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質問された日本人が発する3大言葉は「あー」「まー」「えー」らしい。選挙特番で池上さんの質問に「あー 、まー、えー」を連発する政治家が多い中、小泉進次郎は「あ ま え(甘え)」が出ない。このあたりも人気のヒミツか。明日の職場は〝あまえ”に気をつけてみようかな。
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プロ野球。ピッチャーが登るマウンドは 日本一低い山ですが 日本一登るのが難しい山だと思うことがあります。日本一を目指した選手、これから目指すチームに 感謝とエールを。
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大阪の本屋でバイトしていたとき店主に言われた「金を貯めたいなら、あいさつ、ありがとう、すみません を口にしろ」そしてこう書いた「あい札、ありが十、すみません千、こう思えば口にするたびにチャリンチャリン 金が貯まる気するやろ?」いま彼は大社長でもある。
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たまに「わ」の中から外に出てみるのもいいね。 居心地よい「輪の中」から「和の中」から「話の中」から。出てみたら世界がチョット変わる。んで 本当の友達なら またいつ加わっても輪も和も話も変わらないのが経験則。
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鬼より『のに』が怖いときがある。「言ったのに」「教えたのに」「頼んだのに」「愛してるのに」世の中のにだらけ。せめて自分の口から出る のに退治。
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学生の頃。先生に叱られに行くとき、友達と遊び感覚で「すみません」をNGワードにした。「すみません」を使わずに謝るのは難しくて 不思議と僕らは反省できたし、先生も「伝わった」と言った。安定感ある言葉は 逆に場を長引かせる。朝礼の校長先生のように。
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新幹線の車窓。「おいしいものって ぜんぶ茶色だよね」という芸人の友達がいる。確かに 肉、焼き魚、揚げ物、パン、松茸… おいしいものには茶色が多い。そして日本が二度おいしいのは最も食べものがおいしい季節に 日本全体がキレイな茶色に染まること。秋がきました。
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取材で「どんなときに怒ります?」と聞かれ「許すとき」と答えたらポカンとされた。これまで色んな大人に怒られてきたが「発散したいだけ」の人もいた。許す気がないなら怒っちゃだめかと。許さないのなら距離を置く。怒るのなら許さないと。
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ある芸人宅におじゃま。芸人が「いつも子育て有難う」とケーキのお土産を渡すと、奥さまは「そろそろ帰るかなと思った」と焼きたての手作りピザをテーブルに運んだ。旦那の思いやりという『やり』に対し、 焼きたてという『たて』で返した妻。愛の『槍VS盾』を見ました。
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吉本NSCで丸一日授業。「ホメて伸びるタイプ」もいるけど、先輩とゴタゴタしながら「モメて伸びるタイプ」何を言われても軽く受け流す「ナメて伸びるタイプ」転職して力を出す「ヤメて伸びるタイプ」もいるよ。と伝えました。
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千鳥の「クセが強い」で思い出したんですが、世界最古の木造建築『法隆寺』は、まっすぐな木でなく『クセのある木』を選び、うまく組み合わせることで千年をこえる強さを生んだとか。会社、部活の試合、エンタメ… まっすぐなイエスマンしか使わない棟梁(リーダー)は知るべきだなぁと。
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貧乏な家だったし、勉強できなかったし、いじめにもあったし、部活も弱かった。だけど社会に出て得したのは『負けることに慣れてること』 負ける免疫力を持ってないエリートはバーストしちゃうのよ。若いうちに負けておくと助かるよ。崩れなさんな。
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ファミレスで台本。となりのカップルが素敵だ。彼女の会社の不満にウンウンと30分うなずいたあと、今度は彼氏がひけらかすマンガの知識を笑いながら彼女が聞いている。男は知識を聞いてほしくて 女は愚痴を聞いてほしい生き物。うまくいくコツは この耳の握手にあるのかな。
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個人情報が重視されてるのに日本人の家の前に『表札』があるのは不思議だ という外国人に「約100年前の震災(関東大震災)のとき、家族や親友の消息を尋ねたり 自分の無事を知らせるために 誰からともなく表札を掲げ、それが日本全国に広がったんだよ」と伝えたら すごく感動していました。
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日テレで生放送スタンバイ。骨折した亀梨くんを 一見 無慈悲にイジりながら、亀梨くんがいない他局の番組では「俺はKAT-TUN派だから」と言ったりする。そんな上田晋也さんと亀梨くんの関係性が 番組7年目にして妙に愛おしい。
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むかし 母さんが買ってくる服がダサくて「センスがない」とバカにしていた。大人になり そんな母のセンスで選んだ男が父で、母のセンスで選んだ食材で育ったのが自分だと気づき 胸がチクチクした。年末は母さんに土産を買って帰ろうと思う。
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そこにお座んなさい今の自分。1つの正解を求めてばかりの学校のテストから解放されて大人になったのに、いまだに自分で「正解は1つしかない」と決めつけ、勝手にソコにたどり着けないことに苦しんでないかい?社会は一問一答じゃなく一問多答。もっとラクにいこうか。
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足に落ち葉がからまる冬の道。日本の街路樹に わざわざ掃除が必要な『落葉樹』が植えてあるのは『冬は 少しでも日差しを通行人に届けるため』『夏は 少しでも日差しから通行人を守るため』なんだよな。やさしいなぁ。
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「アラ?よく見ると指がキレイだな」「アラ?方言が ウチの地元と近いかも」「アラ?スマホに同じアプリが入ってる」。他人の『アラ探し』より『アラ?探し』をしてみると面白い。明日はスマホよりハテナのアンテナを立ててみようかな。
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あるタレントさんがツイッターに飛んでくるナイフみたいな言葉に胸を痛めていた。僕らは 一度〝毒〟を口にして注目されると また毒が欲しくなる。『つぶやく』という言葉を入れ替えると『やくぶつ』。鋭利な言葉には中毒性がある。気をつけたいな。
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忘年会で付き合い始めたカップルがいる。その彼女が言った「周りの男性が『何を言ってるか?』でなく『何を聞き取っているか?』を見ていたら 大切な人も見えてきた」という言葉は なかなか響きました。
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台本地獄の淵からプリンに手をのばしながら、むかし外国人に聞いた「ストレスが溜まったらデザートを食べればいい」を思い出す。ストレスが溜まる(STRESSED)のスペルをぷりんとひっくり返すとデザート(DESSERTS)になるからだとか。オシャレな格言だ。
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むかしの奥さんと再会して笑った。そろそろ誰かが言ってもいいよね。『言いたいことを何でも言える夫婦』ってのは理想だけど、まんま真似ないことだ。〝何でも言える二人〟をよくよく観察すると『言うべきことと 言わなくてもいいことが 分かってる夫婦』だから。
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ラクにいこうか。ボクが何をやっても嫌いな人は2割、ボクが何をやるかによって好きか嫌いになる人が6割、ボクがどんなヘマをしても ずっと好きでいてくれる人が2割。これが世界の比率、今後ずっとだとさ。ラクにいこうか。