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「好きな人と長く続くコツって何だと思う?」と聞かれたので、すぐ『きらい』ってスタンプを貼らず『ちがい』を楽しむ。『ずっと一緒』は可能で『ずっと同じ』は不可能。人はみんな変化するってことを受け入れることが出来たら ずっと一緒。と言ったらポカンとされたけど ホントそう思う。
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足に落ち葉がからまる冬の道。日本の街路樹に わざわざ掃除が必要な『落葉樹』が植えてあるのは『冬は 少しでも日差しを通行人に届けるため』『夏は 少しでも日差しから通行人を守るため』なんだよな。やさしいなぁ。
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さっき芸能プロの女社長さんが「見た目なんて、しょせん性格の入った袋ですよ」って言ってた。なるほどなぁ。いくらポテチの袋が素敵でも中身がマズけりゃ売れない。外見の美しさは目をひくけど、内面の美しさは心をひく。目を奪える時間は短く、心を奪えると長い。
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定期的に学生時代のトラウマを思い出すチキン野郎です。でも、脳は成功よりも失敗の方を記憶するもので。僕らが〝嫌な気持ち〟になるのは 同じパターンの〝嫌なこと〟に出くわした時のリスク回避のため。生存技術を上げるために定期的に嫌な気持ちになるんだとさ。悪くないね、おいでやす嫌な気分。
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若い子が上司に怒られ萎縮している。「ハッキリ言えよ!」と口にする人の言葉が みんな「スッキリするまで言って」になればいいのに。
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番組のメイクさんが転職して田舎に帰った。以前「最近メイクのノリが悪い」と言ったタレントに彼女が言った「メイクの前に〝メイク〟ですよ。メソメソしない、イライラしない、クヨクヨしない生活」は今までも胸の奥を保湿してます。お元気で。
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GW前になると わざわざ「あんなとこ行くの?もっと金出せばいい所あるって」と品評してくる人がいるんだけど、自分の選択に『価値』を持ってる人は金や場所じゃないんだよ。自分より金の方が価値があると思ってる人は 金額の上下こそ価値だと思ってるフシがあるんだよ。
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地元からカープが優勝した広島の街の動画が届き、若い子もオバさまも過保護のカホコみたいに走ってる異様な光景に笑った。
よいライバルの よいプレーがあったからこそ自分が応援するチームのよい優勝が完成するもの。全チームへの敬意を忘れないプロ野球ファンでもありたいな。
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スマホをいじっていて、人生はスマホみたいなもんだと思った。みんな持ってるけど使ったことない機能や能力がたくさんある。毎日、時間あるときに、ぼちぼち、ポチポチして使いこなせるようになればいい。気持ちの主電源は落とさぬように。
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台本地獄の淵からプリンに手をのばしながら、むかし外国人に聞いた「ストレスが溜まったらデザートを食べればいい」を思い出す。ストレスが溜まる(STRESSED)のスペルをぷりんとひっくり返すとデザート(DESSERTS)になるからだとか。オシャレな格言だ。
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個人情報が重視されてるのに日本人の家の前に『表札』があるのは不思議だ という外国人に「約100年前の震災(関東大震災)のとき、家族や親友の消息を尋ねたり 自分の無事を知らせるために 誰からともなく表札を掲げ、それが日本全国に広がったんだよ」と伝えたら すごく感動していました。
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帰宅ラッシュの電車内。人生は3つの〝ぼう〟「辛抱」「希望」「人望」の3つの〝棒〟を立てるシンプルなゲームだが 「貧乏」「失望」「寝坊」「ケチん坊」などの棒がニョキニョキ出てきて邪魔をする。かなりのクソゲーだけど 立てた3つの棒にはキレイな花が咲く。 と、つらつら妄想。
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同じ独身男が「独りはみじめだろ?」と同調を求めてきた。悪いけど こっちは独りの時間も楽しいし、帰り道にパイプユニッシュとかマイペットとか買うのも好きなのよ。忘れちゃいけないのは「独り=みじめ」って思い込みと、自分で みじめなキャラを演じることが一番みじめってこと。
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たまに「わ」の中から外に出てみるのもいいね。 居心地よい「輪の中」から「和の中」から「話の中」から。出てみたら世界がチョット変わる。んで 本当の友達なら またいつ加わっても輪も和も話も変わらないのが経験則。
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むかし広島で『日本一生徒の多い小学校』に通っていた。先日 その母校から〝創立50周年の寄稿文〟を頼まれたので「日本一なら ビックリするような卒業生とかもいるんですか?」と聞くと「モーリーロバートソン、佐村河内守です」と即答され 日本一のポテンシャルを知りました。
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質問された日本人が発する3大言葉は「あー」「まー」「えー」らしい。選挙特番で池上さんの質問に「あー 、まー、えー」を連発する政治家が多い中、小泉進次郎は「あ ま え(甘え)」が出ない。このあたりも人気のヒミツか。明日の職場は〝あまえ”に気をつけてみようかな。
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あるタレントさんがツイッターに飛んでくるナイフみたいな言葉に胸を痛めていた。僕らは 一度〝毒〟を口にして注目されると また毒が欲しくなる。『つぶやく』という言葉を入れ替えると『やくぶつ』。鋭利な言葉には中毒性がある。気をつけたいな。
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ピーンと張った糸ほど切れやすいもので。恋人とか親とか友達とか『かたい絆』だと思っていればいるほど 切れやすいし キレやすくなっちゃう。「絆の糸はゆるむし ゆるめるもの」と考えているほうがラクだし強かったりしますね。