるとすぐに剥がれそうですが先日やってみたところ1日履いても剥がれませんでした。
昨年、水で作るカップ麺をご紹介しましたが、今回は水で作る「カップ焼きそば」に挑戦です!災害時を想定し、カップに注ぐ水の量は少なめ。麺が隠れる程度です。20分待ち、液体ソースをからめて完成!注いだ水が少ない分、いわゆる湯きりで流す水の量は少なくてすみました。麺の固さと味はバッチリ!
70年前の6月28日、私の故郷である福井県をマグニチュード7.1の大地震(福井地震)が襲いました。当時、新築したばかりの祖母の自宅は倒壊し、数日野宿を余儀なくされたそうです。そんな祖母も91歳、福井地震の被災者として、まだまだ元気に『6.28』を若い世代に伝えてもらいたいです。
皆様のお子様は和式トイレを使用したことがありますか。最近は洋式トイレが多いので和式トイレが苦手なお子様もいるかもしれません。普段から和式トイレや公園等にある仮設トイレを親子で利用しておくと被災した時避難所でも安心して使うことができると思います。もしもに備えた練習をしてみましょう。
「喉の渇きを感じたときには、もう遅い」と耳にしたことがありませんか?人は軽い脱水症状になると、喉の渇きを感じにくくなるそうです。これから暑い夏がやってきます。災害時にも水は必要不可欠です。こまめな水分補給で熱中症対策を万全にして頂くとともに普段より多めの水の備蓄をお願いします。
神田川に架けられている橋の多くが『震災復興橋梁』と呼ばれているのをご存じですか。例えば、万世橋やお茶の水橋は、大正12年の関東大震災での被災後、地域性を踏まえたデザインで建築されたそうです。神田川の橋をご覧になったときは、もう一度、防災のことを見つめ直してみてください。
重い荷物と軽い荷物を重ねて運ぶとき、重い荷物(重心)を上にした方が軽く感じます。登山をされる方はご存知かもしれませんが、非常持出袋(リュック)も詰め方ひとつで軽く感じ、楽に運ぶことができます。重い物は上の背中側に、軽い物は下の外側に詰めるのがコツです。ぜひ試してみてください。
7月6日(金)午後1時30分から、江戸川区篠崎町1丁目の江戸川河川敷で、警視庁災害警備総合訓練を実施します。大地震や風水害を想定し、重機やヘリコプター、水上バイクなど様々な装備を駆使して、本番さながらの実戦的な救出救助訓練を行います。自由に見学できますので、ぜひご覧ください。
昨日の大阪北部地震の発生直後から「電車が脱線」「シマウマ脱走」等、事実ではない情報がSNSで拡散されました。この災害対策課ツイッターは、災害時に正しい情報をできるかぎり多くの方に伝えたい、という思いから始めたものです。皆さんの「いいね」を力に変え、正確な情報発信に努めます!
今月上旬から、千葉県でM4.0以上の地震が相次ぎ、昨日は群馬県で震度5弱の地震が発生しています。そして本日、大阪府北部を震源とする震度6弱の地震が発生しました。いつ身近で発生しても安全が確保できるよう、今一度、身の回りの点検をお願いします。
関東地方の梅雨入りの発表がありましたね。実はこれは暫定的なもので、確定値は9月頃に5月~8月の天候を振り返って検討し、発表されるそうです。いずれにしてもこの時期は雨量が増し、降雨による災害の発生率が高まります。外出前には気象情報を確認するなど、自らできる防災に努めましょう。
ダンボールで「椅子」を作ってみました。東日本大震災では多くの方が避難所生活を余儀なくされました。避難所となる体育館等は、床が固く冷たい場所が多く、さらには直接床に座ると埃を多く吸い込むことにもなります。厚手のダンボールがあれば簡単に作れますので、一度お試しください。
6日に関東甲信越地方の梅雨入りが発表されました。この季節雨量が増えるので土砂災害(土石流、地滑り、がけ崩れ)には注意してください。前兆として崖から小石が落ちる、普段出ないところから水が湧く、湧水が濁る、木の根が切れる音がする等があります。異常を感じたら警報を待たず避難しましょう。
【どなたでも見学可能!】7月6日(金)13時30分から江戸川区篠崎1丁目地先江戸川河川敷において、「警視庁災害警備総合訓練」を行います。レスキュー隊や警備犬による救出救助活動のほか、特殊車両、ドローン、ヘリコプター等を活用した訓練を実施します。興味のある方はぜひ!!
梅雨のシーズンとなり、豪雨や連日の雨により様々な災害が発生するおそれがあります。市区町村が公表する洪水ハザードマップや土砂災害危険箇所等の事前確認をお願いします。また、自宅近くの排水溝の掃除なども備えの一つです。身を守るために十分な注意が必要な時期ですので、くれぐれもご留意を。
3歳の娘と1歳の息子がいる我が家の必需品、それは「赤ちゃん用のおしり拭き」です。おしり拭きは、低刺激かつ大判で厚手のシートなので災害時、大人の人も身体などを拭くのに役立ちます。さらにひと工夫!蓋を付けると出しやすくなりますし、乾燥防止にもなります。私の鞄の中の1つのアイテムです。
先日、災害時に子どもを迎えにいくことを考え、職場から保育園まで実際に歩いてみました。歩車道の区別のない道や中央分離帯で横断できないなど地図で見ただけでは気付かないことばかり!目的地に着いてホット一息つきましたが、実際に歩いてみて一番気付かされたのは日頃の運動不足かもしれません。
梅雨の季節となり蒸し暑くなってきました。これからの季節は熱中症が心配されます。今は塩飴や経口補水液、冷却シートなどの様々な熱中症対策グッズが販売されており、災害用の備蓄としてこれらを準備してはいかがでしょうか。また飲料用としての水も多めに用意しておくと安心です。
自宅に非常持ち出し袋を用意していらっしゃいますか?外出先で災害が発生した場合に備えて、簡易の防災グッズを携帯することをお勧めします。私は、過去の震災時に電車が止まり徒歩で移動した経験から、モバイルバッテリーや災害ラジオ等をポーチにまとめ、鞄に入れて持ち歩いています。